レース回顧

 

 
最内枠からクロコスミアがダッシュ良くハナへ。シンハライトは後方、ジュエラーは先行集団に取り付く。1000mの通過タイムは59.9秒。直線に入ってもクロコスミアの先頭は変わらず、シンハライトは後方から徐々に追い出しを開始する。ジュエラーは追っても全く伸びず、シンハライトも少しモタモタしている様子。残り200mでもクロコスミアが十分なリードを保っていたが、ここからシンハライトが強烈な追い込みで外から一気に伸びてくる。クロコスミアも粘ったが、最後の最後でシンハライトが並んでゴール。写真判定の結果、シンハライトがハナ差制して優勝した。
 

別次元の末脚を武器に二冠制覇へ視界良好!!

 
シンハライト(牝3歳)

シンハライト(牝3歳)

父:ディープインパクト
母:シンハリーズ
母の父:シングスピール
調教師:石坂正(栗東)
via google imghp
 
スタートを決めて後方5番手を追走。勝負所で進出を始めるが、鞍上の池添謙一騎手は「3コーナーでポジションを取りに行ったら他馬にぶつけられて外に振られて考えていたよりも一列後ろになってしまった」と若干の誤算が生じた。それでも直線でエンジンがかかると、他馬が重い馬場に苦戦する中で、シンハライトは異次元の上り33秒7をマークして先行集団を一気にのみ込んだ。鞍上は「坂を上がり切った時点で”勝てる”と思いましたが、終わってみればギリギリでしたね」と安堵の表情。着差は僅かだったが、きっちり勝ち切る勝負強さがこのコンビの最大の持ち味だろう。まずは本番の秋華賞まで順調に進んでもらいたい。
 

レース結果を振り返ってのベスト予想

 
◎シンハライト
◯ジュエラー
△カイザーバル
△レッドアヴァンセ
×アットザシーサイド
×アドマイヤリード
×クィーンズベスト
×デンコウアンジュ
×ラベンダーヴァレイ
 
このレースは実績・能力的にシンハライトとジュエラーの2強対決と考えるのがベスト。本命はオークス馬のシンハライト。対抗に骨折休養明けだが、自力は高いジュエラー。単穴は無しで、連下に阪神実績のあるカイザーバルと前走から大幅に馬体重を増やしてきたレッドアヴァンセ。あとは展開次第で馬券に食い込みそうな5頭を入れる。結果的に2着に入ったクロコスミアは重賞で3着2回の好走実績があるが、近走のパフォーマンスを見ると手が出しづらい。
 

全着順

 
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 単勝オッズ
1 7 シンハライト 54.0 池添謙一 113.3 1:46.7(重) 1.6
2 1 クロコスミア 54.0 岩田康誠 98.0 ハナ 77.6
3 3 カイザーバル 54.0 四位洋文 100.0 1/2 × 20.8
4 12 デンコウアンジュ 54.0 内田博幸 101.3 1.3/4 28.2
5 4 アットザシーサイド 54.0 福永祐一 105.3 3 × 15.7
6 9 フロムマイハート 54.0 和田竜二 90.0 1/2 40.7
7 13 アドマイヤリード 54.0 C.ルメール 100.0 1.1/4 × 19.3
8 5 レッドアヴァンセ 54.0 武豊 101.0 クビ 16.1
9 11 フォールインラブ 54.0 古川吉洋 94.0 1.1/4 86.3
10 14 クリノサンスーシ 54.0 幸英明 90.0 アタマ 420.4
11 6 ジュエラー 54.0 M.デムーロ 109.0 1.1/4 3.7
12 10 バレエダンサー 54.0 松若風馬 97.0 1.3/4 265.6
13 8 クィーンズベスト 54.0 藤岡康太 96.7 ハナ 26.6
14 15 ラベンダーヴァレイ 54.0 浜中俊 103.0 3.1/2 38.6
15 2 (地)ヘイチハピネス 54.0 藤原幹生 90.0 8 1193.8


 

配当&本印予想結果

 
馬単予想 ⑦→⑤⑥ 不的中
単勝 7 160円 枠連 1-4 4,950円
複勝 7 110円 ワイド 1-7 2,030円
1 880円 3-7 560円
3 370円 1-3 10,650円
馬連 1-7 7,430円 馬単 7→1 11,020円
三連複 1-3-7 24,210円 三連単 7→1→3 105,940円


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