独自予想

 

◎アドマイヤリード

 
アドマイヤリード 牝4歳

アドマイヤリード 牝4歳

父馬:ステイゴールド
母馬:ベルアリュールⅡ
母父:Numerous
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:近藤利一

通算成績:12戦4勝(4-2-0-6)
主な勝鞍:2016年飛鳥Sなど
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現在2連勝中のアドマイヤリード。そのいずれもが他馬を圧倒する驚異的な末脚で快勝し、ようやく本格化の兆しを見せて来た。デビューから大物相手に対等な戦いを繰り広げその素質は一級品だったが、メンタル面から来る不安定さがここに来て無くなって来たのが要因だろう。幸い、週末は雨模様で馬場が悪くなるのはキレ味を削がれない同馬にとっては好材料。鞍上にルメールを配し陣営の本気モードが窺い知れるだけにここはズバッと本命に推したい。
 

◯クイーンズリング

 
クイーンズリング 牝5歳

クイーンズリング 牝5歳

父馬:マンハッタンカフェ
母馬:アクアリング
母父:Anabaa
所属:吉村圭司厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム(白老町)
馬主:吉田千津

通算成績:14戦6勝 (6-2-0-6)
主な勝鞍:2017年エリザベス女王杯、京都牝馬S、府中牝馬S、2016年フィリーズレビューなど
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昨年のエリザベス女王杯勝ち馬クイーンズリング。3歳時はクラシック戦線で苦杯をなめ続けたが、古馬になって体質が強化され数を使える事でようやく覚醒した。その昨年も国内で崩れたのはヴィクトリアマイルのみと言う安定感。それに加え、重馬場で何度も構想している事も週末の馬場状態を考えれば非常に心強いポイントだ。休み明けで本当の目標は次のヴィクトリアマイルだろうが、それでも無様な競馬はしないだろう。デムーロ騎乗で勝ち切りまで想定の対抗印。
 

▲ミッキークイーン

 
ミッキークイーン 牝5歳

ミッキークイーン 牝5歳

父馬:ディープインパクト
母馬:ミュージカルウェイ
母父:Gold Away
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:野田みづき

通算成績:12戦4勝(4-5-1-2)
主な勝鞍:2015年オークス、秋華賞など
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昨年は結局未勝利に終わったミッキークイーン。それでも最低着順が有馬記念での5着と、ここでは断然力が違うと言わんばかりの堂々たる実績だ。しかし、今回が休み明けで2500mから一気の距離短縮、更に馬場状態が悪くなるのは基本的に同馬にとってはマイナス材料と判断。本来なら本命対抗にすべき実力馬だが、ここはメイチの仕上げで無い事も明らかであり印を1つ下げての単穴指名が妥当だろう。昨年と同じく、良くて終盤差して来ての2~3着か。
 

▲ジュールポレール

 
ジュールポレール 牝4歳

ジュールポレール 牝4歳

父馬:ディープインパクト
母馬:サマーナイトシティ
母父:エリシオ
所属:西園正都厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム(白老町)
馬主:G1レーシング

通算成績:8戦4勝 (4-2-0-2)
主な勝鞍:2017年うずしおSなど
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3連勝中の上がり馬ジュールポレール。前走のうずしおSでは直線内から上がり32秒台の脚で突き抜けた競馬は圧巻の内容だった。今回と同舞台での勝ち上がりはアドバンテージを感じるし、何より前々走では今回本命のアドマイヤリードを完封している点も非常に価値が高い。条件戦からいきなりのGⅡにして骨っぽいメンバーが相手となるも、今の勢いなら一気に突破してもおかしくない筈。先にGⅠを制した絶好調の幸騎手のエスコートにも期待したい。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:105.0

 
ミッキークイーンとデニムアンドルビーが110以上で上位。デニムアンドルビーはさすがに距離的に短いように感じるがコース相性も考えると悪くないか。クイーンズリングとタッチングスピーチまでが105を超えているがタッチングスピーチは安定感ないので中心としてはミッキークイーンとクイーンズリングから手広くが理想だろう。それ以外の馬は大混戦だろう。
 
 
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 大川 小野寺 田中 予想オッズ
1 ウエスタンレベッカ 牝7 54.0 高倉稜 90.0 645.5
2 クリノラホール 牝4 54.0 北村友一 96.5 × 99.7
3 クイーンズリング 牝5 56.0 M.デムーロ 107.7 3.0
4 クロコスミア 牝4 54.0 松若風馬 99.0 33.2
5 トーセンビクトリー 牝5 54.0 武豊 100.5 × 8.0
6 ミッキークイーン 牝5 55.0 浜中俊 112.1 2.3
7 メイショウマンボ 牝5 55.0 小牧太 97.7 154.3
8 ジュールポレール 牝4 54.0 幸英明 100.0 14.8
9 タッチングスピーチ 牝5 54.0 和田竜二 106.0 × 28.4
10 ヒルノマテーラ牝6 54.0 四位洋文 100.0 126.0
11 アットザシーサイド 牝4 54.0 福永祐一 102.5 × × 19.3
12 デンコウアンジュ 牝4 54.0 蛯名正義 100.8 79.1
13 エテルナミノル 牝4 54.0 池添謙一 97.0 260.9
14 ダンツキャンサー 牝6 54.0 藤岡佑介 98.1 681.4
15 デニムアンドルビー 牝7 54.0 藤岡康太 110.3 15.7
16 アドマイヤリード 牝4 54.0 C.ルメール 100.0 6.0


 

編集部内の見解

 
本命ミッキークイーンは絶対の信頼。対抗クイーンズリングも昨年の安定感は抜群。コレ以外考えられない。地力を考えるとデニムアンドルビーを一応単穴で。連勝のアドマイヤリード、ジュールポレールもそれなりだろうがこの上位より上は考えづらい。荒れ過ぎなければこれでいけるはず。(大川)
 
◎は3連勝中の上がり馬ジュールポレール。能力は重賞常連組にも引けを取らないはずだし先行できるのも強み。◯はようやく本格化したアドマイヤリード。当日馬場が渋れば尚更良い。▲トーセンビクトリーは重賞を制した勢いと血統力を買う。GⅠ馬ミッキークイーンとクイーンズリングはさすがに外せないが、今回は新興勢力に期待。(小野寺)
 
本命はアドマイヤリード。実力的にはミッキークイーン、クイーンズリングが頭一つ抜けているが、あくまでも目標は次のヴィクトリアマイルだろう。そう言う点でしっかりと年明けから順調に使われている点と得意の重馬場適正を活かしてここは勝ち切りまで考えたい。馬場状態を考えて対抗にクイーンズリング、単穴にトーセンビクトリーと優先順位を決定。後は連下候補に適当な数頭をピックアップして中波乱が当たればラッキー的な展望。(田中)

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