ファレノプシス(牝21歳)

ファレノプシス(牝21歳)

父:ブライアンズタイム
母:キャットクイル
母父:Storm Cat
所属:浜田光正厩舎(栗東)
馬主:ノースヒルズマネジメント
生産者:マエコウファーム
通算成績:16戦7勝
主な勝鞍:桜花賞・秋華賞・エリザベス女王杯
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母キャットクイルの初年度産駒で、G1・3勝のファレノプシスがくも膜下出血のため21歳で亡くなった。
 
「生産馬として初のG1優勝を成し遂げてくれたファレノプシスが亡くなり、とても寂しく残念に思っています。彼女は『胡蝶蘭』という名の通り、現役を退いて母となってからも、美しく気品にあふれていました。当歳の産駒も誕生しておりますので、未来に夢をつないでくれると信じています。」 ノースヒルズ代表・前田幸治氏
 

ファレノプシスのG1制覇

 

1998年桜花賞

 

1着:ファレノプシス(武豊)
2着:ロンドンブリッジ(松永幹)
3着:エアデジャヴー(横山典)
4着:ロッチラヴウインク(角田)
5着:マックスキャンドゥ(蛯名)
 
前走のチューリップ賞(4着)での騎乗ミスが指摘され、デビューから手綱を取っていた石山繁が降板、この桜花賞から新コンビに武豊騎手を迎えた。
チューリップ賞での負けが影響したせいか、3番人気に評価を落としたが、レースでは中団から逃げるロンドンブリッジを交わして優勝。ノースヒルズの代表である前田幸治氏は念願のG1初制覇を達成した。
 

1998年秋華賞

 

1着:ファレノプシス(武豊)
2着:ナリタルナパーク(佐藤哲)
3着:エアデジャヴー(横山典)
4着:エガオヲミセテ(四位)
5着:バプティスタ(岡部)
 
二冠がかかったオークスでは後方一気で追い込むも、エリモエクセルとエアデジャヴーを捕らえられず3着に敗戦。牝馬クラシックの最終戦・秋華賞では2番人気に推され、オークスとは一転してまさかの先行策で押し切り、見事に牝馬二冠を達成した。
 

2000年エリザベス女王杯

 

1着:ファレノプシス(松永幹)
2着:フサイチエアデール(横山典)
3着:エイダイクイン(二本柳)
4着:トゥザヴィクトリー(四位)
5着:シルクプリマドンナ(藤田)
 
松永幹夫騎手とのコンビで挑んだラストランのエリザベス女王杯は、トゥザヴィクトリーが逃げる展開のなか5番手を追走、最終コーナーで徐々にペースを上げると、最後の直線で粘るフサイチエアデールをゴール手前で交わして半馬身差つけて優勝した。秋華賞以来約2年ぶりの勝利でこのレースを最後に現役を引退。
 

姉の無念は弟のキズナが晴らす

 
キズナ(牡6歳)

キズナ(牡6歳)

父:ディープインパクト
母:キャットクイル
母父:Storm Cat
所属:佐々木晶三厩舎(栗東)
馬主:前田晋二
生産者:ノースヒルズ
主な勝鞍:日本ダービー
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ファレノプシスは引退後に繁殖牝馬として第2の人生を歩んでいたが、残念ながら大舞台での活躍馬を輩出することができなかった。
しかし、”ディープインパクトの後継種牡馬”として期待が高い半弟のキズナがこれからの日本競馬を牽引していってくれるに違いない。姉が果たせなかったキャットクイル一族の夢は弟のキズナにかかっている。

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