現地時間6日、アメリカのデルマー競馬場で<ブリーダーズカップ フィリー&メアターフ>(GI・3歳上牝・芝2200m)と<ブリーダーズカップ ディスタフ>(GI・3歳上牝・ダ1800m)が行われ、日本馬であるラヴズオンリーユー(川田将雅騎手騎乗)とマルシュロレーヌ(O.マーフィー騎手騎乗)がそれぞれ優勝しました。

 勝ちタイムは、ラヴズオンリーユーが2分13秒87(良)、マルシュロレーヌが1分47秒67(良)。


 ラヴズオンリーユーは日本調教馬として初のブリーダーズカップ制覇、マルシュロレーヌは日本調教馬として初の海外国際ダートGI制覇という、偉業をなしとげました。


 また、勝った2頭とも栗東・矢作芳人厩舎の馬で、矢作師は「アメリカ最大の競馬の祭典で、日本の競馬の力を見せることができて良かったです」と喜びを語りました。


・ラヴズオンリーユー(牝5歳、栗東・矢作芳人)

父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー、その父Storm Cat。今回でGI・3勝目を飾りました。

・マルシュロレーヌ(牝5歳、栗東・矢作芳人)

父オルフェーヴル、母ヴィートマルシェ、その父フレンチデイピュティ。これまで日本基準の重賞(Jpnグレード)での優勝経験しかなく、今回が初めて国際基準の重賞(Gグレード)での優勝となりました。

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