福永無双始まる

 
福永祐一騎手

福永祐一騎手

生年月日:1976年12月9日
身長体重:160cm/52kg
血液正座:B型/射手座
初免許年:1996年
出身所属:滋賀/栗東
所属厩舎:フリー

通算勝利:1890勝
GⅠ勝利:18勝
重賞勝利:118勝(中央のみ)
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遂に今年の福永無双が始まった。

元より安定感のある勝ち星の積み上げに定評がある様だが、個人的な印象としては一度火が点いたら噴火状態になり誰も手が付けられない騎手というイメージが強い。

事実、例年は夏の主戦場としていた小倉競馬を中心に勝利数を大量生産して好調のまま秋競馬に入っていた。それが、今年に限っては約1ヶ月前の中京競馬からブレイクとなった様である。
 

6日間で54戦19勝

 
その中京での6日開催での内訳がこちら。

・54戦19勝、2着4回、3着2回、着外29回

…19勝というのも驚きだが、それよりも2着と3着の少なさの方が地味に凄い。普段、「2着付け」や「いつもの3着」と詰めの甘さを理由に2ちゃんねるなどの掲示板で叩かれている印象の福永騎手だが、この数字を見てはネット住人もぐうの音すら出ないのではないだろうか。

勝率は何と0.351という奇跡の数値を叩き出し、見事中京リーディングにも輝いた。あっぱれ、恐るべし。
 

単勝の回収率が260%オーバー

 
これだけのトップジョッキーとなるとガチガチの1番人気ばかりに乗っているイメージだが、今回のデータ内で見ると勝利時の平均が3.2人気とそこまで低くない。中には7・11番人気などでの大穴で勝利しているケースもありコンスタントに高配当も演出してくれる優良なジョッキーとなる。

単純計算だが、この3週の騎乗レースを全て単勝で買い続けたとすると…何と回収率は260%超えとリーディング上位騎手にしては驚異的な数字だ。
 

「コネ永」は卒業??

 
昔の対談でも自身でこう語っている

昔の対談でも自身でこう語っている

非常に周囲の反応などを気にする性格だそうで、岩田騎手との対談番組でも「ネットなどをたまにチェックしている」とコメント。

また、「父・洋一氏のコネクションで勝たせてもらっている」といった誹謗・中傷的な意見も把握している様で、その事についても自身の考え方を言及していたのが印象的だった。
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午前中に馬場の下見をする福永騎手

午前中に馬場の下見をする福永騎手

中京競馬場の午前9時頃、芝コースに福永騎手の姿はあった(画像は別日のものです)。

普段から芝コースの下見には余念を欠かさず、実際に歩いてはその日のレースのシミュレーションに役立てているのだとか。こういった地道な努力の積み重ねこそが、福永騎手の現在の活躍の原動力となっているのではないか。

決して、コネがどうとかエージェントの問題などの容易な理由ではない。
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筆者の意見をハッキリ言っておこう。

どれだけのコネがあろうとも、武豊騎手ですら6日で19勝というのはなかなか難しい芸当である(1節12勝という記録は残しているが…)。

今回の福永騎手の活躍を見る辺り、中京競馬場のコース性質を熟知している様な感じだった。馬の位置取りがまさに1頭だけ独特の進路を走っており、毎レース観戦する度に「福永ロード」らしき道筋が確かに見えていたのである。事実、そこを通っては他馬と全く違う脚色で伸びて来ているからこそ19勝という記録を残せたのだ。
 

ホリプロとマネジメント契約

 
7月から夫人も所属するホリプロ所属に

7月から夫人も所属するホリプロ所属に

常々、「競馬をもっと大衆的なものにして行きたい」と語っている福永騎手。

某サイトのコラムで、競馬をよく知らない人でも楽しんでもらえるような視線で物事を語っているのが印象に残っている。自身の立場をよく理解している様で、「競馬の普及にも力を入れて行きたい」という想いから今回のマネジメント契約に至ったのではないだろうか。

今後、お茶の間でも福永騎手の露出が増えるかも知れない。
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まとめ

 
とまぁ、何かと話題に事欠かない存在の福永騎手。

色んな意味でJRAの広告塔としての立ち位置を自ら買って出ておられる様な気がします。しかし、今回の固め打ちはこれまでのレベルを遥かに超えるものでした。それだけ、自身の技術自体が底上げされているのではないでしょうか。

最近のレースぶりを見ても、逃げ・先行馬に乗った時の安定感は抜群ですし、かと言って後方からの競馬でもしっかりと騎乗馬の脚を余す事なく馬券圏内に食い込んで来ます。

ルメールやデムーロといった外国人騎手の参入でリーディングの座も危ぶまれましたが、これなら戸崎騎手と共に日本人騎手の台頭もまだまだ楽しめそうですね。

昨年末の落馬がかなり重症の様でしたので、今後はケガなく公私共にこれまで以上の活躍をして頂きたいと思います。

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