カネヒキリ

カネヒキリ

生年:2002年2月26日
父馬:フジキセキ
母馬:ライフアウトゼア
母父:Deputy Minister
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
馬主:金子真人HD
生産:ノーザンファーム(早来町)

通算成績:23戦12勝(12-5-1-5)
獲得賞金:約8億1500万円
主な勝鞍:ジャパンカップダート、フェブラリーS、川崎記念など
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現役時代、デビュー直後の芝では成績がふるわなかったがダート戦に変わってから怒涛の快進撃を見せた。クラシック戦線を諦め砂に舞台を移してからの勢いは凄まじく、各GⅠを総ナメにしてJRAの最優秀ダート馬にも輝く。中央・地方合わせてGⅠを計7勝を挙げ、また馬主と主戦騎手が同じ事から「砂のディープインパクト」の呼び名で親しまれた偉大なる競走馬だった。
 

故障する不運とカムバック

 
3~4歳時に無双の活躍を見せ、海外遠征にも挑戦。ドバイワールドカップでは4着と惜敗するも、帰国後の巻き返しという時に重度の屈腱炎を患ってしまう。幹細胞移植手術を受け約1年4ヶ月もの長期休養を余儀なくされるが、復帰してからもGⅠを3勝もする不屈の精神の持ち主だった。息の長い活躍をし、2011年に引退。その後は種牡馬となり2014年に産駒がデビューしていた。これから更に期待されていただけに、今回の死は牧場関係者にとっても非常に残念なニュースだろう。
 

2008年12月7日・ジャパンカップダート(GⅠ)

1着:カネヒキリ(ルメール)
2着:メイショウトウコン(藤田)
3着:ヴァーミリアン(武豊)

前走武蔵野Sで06年の帝王賞以来、1年半の休養明け9着敗退からの巻き返し。普通であれば引退していてもおかしくない程のケガから立ち直り、この後も安定した成績を残す精神力は見事のひと言でしかない。
 

主な産駒

 
テイエムグンカン

テイエムグンカン

父馬:カネヒキリ
母馬:ケージービューティー
母父:Private Account
所属:木原一良厩舎(栗東)

通算成績:8戦3勝(3-1-0-4)
主な勝鞍:愛宕特別など
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キングノヨアケ

キングノヨアケ

父馬:カネヒキリ
母馬:ナンヨーナイト
母父:クロフネ
所属:相沢郁厩舎(美浦)

通算成績:18戦4勝(4-1-0-13)
主な勝鞍:北山Sなど
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ミツバ

ミツバ

父馬:カネヒキリ
母馬:セントクリスマス
母父:コマンダーインチーフ
所属:加用正厩舎(栗東)

通算成績:20戦3勝(3-4-4-9)
主な勝鞍:赤穂特別など
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マカヒキが弔う

 
マカヒキが日本ダービーを制する

マカヒキが日本ダービーを制する

2016年5月29日・日本ダービー(GⅠ)

1着:マカヒキ(川田)
2着:サトノダイヤモンド(ルメール)
3着:ディーマジェスティ(蛯名)

同オーナー・金子真人氏所有のマカヒキが、カネヒキリ死亡の訃報を聞いたかどうかは分からないがタイミング的にバッチリだった。しかも、この日のダービーは脅威の4頭出しで金子真人氏のヒキの強さが伺い知れる。
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2016年のダービーも結局は金子真人一色だった。ディープインパクト、キングカメハメハに続き同オーナーは3回目の制覇で、今回は特にマカヒキ・マウントロブソン・イモータル・プロディガルサンと4頭出しのとてつもない強運を見せつけた。カネヒキリ死亡の報せを聞いた直後に日本ダービー勝利の吉報…この人のヒキの強さはちょっとやそっとの問題ではない。
 

まとめ

 
カネヒキリ→マカヒキという、金子氏トレンドのハワイ語が由来のネーミングもだいぶ板について来た。聞き慣れない所もありアパパネあたりの時は個人的に好きではなかったが、ここまで活躍馬が多くなると面白いもので逆に馴染みさえ覚えてくる。

カネヒキリの後継者は産駒を見渡すかぎり難しいとは思うが、その他ハワイアン溢れる名前の競走馬達がどんどん走って行くとは思うので、カネヒキリも安心して天国へ飛び立って欲しい。

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