ウムブルフ|土曜中山10R|湾岸S
名門・堀厩舎が送り出す期待の素質馬ウムブルフが年明け2戦目で変わり身を見せてキャリア4勝目。昨年の菊花賞以来となった前走は2番人気に支持されながらも7着に敗れたが、今回はたたき2戦目で距離短縮も上手く嵌った。ディープインパクト産駒ながら重馬場にもきっちりと対応できたあたりは母方の欧州血統が強く出ているからだろう。3歳時の昨年は京成杯で1番人気に支持された逸材で、見事にOP入りを果たした今年は昨年以上の活躍が期待される。
エスティタート|土曜阪神10R|心斎橋S
前走の京都牝馬Sで4着に健闘したエスティタートが地力の違いを見せてキャリア4勝目。内枠発走から道中はインベタの4番手を追走し、直線では残り200mを過ぎたところで先頭に立つと、後続の追撃を凌いでそのままゴール。雨が降りしきる中でパワーを要する重馬場と過酷なコンディションだったが、そこはデキの良さで難なく克服した。もしパンパンの良馬場であれば着差はさらに広がっていたはずで、OP入りを果たした次走は再び注目したい。
エクラミレネール|日曜中山10R|隅田川特別
軽ハンデを味方につけたエクラミレネールが後続を7馬身突き離してキャリア3勝目。レースは好スタートから2番手に取り付くと、直線早め先頭からそのまま押し切って快勝。他馬が大量の水分の含んだ馬場に苦戦する中、一頭だけ軽いフットワークで全く苦にしなかった。中山マイルは牝馬ながらニュージーランドTで3着に奮闘した得意の舞台。前日の雨もあって今回は陣営の希望通りの荒れた馬場になったのが大きかった。次走は良馬場でどこまでやれるか。
ショコラブラン|日曜中山11R|京葉S
新コンビに戸崎圭太騎手を配したショコラブランが昇級初戦を制してキャリア6勝目。道中は中団の7番手を追走し、直線で外から脚を伸ばして先行勢の叩き合いを交わして先頭に立つと、後方から追い込んできたトキノゲンジの猛追をクビ差凌いだ。これで前走の準OPに続いて2連勝。半兄にゴールデンチケット、ロワジャルダンといったダート重賞勝ち馬がおり、今後の活躍が期待される。
母:ウミラージ
母父:Monsun
調教師:堀宣行(美浦)
馬主:社台レースホース
生産者:社台ファーム
通算成績:11戦4勝