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中山競馬場・芝2000mのスタート&ゴール地点。
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コースの見解

 
スタート直後に中山名物の急坂が控えているので、自然と流れは落ち着きすぐに隊列は決まりやすい。そこを超えて2コーナーに差し掛かった辺りから坂の下りが長く続き、そのままの勢いで前半の1000mを迎える為、平均かそれよりやや速めのペースでレースは進む。かと言って、余程のハイペースにならない限りは前も止まらないので基本的には先行・差しが有利のコース。小回りでカーブがキツく外を回らされる追込み馬はロスが大きい。そのコーナーを4回走る分、実質的に内枠が有利となる計算だ。
 

タイム・ラップの見解

 
オープンクラスで2分前後の決着が多く、上がりはおおよそ35秒前後平均を計測。上のクラス行けば行くほど、淀みの無い流れでレースは運ぶ。やはり、キレるタイプの馬よりも惰性で伸び続ける持久力型の渋とい馬が台頭しやすい。但し、2014年末に大規模な馬場改修工事を行った影響で、上がりだけの競馬も顕著に見られる様になって来ている。あくまで参考程度にして、これからのレースをより具体的に抽出して行きたい。
 

血統の見解

 
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今や押しも押されぬリーディングサイアーのディープインパクト。中山の芝は唯一の敗戦を喫してはいるものの、皐月賞・有馬記念で強い競馬をしており得意コースのひとつでもある。
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【ディープインパクト】‥勝利数では断トツでディープインパクト。圧倒的に産駒数も多くトップの座は当然の事だが、ほとんどがオープン以下での低いクラスで稼いだものだろう。コース見解でも触れたが「キレるタイプ」の馬が多く本質的に中山の芝は向いていない。現に皐月賞も未だ勝利無し。馬場が湿ると極端に来なくなるので、パワーを求められる勝負を含めた重賞以上のレースでは強気で攻められないのも事実。が、前述の工事により馬場の質が大きく変わった事により、幾分はディープインパクト産駒向きの競馬も多くなったのは好材料のひとつだろう。
 
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当コースの特注血統・ハーツクライ。先のディープインパクトが唯一敗れた有馬記念の優勝馬だ。その血は脈々と受け継がれており、人気以上に活躍する傾向が強い。
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【ハーツクライ】‥ディープインパクト以外だと、ハーツクライが一番の注目血統か。スピード・パワーを共に兼ね備えた産駒が多く、またスタミナも豊富で底力が要求される展開の際に浮上する。DNAの影響か、余り人気も集まりにくく単複の回収値はズバ抜けて高い。軸というよりは連下の穴候補に入れておきたい一頭だ。
 
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皐月賞・ダービーを制した2冠馬のメイショウサムソン。お父さん譲りの先行してしぶとく脚を伸ばすタイプの産駒が多い。また、荒れた馬場も得意とし力勝負は持って来いだ。古馬になってからも天皇賞を勝っており成長力もある。
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【メイショウサムソン】‥ハーツクライに負けず劣らずの好成績を残しているのがメイショウサムソン。ディープインパクト、ハーツクライより産駒数が少なくデータ的に比較するのが難しいが、それでも他の血統よりは突出した数字を叩き出している。初GIを制した舞台で子供たちの血が湧き踊るのだろうか。馬柱にこの名前を見つけたら注意したい。
 
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2014年に新種牡馬としてデビューしたハービンジャー。初年度からベルーフで京成杯を制するなど当コースでも優秀な成績を残しており、今後の産駒の活躍に期待される。
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【ハービンジャー】‥ヨーロッパのチャンピオンホース。欧州血統らしく、力の要る馬場でその本領を発揮する。が、本馬の瞬発力も十分産駒へ伝えており、ある程度のキレ勝負にも対応する。まだ産駒数が少なくサンプルとしての数字は物足りないが、それでも突筆して良い程に当コースでの活躍が著しい。
 

まとめ

 
総評として、中山の芝2000mは紛れが少なく実力通りの結果になりやすい。弥生賞や皐月賞を見ても分かる様に、歴代の名馬となり得る馬が顕著に活躍するコースだ。

重賞以下でも同様の事が言え、余程のハイ&スローペースや重、不良馬場といった他のファクターが重ならない限りは人気所を中心視した方が良いだろう。但し、その中でもすんなりと先行出来る器用な馬を主に狙って行きたい。極端に後ろから行く馬は少し割引き材料として見て構わない。

血統については、あくまでディープインパクトには逆らわず展開や脚質などを考慮し、その他のパワー&スタミナタイプの馬を積極的にヒモ候補として抑えて行けば良いのではないだろうか。

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