有馬記念を回避して年内休養が決定

 
今月2日の凱旋門賞で14着の大敗を喫したあと、帰国後はノーザンファーム天栄へ放牧に出されているダービー馬マカヒキの年内休養が管理する栗東・友道康夫調教師から発表された。当初は暮れのグランプリレース有馬記念への参戦が有力視されていたが、長旅の疲れなどを考慮して年内休養に至った模様。

また、4歳になって迎える来年は2月12日の京都記念(G2・京都芝2200m)から始動することも明らかにした。
 
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「年内には使いません。18日に馬の状態を確認してきましたが、馬体も518kgまで戻って元気です。凱旋門賞のレース自体のダメージはなかったんですが、輸送を含む様々な疲れもあったと思います。トレセンには年明けに戻して、京都記念での復帰を予定しています」
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春は国内?それとも海外?

 
京都記念で始動してからは来年からG1昇格が決まっている大阪杯(4月2日、阪神芝2000m)かドバイ国際競走(3月25日、メイダン)の2択で検討される模様。もしドバイ遠征となれば、シーマクラシック(芝2410m)またはターフ(芝1800m)のどちらかになる。
 
マカヒキ(牡3歳)

マカヒキ(牡3歳)

父:ディープインパクト
母:ウィキウィキ
母の父:フレンチデピュティ
 

来年は再び凱旋門賞へ

 
3歳シーズンをいち早く終えて心身共に英気を養うことが決まったマカヒキ。管理する友道調教師は来年も凱旋門賞へ参戦することに対して意欲を見せていることから、全ては春の結果にかかっていると言っても過言ではない。

まずは何事もなく無事に過ごすことが一番だが、復帰初戦の京都記念では格の違いを見せつけてもらいたい。そして、春G1を獲れれば再び凱旋門賞へ向けたローテーションも決まってくるだろう。

”ディープインパクトの再来”と言われるスターホースの更なる成長を期待して2月の戦線復帰を楽しみにしている。
 
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