土曜中京2R 3歳未勝利 芝2200m
◆ジェニアル(牡3歳)
父に日本の至宝ディープインパクト、母に仏オークスなどGⅠ3勝を挙げたサラフィナを持つジェニアルはセレクトセールにて1億6000万円の値で落札された高額馬で、デビュー前から大きな期待を寄せられていた一頭。当初は3週間前の阪神芝2400mを予定していたが、アクシデントで回避。その後は立て直しを図りここを目標に調整されてきた。当然ながら当日は1番人気が予想されるが、調教でもびっしり仕上げた感じはなく、あくまでも使いながらということだろう。逆に軽い仕上がりで勝つようならこの先の期待度は高くなる。
日曜中山4R 3歳新馬 ダート1800m
◆スターズインヘヴン(牝3歳)
2歳上の半兄センチュリオンは、キャリア5勝全てを中山ダート1800mで挙げているコース巧者。一族では初となるワークフォース産駒の本馬は、脚元の弱さからデビューがここまで遅れたものの、今ではその不安は全くなく初戦から態勢は整ったと言って良いだろう。管理する田村師は『体幹のしっかりした馬で、追い切りからいい走りを見せている』と秘めた能力を評価しており、兄が大得意としている舞台で妹も初陣を飾りたい。
日曜中山5R 3歳未勝利 芝2000m
◆バレッティ(牡3歳)
母ザレマは、2009年の京王杯AHを制した重賞ウイナーで、2歳上の全兄ミッキーオリビエも現役時代は4連勝でオープン入りを果たしており、血統の下地は十分に揃っている。当初は先週デビューの予定もあったが、より入念な調整を施すために1週スライドする形になった。その甲斐あって調教でも良い動きを見せており、初戦から態勢は十分に整った。あとは既走馬相手にどこまでやれるか。
月曜中山6R 3歳未勝利 芝1800m
◆エスコフィオン(牝3歳)
7歳上の半兄に2011年毎日王冠など重賞2勝を挙げたダークシャドウがいる血統。その兄は現役時代に天皇賞(秋)2着など幾度となくGⅠの舞台で好勝負を繰り広げてきたが、父がディープインパクトに変わった妹にはそれ以上の活躍が見込める。まずはデビュー戦での圧巻のパフォーマンスに期待したい。
まとめ
いよいよ今週で3歳世代による新馬戦が最後となる。残念ながら今週も出走が叶わなかった期待馬も多くおり、まずは無事にデビューできることを願っている。
そして、早いもので来月からは桜花賞を皮切りに熾烈なクラシックが幕を開ける。牝馬路線では、4戦無敗のソウルスターリングと目下3連勝中のアドマイヤミヤビ活躍が見もの。一方の牡馬路線は、未だに飛び抜けた馬が不在な状況で牝馬路線より混戦ムードが漂う。
とは言え、最近デビューした馬たちは、順調に行けばオークス、ダービー参戦の可能性は大いにあるわけで、新興勢力としてクラシック戦線を盛り上げてもらいたい。
そして、早いもので来月からは桜花賞を皮切りに熾烈なクラシックが幕を開ける。牝馬路線では、4戦無敗のソウルスターリングと目下3連勝中のアドマイヤミヤビ活躍が見もの。一方の牡馬路線は、未だに飛び抜けた馬が不在な状況で牝馬路線より混戦ムードが漂う。
とは言え、最近デビューした馬たちは、順調に行けばオークス、ダービー参戦の可能性は大いにあるわけで、新興勢力としてクラシック戦線を盛り上げてもらいたい。
母:サラフィナ
母父:Refuse To Bend
調教師:松永幹夫(栗東)
馬主:キーファーズ
生産者:社台ファーム
兄弟:サラフィナの2015(父:ヴィクトワールピサ)