レース映像

 

2016年7月6日 園田競馬7R

こちらが、そのレース映像。ゴール入線後、カメラは1着の馬を追いかける中、藤田菜七子騎手が騎乗していたクリノエベレスト号がカラ馬となって駆けて行っている映像が鮮明に映し出されている。
 
コース上でうずくまる藤田菜七子騎手

コース上でうずくまる藤田菜七子騎手

近寄るスタッフも心配そうに見守るが、足を負傷してしまいその場から動けなくなってしまっている。ゴール後とは言え、スピードの出ている馬からの落馬なのでかなり危険である。大事に至らなければ良いのだが…
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左下腿打撲の軽症

 
処置後、辛そうな表情で医務室を後にする藤田菜七子騎手

処置後、辛そうな表情で医務室を後にする藤田菜七子騎手

駐在する医師の診断によると、「左下腿(かたい)打撲」との事。

ふともも部分を打ち付けた様で、大きなケガではなかった様でひと安心である。途中、職員に抱えられながら移動したが、調整ルームの階段は自力で上がったそうで、その後病院へは向かわず美浦へ戻って行った。
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「関西の皆さん、ごめんなさい」

 
駆け付けた園田競馬のスタッフたち

駆け付けた園田競馬のスタッフたち

関係者によると、落馬直後に「痛い」と連呼するも、それ以上に自分の仕事を全う出来ず悔し涙を流していたと言う。

その後、広報を通じて、「楽しみにしてくれていた関西のファンの方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。全てのレースに騎乗できなかった事が残念です」と、謝罪のコメントを残している。
 

3ヶ月で3回の落馬

 
1度目の落馬

1度目の落馬

4月13日の船橋競馬・第10競走でハナリュウセイに騎乗するも発馬直後にバランスを崩し落馬。ただ、額の擦り傷のみで済みその後のレースも無事に騎乗した。
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2度目の落馬

2度目の落馬

4月23日の東京競馬・第1競走でエレナバレーに騎乗するも、4コーナー手前で前の馬に躓き騎乗馬共に転倒してしまう。こちらは、右上腕三頭筋を損傷しその後の6鞍は乗り替わりとなった。
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本格的な落馬は異常だが、その他にも大事にはならないケースでの落馬に近い映像もチラホラ見かける。以前の記事でも警鐘を鳴らしたが、恐らく瞬時のアクシデントに踏ん張りきれる脚力が伴っていない事が原因かと思われる。

今回のケースに関しても映像には映っていないが、入線後に1コーナーを曲がらず外に逃げようとした馬を制御しきれずにバランスを崩して落馬したとの事。予期せぬ動きを常に警戒しておかなければならない職業故、それが理由となると今後、騎乗毎の彼女自身にかかるプレッシャーは相当なものになるだろう。
 
馬とのツーショット映像

馬とのツーショット映像

正直、ここまで画になる女性騎手は他にいない。多くのファンがつくのも頷ける。実際、今回の園田競馬もかなり盛り上がった様で、彼女自身がもたらす経済効果は今後も大いに有益なのである。

勿論、藤田騎手自身の身を案じるべきなのだが、それ以上に今後のJRAの発展に必要不可欠な存在なので周りももっと様々な面でサポートしてあげて欲しい。
 
今回の落馬は本人にとってもかなりショックが大きかったのではないだろうか。

心的な部分でトラウマになったり、後遺症みたいなものが残らなければ良いのだが…個人的には、JRAか若しくは公的な機関が彼女の落馬について本格的に検証をし、具体的な原因の追求&改善策をきっちりと提案してあげてもらいたい。

さすがにこのスパンで落馬をしているのは、たまたまのレベルではない。もしこのまま放置する様であれば、近い将来同じ様な映像が映し出されるのは明白。その時に彼女が大怪我を負ってしまった、ではもう遅いのである。
 

まとめ

 
とまぁ、筆者の個人的な見解をつらつらと書き記したが、どんな騎手であろうが競馬ファンにとって「落馬」という響きはいつだって耳にしたくない言葉なのだ。それが、これからもっと活躍すべき若い有望なジョッキーの事なら尚更聞きたくない。

対策と言ってもさすがにレース中の事は本人たちに任せるしかないが、それでもそのリスクを軽減させる為の策は何かしらある様に思う。今回の事故をキッカケに、何処からか大きな動きが出てくる事を心から願っている。

一先ず、藤田菜七子騎手。お体をお大事に。早期回復をお祈り申し上げます。

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