漆黒のフラッシュからブチコ二世が誕生!!
先月26日に北海道安平町にあるノーザンファームにて、白毛で斑模様の姿をした牝馬が誕生した。
白毛ファミリーにニューフェイスが誕生しました。真っ白いお母さんにそっくりなお顔と白毛の体にブチ模様、黒い両耳とくるくるとカールしたたてがみが可愛らしい女の子です。
とても用心深い性格のようですが、お母さんのガードも万全です。お腹の下からこっそり覗き見してみたり、動きも仕草も親仔でそっくりです。
ノーザンファーム公式フェイスブックより
◆父エイシンフラッシュ
父は、2010年の日本ダービーと2012年の天皇賞(秋)を制したエイシンフラッシュ。漆黒の馬体を躍動させながら繰り出す強烈な末脚を武器に芝の中距離戦線で活躍した。エイシンフラッシュは2013年のジャパンカップ(10着)を最後に現役を引退し、翌年から種牡馬入り。同じ年に種牡馬となった馬は、オルフェーヴル、ロードカナロア、ノヴェリスト、ヘニーヒューズがおり、その初年度となる産駒たちは今年ようやくデビューを迎える。
そして何よりもエイシンフラッシュは、日本競馬では貴重なサンデーサイレンスの血が入っていない種牡馬として今後も重宝される見込みが高い。
そして何よりもエイシンフラッシュは、日本競馬では貴重なサンデーサイレンスの血が入っていない種牡馬として今後も重宝される見込みが高い。
◆母ブラマンジェ
一方の母ブラマンジェは、2012年11月にデビューを果たし、3戦未勝利のまま翌年5月に引退。引退後は繁殖牝馬となり、2015年に待望の初仔(父ヘニーヒューズ)が誕生した。2016年には、エイシンフラッシュとの仔を流産で亡くしてしまったが、再び交配され、先月26日に第2仔となる斑模様の牝馬を出産。
また、ブラマンジェの母であるシラユキヒメは、過去にホワイトベッセル、ユキチャン、マシュマロ、マーブルケーキ、ブチコ、シロニイといった個性豊かな白毛馬を輩出。特に半妹のブチコは、可愛らしい姿とは裏腹に気性的な危うさもあったが、全てにおいてファンの心を鷲掴みにし、アイドルホースとして人気を博した。
また、ブラマンジェの母であるシラユキヒメは、過去にホワイトベッセル、ユキチャン、マシュマロ、マーブルケーキ、ブチコ、シロニイといった個性豊かな白毛馬を輩出。特に半妹のブチコは、可愛らしい姿とは裏腹に気性的な危うさもあったが、全てにおいてファンの心を鷲掴みにし、アイドルホースとして人気を博した。
まとめ
漆黒の馬体が魅力のエイシンフラッシュからでさえも白毛馬が誕生するとは、シラユキヒメ一族の血がかなり濃く出た印象だ。
このブラマンジェの2017は芝かダートのどちらが主戦となるかはわからないが、どちらにせよブチコのようなアイドルホースになることは間違いない。まずは2019年秋に無事にデビューできるよう、大きくスクスクと育ってもらいたい。
このブラマンジェの2017は芝かダートのどちらが主戦となるかはわからないが、どちらにせよブチコのようなアイドルホースになることは間違いない。まずは2019年秋に無事にデビューできるよう、大きくスクスクと育ってもらいたい。