2017年シルクロードSの結果

 

2017年シルクロードSの動画

 

レース回顧

 
各馬一斉にきれいなスタート。取り分け好ダッシュを決めたソルヴェイグが押し出される様な形で先手を取る。更に人気のネロ、セイウンコウセイが続きレースは淡々と進むが、前半3ハロンは33秒9で馬場を考えればややハイペース。直線に入ってその先行勢が崩れる中、セイウンコウセイが奮闘して先頭に立ち粘り込み態勢に。しかし、後方でジッと脚を溜めていたディフェンディングチャンピオンのダンスディレクターが直線で一気に末脚を爆発させ、最後のひと伸びでかわしきっての貫禄勝ちだった。3着には先行勢のインをうまく追走したセカンドテーブルが入線。
 

勝ち馬ダンスディレクター

 
ダンスディレクター 牡7歳

ダンスディレクター 牡7歳

父馬:アルデバランⅡ
母馬:マザーリーフ
母父:サンデーサイレンス
所属:笹田和秀厩舎(栗東)
生産:藤原牧場(新ひだか町)
馬主:太田珠々子

通算成績:21戦7勝(7-6-1-7)
主な戦績:2016、2017年シルクロードSなど
via google imghp
 
終わってみれば圧巻の内容で連覇したダンスディレクター。よく考えるとこれまで戦って来たレースはいずれもGⅠ級のメンバー構成で、そのレベルが今回格段に下がったと思えばこの走りも頷ける。加えて、この2戦を見る限りでは武豊騎手との手も合っていそう。天才の手引きにより、更に覚醒した同馬がこの勢いそのままに高松宮記念で激走する可能性は大いに有り得る。そんな期待感を抱かされる程にシルクロードSの強さは際立っていた。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎ソルヴェイグ
◯ダンスディレクター
▲ネロ
▲セイウンコウセイ
▲ブランボヌール
×ラインスピリット
×セカンドテーブル
 

予想回顧

 
負けはしたものの、臨戦過程や斤量、枠などを考えてもソルヴェイグが最も本命に適した1頭と言う結論は間違いない。何を思ったかデムーロ騎手が逃げて自滅した形だが、次走これで人気を落とす様なら再度狙い目か。そして対抗に実績を重視してのダンスディレクター。少し多くなるが、単穴にネロ、セイウンコウセイと逆転の余地まであったブランボヌールの3頭を抜擢。ブランボヌールの大敗は全く予期しなかったが、故障などでなければこんな馬では無い筈。後は連下に先行してしぶといラインスピリットとセカンドテーブルを入れおけば完璧な予想だっただろう。
 

全着順結果

 
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 大川 小野寺 田中 単勝オッズ
1 7 ダンスディレクター 57.5 武豊 108.0 1:07.8(良) × 6.7
2 11 セイウンコウセイ 55.0 松田大作 106.0 クビ 7.0
3 9 セカンドテーブル 56.0 水口優也 100.8 1.1/2 × × 18.6
4 4 ヒルノデイバロー 54.0 四位洋文 101.0 クビ 23.6
5 1 ラインスピリット 56.0 森一馬 100.2 ハナ 11.4
6 5 ソルヴェイグ 54.0 M.デムーロ 101.8 1.1/2 3.8
7 3 アースソニック 56.0 古川吉洋 102.5 アタマ 89.3
8 8 ダイシンサンダー 55.0 幸英明 101.5 ハナ 72.1
9 6 ブラヴィッシモ 55.0 S.フォーリー 102.5 3/4 × 49.7
10 2 テイエムタイホー 56.0 池添謙一 101.6 ハナ 118.4
11 10 ネロ 57.5 浜中俊 104.6 1/2 3.0
12 13 カオスモス 54.0 武幸四郎 98.9 5 246.2
13 12 ブランボヌール 54.0 和田竜二 98.5 1.1/4 7.9


 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ⑤⑫-①⑦⑩⑪ 不的中
単勝 7 670円 枠連 5-7 600円
複勝 7 230円 ワイド 7-11 890円
11 250円 7-9 1,440円
9 400円 9-11 1,260円
馬連 7-11 2,270円 馬単 7→11 4,710円
三連複 7-9-11 7,860円 三連単 7→11→9 40,820円


 

【危険な人気馬結果】 ダンスディレクター→1着

 
昨年の秋に続けて1200m戦で後方からの競馬が続き、年齢的にもズブくなって追走に手間取る事が多くなっていた。1400mの方がレースがしやすいのだろうと言う判断の元、危険な人気馬に推奨したが結果はレースの上がりを約1秒上回る圧倒的なパフォーマンスで快勝。少し能力の絶対値を見誤っていた。しかし、展開が向いた感もあり事実として今回も後方待機には変わりなかった。この競馬を続ける以上は展開や馬場、コース次第では凡走も十分に考えられるので引き続き注意が必要。
 

【高配当穴馬結果】 ラインスピリット→5着、ブラヴィッシモ→9着

 
ラインスピリット 牡6歳

ラインスピリット 牡6歳

父馬:スウェプトオーヴァーボード
母馬:リボンストライプ
母父:トニービン
所属:松永昌博厩舎(栗東)
生産:藤原牧場(新ひだか町)
馬主:大澤繁昌

通算成績:32戦7勝(7-5-2-18)
主な戦績:2016年オパールSなど
via google imghp
 
ブラヴィッシモ 牡5歳

ブラヴィッシモ 牡5歳

父馬:Fastnet Rock
母馬:メイキアシー
母父:Sadler's Wells
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:25戦5勝(5-4-3-13)
主な戦績:2016年仲秋Sなど
via google imghp
 
結果的に大きく荒れはしなかったが、狙い目としては先行勢にしっかりと照準を絞るべきだったか。そう言う意味でラインスピリットはまだ良かったが、ブラヴィッシモは不正解の類。代わりにセカンドテーブルを入れておけばほぼ理想的な穴馬予想になったと思うと反省の点は多い。ラインスピリットも想像以上に後ろから競馬をする事になったが、森一馬騎手の『芝がハゲかかって馬が前に進もうとしなかった』とのレース後コメントを見ると、“最内枠だから経済コースを通れて有利”と言う単純な発想も見直さなければいけない。
 

編集部内の回顧

 
本命ブランボヌールは、3コーナーですでに怪しかった。こんな馬じゃないとおもうので怪我してなければ良いが。対抗ネロは前走の不良馬場での結果を過信しすぎた。反省。ダンスディレクターは地力的には上位だっただけにせめて△にはしないといけないと反省。この予想はダメだったなと。地力決着してるとおもうので反省だらけ。(大川)
 
◎ブランボヌールがまさかの最下位で大ショック。決して力負けではないはずだし立て直してほしい。◯ソルヴェイグは逃げて標的にされたのが痛かった。こちらも次回以降に期待。▲ダンスディレクターは斤量キツかったがやはり地力はある。近走復調気配だったし納得の結果。(小野寺)
 
本命のラインスピリットはまずまずの競馬で5着入線。本音を言えば1枠を活かし切ってもう少し前の位置で競馬をして欲しかった。そうすれば3着は間違いなかった筈。対抗のソルヴェイグはデムーロのテン乗りリスクをすっかり忘れていた。単穴ネロの不甲斐なさも想定内だったが、結果は想定外。連下の3頭もバラバラの着順で終わり、自らの予想に統一性の無さを思い知らされる結果となった。(田中)

関連記事

関連タグ

著者