アドミラブル|土曜阪神9R|アザレア賞
単勝オッズ1.9倍の断然人気を集めたアドミラブルが2番人気アドマイヤロブソンに3馬身差つけて快勝。スタート後は後方の外目を追走していたが、スローペースだったため向正面から徐々に進出して2番手へ浮上。直線では一気の加速力で後続を突き離し、最後は流す余裕の勝ちっぷりで未勝利から2連勝を飾った。昨年9月のデビュー戦は9着に敗れたが、喉を手術した2走は馬がガラッと変わった印象。次はダービートライアル・青葉賞(GⅡ)を目指すが、無事に本番へ進めれば面白い存在になる。
スマートアヴァロン|土曜阪神11R|コーラルS
断然人気スマートアヴァロンが格の違いを見せつけて快勝。スタート後は後方4、5番手で折り合いに専念。直線に入り勝負所で外に持ち出されると、一頭だけ次元の違う末脚で先行勢を一気に交わしてゴール。最後は抑える余裕のパフォーマンスで見事賞金加算に成功した。管理する西園師は「4コーナーで勝てると思った。直線で抜け出してソラを使っていたようにもっと能力はあると思う」と底を見せていないポテンシャルを評価。次はかきつばた記念(JpnⅢ)で重賞初制覇を狙う。
ダイワチャーチル|日曜中山7R|4歳上500万下
期待の若手・野中悠太郎騎手を背にしたダイワチャーチルが単勝オッズ1.7倍の断然人気に応えて7馬身差の圧勝。8頭立てのレースはスタート後に5番手を追走する展開。3コーナー過ぎから徐々に進出を始めると、4コーナーでは外から捲るように2番手へ浮上。直線に入っても脚色は鈍ることなく後続をグングン突き離してトップでゴール板を駆け抜けた。昨年は同条件で二桁着順を続けてきたが、今年に入ってからは4戦して一度も3着以内を外していないように地力強化が著しい。次が今後占う試金石になるが、是非ともこのコンビで重賞まで進んでもらいたい。
リゾネーター|日曜中山10R|伏竜S
目下2連勝中のリゾネーターが力の違いを見せつけて4馬身差の圧勝。スタート後は好位3番手を確保し、抑えきれない手応えのまま直線入り口で早くも先頭に立つと、鞍上のゴーサインに素早く反応。最後はメンバー最速の上がりを繰り出して後続を突き離した。デビューからコンビを組む木幡巧也騎手は「直線ではいい脚を使ってくれた。クラスが違う感じだった」とレースぶりを絶賛すれば、管理する牧師も「まだ緩い。これからまだまだ伸びる馬」と秘めたポテンシャルに太鼓判を押す。次走以降も注目したい一頭だ。
オールザゴー|日曜阪神10R|マーガレットS
オールザゴーが距離短縮に成功してキャリア3勝目を挙げた。レースはスタート後に後方2番手で末脚を溜める展開。直線半ばで先行勢に並ぶと、最後はゴール前の接戦から1馬身抜け出した。鞍上の内田博幸騎手は「短い距離が合っている。幅の広がる競馬ができたので今後が楽しみ」と期待を寄せるコメント。母アルーリングボイスは現役時代に芝の短距離で4勝したスプリンターで、本馬も母系の血が濃く出ている印象。今後は1600m以下で飛躍を期待したい。次は短期放牧を挟んでNHKマイルC(GⅠ)へ直行する予定。
まとめ
以上、4月第1週の結果を受けての次走注目馬5頭をピックアップ。
注目はダービー参戦へ大きく前進したアドミラブルだろう。今年の牡馬路線は例年になく混戦ムードが漂う。もし、ダービー出走が叶えばかなり面白い存在になるはずだ。
あとは伏竜Sを快勝したリゾネーター。今回はやや相手に恵まれた感じだが、秘めたポテンシャルは間違いなく本物。次が試金石の一戦になるが、そこは難なくクリアしてもらいたい。是非ともこのコンビでジャパンダートダービーへ。
注目はダービー参戦へ大きく前進したアドミラブルだろう。今年の牡馬路線は例年になく混戦ムードが漂う。もし、ダービー出走が叶えばかなり面白い存在になるはずだ。
あとは伏竜Sを快勝したリゾネーター。今回はやや相手に恵まれた感じだが、秘めたポテンシャルは間違いなく本物。次が試金石の一戦になるが、そこは難なくクリアしてもらいたい。是非ともこのコンビでジャパンダートダービーへ。
母:スカーレット
母父:シンボリクリスエス
調教師:音無秀孝(栗東)
馬主:近藤英子
生産者:ノーザンファーム
通算成績:3戦2勝