アンタレスS

 

アスカノロマン 凡走危険度 ★★★★☆ (想定3番人気)

 
アスカノロマン 牡6歳

アスカノロマン 牡6歳

父馬:アグネスデジタル
母馬:アスカノヒミコ
母父:タバスコキャット
所属:川村禎彦厩舎(栗東)
生産:新冠タガノファーム(新冠町)
馬主:豊田智郎

通算成績:29戦7勝 (7-4-3-15)
主な戦績:2016年東海S、平安Sなど
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不安要素

 
前走のマーチSは早め先頭から直線半ばまで残ってあわやの惜しい競馬。復調の兆しが見えたかに思えたが、レース内容からしてあの前残りの有利な展開にも関わらず押し切れなかったのはかなり痛い。全体的に能力のピークが過ぎているのではないかと予想する。しかも、今回は逃げ馬モンドクラッセが快調に飛ばすペースとなり、番手以降の馬は間違いなく道中脚を小出しに使わされ先行勢には厳しい戦いが強いられる筈。そうなると、アスカノロマンには抜け出すチャンスすら与えてもらえそうになく、人気以下の着順に沈む可能性は相当大きいだろう。
 

皐月賞

 

スワーヴリチャード 凡走危険度 ★★★☆☆ (想定2番人気)

 
スワーヴリチャード 牡3歳

スワーヴリチャード 牡3歳

父馬:ハーツクライ
母馬:ピラミマ
母父:Unbridole'sSong
所属:庄野靖志厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:NICKS

通算成績:4戦2勝(2-2-0-0)
主な戦績:2017年共同通信杯など
via google imghp
 

不安要素

 
皐月賞へのローテーションで近年のトレンドとなりつつある共同通信杯からのぶっつけで臨むスワーヴリチャード。その前走でも強い勝ち方をしており本番でも有力な1頭に挙げられているが、実の所休み明けは余りよくないタイプと推測する。実際、新馬戦でもエンジンのかかりが遅く格下相手に取りこぼしたケースもあり、いきなり俊敏な動きは出来ないのではないだろうか。それこそ、中山の小回りで多頭数の内枠。少しの遅れが大きな命取りとなるだけに、今回は何やら危険な匂いがプンプンして仕方ないのである。
 

まとめ

 
以上、各重賞の危険な人気馬をピックアップ。

先週は3戦1勝。ニュージーランドTのタイセイスターリーは見事に予想通りの結果。とは言え、最終のオッズはガチガチの上位人気でもなかったので余り威張れる内容でもない。それ以上に、阪神牝馬Sのアドマイヤリードと桜花賞のリスグラシューが2頭とも馬券圏内に来た事が情けない。もっと他に推すべき人気馬がいたと思うとまだまだ修行の身である。より一層精進して行きたい。

今週は2重賞だけに面目躍如の意味も含めてきちんと両レース的中しておきたい。アンタレスSはマーチSに引き続きアスカノロマン。負けても負けても人気になる馬だが、そろそろ年貢の納め時だろう。能力的なピークはとうに過ぎており、今は貯金だけで戦っている感じに映ってしまう。皐月賞のスワーヴリチャードは、正直突き抜ける可能性も否めない。が、今回1枠に入って身動きの取れないシーンも想像出来る上、陣営の見据える先はどう考えても日本ダービー。休み明けのここもGⅠとは言え、メイチの仕上げではなさそうでそこが仇となりそうな気がする。

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