トラスト号

 
トラスト 牡2歳

トラスト 牡2歳

父馬:スクリーンヒーロー
母馬:グローリサンディ
母父:エイシンサンディ
所属:中村均厩舎(栗東)
生産:中本牧場(新冠町)
馬主:岡田繁幸

通算成績:4戦3勝(3-1-0-0)
主な勝鞍:札幌2歳Sなど
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毎年恒例のマイネル軍団代表・岡田総帥の秘蔵っ子ネタでございますw

しかしながら、今年はちょっとひと味違うかも知れませんぞ。何と何とこのトラスト号、見事先日デビュー2連勝目を飾り、しかも2着馬に2秒以上も引き離す大差で圧勝。同日に行われた3歳戦のそれを優に上回るタイムを記録し、今後は中央のレースを見据えて北海道競馬に参戦する可能性も出て来た。

と言うよりも、所有する岡田総帥の野望は果てしなく、既にこのトラスト号を英国ダービーに登録済みとの事。地方から世界へ-第二のコスモバルクを輩出すべく、先ずは手始めに中央のレースへ最強の刺客を送り込む。
 

注目のレース映像

 

2016年6月16日 若草特別 ダ1400m

圧勝したレース映像。

後続を全く寄せ付けず、大楽勝でデビューから連勝を飾った。鞍上の森泰人騎手も「ちょっと雰囲気というかモノが違います。同じ時期の2歳馬と比較して、これ程までのポテンシャルを持った馬に乗った事はないですね」と絶賛している。

また、「間違いなく芝の適性もある。中央に進めてGⅠを取る!」とは管理する河津裕昭調教師のコメント。
 
【レース回顧】
スタートから出ムチを叩いての先行策。ここはあえて気合いを入れる教育の意味も含めたものなのだろう。1コーナー前でハナに立ち、そこからはスピードの違いから抑えつつもレースを引っ張る形に。結果、後続はその流れに付いて行けず次々と脱落し始め、気が付けば4コーナーでは既に大きな差を付けて直線へ。後は、何をせずとも差が開く一方のワンマンレースとなった。
 

岡田繁幸×河津裕昭厩舎と言えば…??

 
プレイアンドリアル 牡

プレイアンドリアル 牡

父馬:デュランダル
母馬:シルクヴィーナス
母父:ティンバーカントリー
所属:河津裕昭厩舎
生産:森牧場(新冠町)
馬主:岡田繁幸

通算成績:5戦3勝(3-1-0-1)
主な勝鞍:京成杯など
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そう、勘の良い方はすぐにプレイアンドリアルが頭に浮かんで来たのではないだろうか??

一昨年の京成杯を見事勝利するものの、皐月賞前に無念の故障で戦線を離脱。復帰の目途も立たず、そのまま引退した地方所属の雄だった馬だ。その時のコンビが再度、プレイアンドリアルの夢をこのトラストに託してもう一度中央にチャレンジして来たのである。(←あくまで、予定だが…)

こう考えると、岡田総帥の目利きって凄い。デュランダル産駒でこれだけの活躍をする馬を引き当てるってのは尋常じゃありません。加えて、世界で活躍しているモーリスがトラストと同じスクリーンヒーロー産駒というのも後押ししてくれている感がありますよね。…時代が味方しているかも??
 

岡田繁幸氏

 
岡田繁幸氏

岡田繁幸氏

生年:1950年3月19日
出身:北海道静内町(現・新ひだか町)

株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン前代表取締役
有限会社コスモヴューファーム社長
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10年前にサラブレッドクラブ・ラフィアンの代表を退き、それを機に個人馬主の資格を取得するに至る。

主に地元のホッカイドウ競馬で所属・出走させ、あのコスモバルクが果たせなかったクラシック制覇の野望を燃やし続けている様だ。

過去に、イクスキューズやイグゼキュティヴ、プレイなどの重賞で活躍した馬も所有している。
 

まとめ(追記含む)

 
先日の中央初戦・クローバー賞はあえなく惨敗。慣れない輸送やぬかるんだ馬場状態も影響していつものパフォーマンスではなかった。むしろ、道中終始掛かり気味で自ら競馬を押し上げて行っての2着なら好内容と捉えてもおかしくない。

そして、先週の札幌2歳S。今回は北海道滞在で調子も良くスタートから自分のペースで競馬が出来た。走りを見ていても気持ち良さそうで本来の能力をフルに発揮出来た様だ。それにしても、後続に影すら踏ませない圧勝劇。これなら十分に中央でもやれるだろう。

快勝後に事態は急展開し、川崎の河津厩舎から栗東の中村均厩舎へ転厩が発表された。今後は当初の目標でもあった英ダービーを一旦取り下げ、日本ダービーを目指す事となる。今後も当記事でトラスト号の動向を追っていく予定だ。
 

中央でのレース履歴

 

2016年08月21日 クローバー賞 芝1500m 札幌競馬場

1着:ブラックオニキス(城戸)
2着:トラスト(柴田大)
3着:レインハート(石川倭)

レースタイム:1.31.4(稍重)
レース上がり3ハロン:37.0
勝ち馬上がり3ハロン:36.7 
 
【レース回顧】
大外枠からの出遅れ。そこから前に取り付けようと少し追われて勢いが付いてしまい、抑えようとしても頭を上げて暫く折り合いを欠いてしまった。川崎でのデビュー2戦はいずれも逃げて圧勝しているだけに、馬自身もそのつもりでレースを迎えているのだろう。それを急に制御されてもケンカしてしまうのは当然の話しだ。陣営の話では体調も万全ではなく、悪い馬場状態も影響して不完全燃焼のレースだった。逆にこの内容で2着を死守している当たりに高い潜在能力を感じてしまう。
 

2016年09月03日 札幌2歳S 芝1800m 札幌競馬場

1着:トラスト(柴田大)
2着:ブラックオニキス(城戸)
3着:アドマイヤウィナー(岩田)

レースタイム:1.49.9(良)
レース上がり3ハロン:36.0
勝ち馬上がり3ハロン:36.0
 
【レース回顧】
前走とは打って変わって好スタート。そこから思い切って逃げを打ち、道中は走り慣れた様に気持ち良くスイスイと走るレース展開。こうなると完全にトラストの独壇場で、直線に入ってもその脚色は衰える事もなく前走完敗したブラックオニキスに2馬身半差を付けてのリベンジを果たした。走破タイムも上々で、気を良くした岡田オーナーはこの内容から栗東の中村均厩舎に転厩を決定。次走からは中央馬としてクラシック制覇を目指す事となった。主戦の柴田大騎手も久々の重賞勝利。

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