二度あることは三度あるw

 
あの外国産馬の代表産駒でも有名な「ヒシマサル」の後継者現る-。

遂にこの時がやって来た。92年のミホノブルボンやライスシャワーの同期として活躍した「ヒシマサル」の同姓同名が、その三代目として今年のPOGに堂々と名を連ねたのである。

血統も折り紙付きで、2013年の目黒記念勝ち馬ムスカテールを兄に持ち、新種牡馬としても各産駒がこぞって評価の高いルーラーシップが父の超良血だ。1歳のセレクトセールでもその馬体が評判を呼び、6600万の高値で取引されたなかなかの話題馬である。

そして、その時に競り落としたのが「ヒシ」の冠名でお馴染みの安倍雅英氏であった。
 
三代目「ヒシマサル」

三代目「ヒシマサル」

父:ルーラーシップ
母:シェリール
母父:サンデーサイレンス
所属:角田晃一厩舎(栗東)

主な兄弟馬:ムスカテール、エトランドルなど
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安倍雅英オーナーも前々からこの名前をもう一度付ける意志があった様で、「これだ!」と思った馬に命名しようと考えていたらしい。で、満を持して登場したのが今回の三代目という訳だ。

そもそも、初代・二代目って??一応、知らない方の為に調べてみました。
 

初代「ヒシマサル」

 
初代「ヒシマサル」

初代「ヒシマサル」

父:ライジングフレーム
母:カッター
母父:月友

主な勝ち鞍:安田記念、札幌記念、毎日王冠など
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1957年デビュー。阿部正信氏所有。

3歳時(旧馬齢表記)こそ未勝利に終わるが、明け4歳から頭角を表し6連勝を含む12戦9勝と大躍進。その内、日本ダービーでは5着に入線するなど、クラシックでもまずまずの成績を残している。そして、翌年の5歳時になって安田記念で優勝、天皇賞春でも3着に入る一流馬として活躍をした。

その後、6歳で引退し種牡馬入り。代表産駒には父子で安田記念を制した「ヒシマサヒデ」がおり、サイアーとしても期待されたが繁用3年目に牧場での不慮の事故によりその生命を絶っている。
 

二代目「ヒシマサル」

 
二代目「ヒシマサル」

二代目「ヒシマサル」

父:Secretariat
母:クリームンクリムズン
母父:Vaguely Noble

通算成績:13戦5勝
主な勝ち鞍:きさらぎ賞、毎日杯、京都4歳特別など
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1991年デビュー。阿部雅一郎所有。

本来なら種牡馬入りした馬の名前は付けられないルールだったが、外国で「Hishi Masaru」と名付けてから輸入するという荒業を使った。

デビューから快進撃を見せ、4歳時(現3歳)には破竹の重賞を3連勝するなど同期のミホノブルボンやライスシャワーとの対決に注目された。しかし、当時は外国産馬にクラシックの出走資格がなかった為に日本ダービーへの出走は果たせなかった。が、その豪快な末脚に魅了されるファンも多く、G1勝ちの無い馬としては異例の人形も発売されるなどその人気は凄まじいものがあった。

その後は種牡馬になったが、それらしい産駒を残せず2000年限りで引退。ちなみに、サイアーラインに表記される場合は先代と区別する為に「ヒシマサルⅡ」と書かれる。
 
二代目「ヒシマサル」の人形

二代目「ヒシマサル」の人形

当時、UFOキャッチャーで大流行。オグリキャップなど歴代の名馬などと一緒に、現役馬カテゴリーでG1未勝利ながらその人気の高さ故に販売されていた。
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オーナーも三代目

 
読んでいるとお分かり頂けるだろうが、オーナーの安倍一族としても阿部雅信→阿部雅一郎→阿部雅英と見事なまでに三代目の系譜を辿っている。祖父・父の果たせなかったダービー優勝の為に、雅英氏はこの三代目「ヒシマサル」に懸ける想いは強い。

筆者も調べて分かったが、初代「ヒシマサル」の仔である「ヒシマサヒデ」は現オーナーの雅英氏から来ているものと思われ、この一族の競馬に対する執念みたいなものがひしひしと感じられるのである。…あ、ダジャレみたいになっちゃいましたw
 

まとめ

 
とまぁ、関係者の色んな想いがあっての三代目となった「ヒシマサル」。

奇しくも、現在巷ではボーカルグループ「三代目J Soul Brothers」が空前の大ヒットを巻き起こしている。この流れに乗っかり、三代目「ヒシマサル」も大ブレイクを果たして欲しいものである。

願わくば、日本ダービーなどの大レースで優勝をし引退後は種牡馬入り。いつかの血統表には「ヒシマサルⅢ」と表記され、初代~三代目の名前が同一のサイアーラインに名を連ねる様な事があれば競馬好きのロマンとしては究極のものとなる。

その為にも、先ずは怪我なく無事にデビューを果たしてもらいたい。頑張れ、「三代目ヒシマサルブラザーズ」www

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