①ウムブルフ|土曜札幌11R 札幌日刊スポーツ杯

 
ウムブルフ 牡3歳

ウムブルフ 牡3歳

父馬:ディープインパクト
母馬:ウミラージ
母父:Monsun
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:社台コーポレーション白老ファーム(白老町)
馬主:社台レースホース
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2016年08月20日 札幌日刊スポーツ杯 芝2600m 重

1着:ウムブルフ(モレイラ)
2着:ステイブラビッシモ(福永)
3着:シークレットパス(丹内)

レースタイム:2.43.2
レース上がり3ハロン:36.5
勝ち馬上がり1ハロン:35.8
 
【ウムブルフ】
2着に5馬身差の圧倒的な勝利。3コーナー辺りから積極的に仕掛けて行き、他馬とは全く違う脚色で直線へ。後は突き放す一方でここでは役者が違った印象。重馬場が幸いした事もあるが、それ以上に本馬の地力が違っていたという事か。まだ体も出来上がっていない段階で、己の素質だけで皐月賞に漕ぎ着けたのもダテではない。
 

②ヴォルシェーブ|土曜新潟11R 日本海S

 
ヴォルシェーブ 牡5歳

ヴォルシェーブ 牡5歳

父馬:ネオユニヴァース
母馬:ヴェイルオブアヴァロン
母父:ThunderGulch
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:佐々木主浩
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2016年08月20日 日本海S 芝2200m 良

1着:ヴォルシェーブ(デムーロ)
2着:ハッピーモーメント(津村)
3着:グランドサッシュ(戸崎)

レースタイム:2.15.3
レース上がり3ハロン:33.8
勝ち馬上がり1ハロン:33.4
 
【ヴォルシェーブ】
休み明けの2走目できっちりと1600万下を勝ち上がったヴォルシェーブ。いずれは重賞級という認識でここは順当勝ち。2000m以上の長距離でのキレ勝負では安定したパフォーマンスを発揮出来る。佐々木主浩オーナー×友道康夫厩舎の同僚・シュヴァルグランと全く同じようなてタイプだろう。友道師の相馬眼は大したものである。
 

③バンダムザブラッド|日曜新潟6R 3歳未勝利

 
バンダムザブラッド 牡3歳

バンダムザブラッド 牡3歳

父馬:ハーツクライ
母馬:キングズラヴ
母父:Kingmambo
所属:大竹正博厩舎(美浦)
生産:バンダム牧場(浦河町)
馬主:山科統
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2016年08月21日 3歳未勝利 芝2400m 良

1着:バンダムザブラッド(丸田)
2着:スギノグローアップ(田辺)
3着:ジョニーエンジェル(伴)

レースタイム:2.27.3
レース上がり3ハロン:36.8
勝ち馬上がり1ハロン:35.7
 
【バンダムザブラッド】
これまでずっとダートで走っていたバンダムザブラッドが初芝で一変しての大外差し切り勝ち。血統的には芝でこその馬で、今回の10番人気での激走は決してフロックではない筈。このまま行けば次走も芝だろうが、間違いなく同様のパフォーマンスは出せると見ているので人気がなければむしろ買い時となる。
 

④ワンブレスアウェイ|日曜新潟10R 村上特別

 
ワンブレスアウェイ 牝3歳

ワンブレスアウェイ 牝3歳

父馬:ステイゴールド
母馬:ストレイキャット
母父:StormCat
所属:古賀慎明厩舎(美浦)
生産:社台コーポレーション白老ファーム(白老町)
馬主:サンデーレーシング
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2016年08月21日 村上特別 芝1600m 良

1着:ワンブレスアウェイ(戸崎)
2着:ショウナンサスケ(内田)
3着:アイリーグレイ(木幡巧)

レースタイム:1.34.0
レース上がり3ハロン:33.2
勝ち馬上がり1ハロン:33.0
 
【ワンブレスアウェイ】
キャットコインの全妹。減っていた馬体も戻り能力が全開され、500万下を危なげなく完勝。この競馬なら間違いなく上でも通用するだろうし、元々戦ってきた相手も強かった。走法から見てもキレで勝負したいタイプで、今後は中央開催のマイル戦前後での活躍が期待される。
 

⑤トーセンバジル|日曜新潟10R 阿賀野川特別

 
トーセンバジル 牡4歳

トーセンバジル 牡4歳

父馬:ハービンジャー
母馬:ケアレスウィスパー
母父:フジキセキ
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:島川隆哉
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2016年08月21日 阿賀野川特別 芝2200m 良

1着:トーセンバジル(内田)
2着:ワールドインパクト(津村)
3着:トーセンマタコイヤ(大野)

レースタイム:2.11.8
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり1ハロン:34.5
 
【トーセンバジル】
トーセンバジルが連勝で1000万クラスを突破。一旦は直線でワールドインパクトに前へ出られたものの、ジリジリと脚を伸ばし最後は差し返して4分の3馬身差で粘り勝ち。元は昨年のクラシック候補にも名を上げた馬で、ようやく期待通りの走りが出来るようになって来た。次回の1600万下が本当の意味で試金石となる。
 

まとめ

 
今週はウムブルフの強さが一際目立った。

あの展開で5馬身差。自ら流れを変えに行ってのものだけに中身は濃い。重馬場でスタミナ&パワーを要求される事をレースという事を考えれば価値のある1勝で、菊花賞でも十分やれるパフォーマンスだった事はいうまでもない。このまま順調に行けば有力候補となる。

その他では、トーセンバジルとヴォルシェーブの復調。共に重賞級というイメージだっただけにようやく完全開花といった所か。今後のローテーションにも注目して行きたい。

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