まさかの出走除外

 
斑模様が特徴的な白毛馬で競馬界の人気者のブチコが13日の船橋競馬場で行われたマリーンC(Jpn3)に出走。単勝オッズ1.9倍と圧倒的人気に支持されたが、レース直前にゲートに潜るように突進、ゲートを飛び出した後も200メートルほど走りようやく止まったが、右目付近から流血したため、競争除外になってしまった。
 
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ゲートに突っ込み、一頭だけ200メートルほど暴走。やはりナイター競馬が嫌だったか?!右目付近からは大量の出血が...。
この後4針縫う治療を行ったようで、今後は回復に専念し、次走は未定となっている。
 
騎乗していたクリストフ・ルメール騎手は「今日はゲートの中でうるさかった。本当にごめんなさい...。」と謝り、管理する音無秀孝調教師は「治療に専念して、今後のことはそれから考えます。」とコメント。今回の件に関して、ブチコにはゲート再審査が下された。
 

巨額の払い戻し金額

 
ブチコ目当てに集まったファンも多く、マリーンC締め切り時点で売り上げた金額は5億1688万9600円!そのうち、ブチコ競争除外で返還された金額は全体の70.5%を占める3億6460万7800円と予想もしていなかった大損失になってしまった。

返還額は2007年に馬インフルエンザによってJRA所属馬が全頭競争除外となったブリーダーズゴールドカップを超える記録になった。

このレースの最終売り上げは1億5228万1800円。ブチコの除外がなければ、それまでの最高金額約1億8000万円を超えるレコードだった。
 
この結果に対してネットでは...
 
「主催者は泣きたい気分だろうな」

「ルメール悪週w」

「あー売り上げヤバいな。船橋涙目wwwww」

「船橋大損キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」

「お披露目だけで終わりとか」

「俺のマリーンカップ終了w」
 

マリーンCレース動画

 

ブチコが出走除外となったレースは、2番手でレースを進めた戸崎圭太騎手騎乗のヴィータアレグリアが、直線で逃げるブルーチッパーを捕らえ優勝。デビューから15戦目で重賞初勝利を飾った。
 

菜七子人気で売り上げ大幅増

 
ブチコの出走で大ダメージを喰らった船橋競馬だが、この日は藤田菜七子騎手の船橋競馬参戦もあり、入場者が6384人、昨年の昼開催(2311人)に比べ大幅に増加したようで、一日の総売り上げは11億2386万7550円と菜七子様様な結果に。10レースで落馬するアクシデントがあったが、大事には至らず額の擦り傷で済み、マリーンC(8着)には騎乗できたようだ。
 

10レースでスタート直後に馬がつまずき落馬。
幸い大事には至らず、メーンのマリーンCには騎乗できた。
大怪我にならなくて根本師匠や菜七子ファンは一安心だろう。

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