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JRAメモリ紛失で情報流出か!?

 
JRA日本中央競馬会は、15年12月20日、「福島競馬場が、シニアカード会員3168人全ての個人情報を記録したUSBメモリーを紛失した」と発表した。
 USBメモリーには氏名・住所・電話番号などが入っている。競馬場内の専用パソコン以外では見ることができないようセキュリティー対策が講じてあり、普段はパソコンの脇に置いている。
担当者が13日、業務で使おうとして紛失に気付いたそうだが、20日までに発見されていないことから、「机の書類などと一緒に誤って廃棄した可能性が高い」としている。加えて、「外部への流出や不正使用は確認されていない」としているが、どうして見つかっていないのに、そう断言できるのだろうか。
この前、知り合いのおじいちゃんに「競馬で儲けませんか」という知らぬ男から電話があって、断ったらしいが、これって、それから漏れたのでは?
 
 (912)

 

栃木で起こった詐欺事件

 
栃木県警真岡署は、15年12月17日、益子町の無職女性(62)が「競馬で高配当を得られる」などと言われ、現金1175万2000円をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件として捜査している。
 同署によると、15年8月下旬、女性方に職業斡旋を名乗る会社から、ダイレクトメールが届いた。この会社に電話で問い合わせると、競馬の八百長レースへの参加を勧められたという。いわく、「JRAとつながっている会社を知っている。八百長競馬なので、高額な配当金を手にできる」、「ただ、保証金が必要」……。
これを信じて9月10日~11月6日に計15回、指定された口座にATMから約1175万円を振り込んじゃった。
 おばあちゃん、いい年して、何やってるんだよ。そんな大金があるなら、証券会社を使って、ちゃんとした資金運用をすればいいのに。
 
 (915)

 

沖縄の役場で厳重注意された職員

 
沖縄県竹富町の役場に勤務する男性が、14年の勤務中に役場のパソコンを使って競馬の馬券や競輪の車券を購入し、中継を見ていたことが、15年12月14日に分かった。 
この問題は、12月の定例竹富町議会で取り上げられ、町長は「公務員としてあるまじき行為。このようなことが二度と起きないよう再発防止に努めたい」と述べた。議会は懲罰委員会に諮るよう求めたが、当局は「厳重注意しており、本人も反省している」として、同委員会を開かない考えだ。
 関係者によると、職員は14年8月の勤務中に役場の上記行為を行い、上司に注意を受けた。さらに14年11月にも再び同様の行為があったため、厳重注意を受けた。
議会では、別の問題に関する懲罰委員会の話だったが、これに関連するとして、競馬・競輪の問題が浮上したのである。しかし、町長は「その(別の)問題と関連がない」として、「答弁をやらなくていい」とさえぎったため、議員からは「議会を無視している」、「議員の質問に答えなくていいとは言語道断」と反発の声が上がり、議会は一時、空転した。再開した後、町長は「適切でない言動があった」と陳謝したそうだ。
 でも、沖縄の人が競馬に興味を持っていることは、大きなトピックスだ。この問題がきっかけになって、WINSや調教場を誘致していただけたらと思うのだが。
 
 (918)

 

帯広のばんえい競馬で競馬法違反事件発生

 
 時系列で、この事件の推移をまとめておこう。

①15年12月10日、帯広市が主催する「ばんえい競馬」で、男性騎手1人と厩務員7~8人が同競馬の馬券を数年間にわたり購入していた疑いのあることが分かった。これは、10月に同市に匿名の情報が寄せられて発覚したものである。
市の調査に対し、騎手らはいずれも購入の事実を否定しているが、インターネットを通じて本人名義で購入した記録が残っていた。
 競馬法は八百長などの不正防止の観点から、地方競馬の調教師や騎手、厩務員らが他都市の開催であっても地方競馬の馬券を買うことを禁止。地方競馬全国協会によると、騎手が直接馬券を購入していたケースは過去に例がなく、今回のことが事実であれば地方競馬史上初めてという。
本人ではないケースでは、1987年に広島県福山市営競馬(13年廃止)の騎手が知人を通じて馬券を購入し、競馬法違反で逮捕された例があるそうだ。

②調査の結果、馬券購入の疑いが強まり、北海道警は15年12月12日までに、帯広競馬場内にある厩舎などを競馬法違反の疑いで家宅捜索した。
 市によると、騎手や厩務員らは本人名義で馬券購入サイトに登録。運営側に照会したところ、このうち1人は13年1月から約3年間で、少なくとも877回購入した履歴があった。
 
③この競馬法違反事件で、地方競馬全国協会が、捜査対象となった騎手と、調教師1人の免許更新を認めなかったことが、15年12月24日に分かった。
同協会は2人を不合格とした理由を明らかにせず、「これまでの業務状況などを勘案した結果」と説明したが、調教師は馬券購入が疑われている厩務員への監督責任に加え、暴力団幹部とゴルフをするなど不適切な交際が問題視されたようだ。
 一緒にゴルフをしたとされる帯広市内の暴力団幹部は、15年10月下旬、暴力団関係者の利用が禁止されている十勝地方のゴルフ場で身分を偽ってプレーしたとして、北海道警に詐欺容疑で逮捕されている。

④16年2月1日、北海道警は、元騎手(43)ら13人を競馬法違反(馬券購入)の疑いで釧路地検帯広支部に書類送検したと発表した。
北海道警によると、「馬の調子がわかるので調子の良い馬の馬券を買えばもうかると思った」と、騎手は自分が騎乗したレースの馬券購入を認めている。しかし、八百長は確認されていないという。
 ほかに書類送検されたのは、厩務員の男(31)、20~50代の元厩務員の男女10人、元厩務員の妻(42)。
 1人で約7000回(約400万円分)の購入履歴が確認されたケースがあったり、1人で計約50万円の利益をあげていた例があった。

⑤八百長があったら厳罰に処するべきだ。だが、元騎手の言うように、馬の調子がわかって儲けられるのであれば、そういうオイシイ情報は隠ぺいすべきではないだろう。そういう情報こそ、ファンに伝えてあげるべきではないか。
 
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