①ルドルフィーナ|土曜阪神4R 3歳未勝利

 
ルドルフィーナ 牡3歳

ルドルフィーナ 牡3歳

父馬:シンボリクリスエス
母馬:アメーリア
母父:スペシャルウィーク
所属:松永昌博(栗東)
生産:村上欽哉(新冠町)
馬主:(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
via google imghp
 

2016年06月25日 3歳未勝利 ダ2000m 不良

1着:ルドルフィーナ(小牧)
2着:ミスターウィンディ(和田)
3着:キクノシュペール(ルメール)

レースタイム:2.02.9
レース上がり3ハロン:37.7
勝ち馬上がり3ハロン:37.7
 
【レース回顧】
近親にオメガヴェンデッタなどがいる良血馬・ルドルフィーナが2着馬に大差を付けての圧勝。足抜きの良い馬場が合ったのか、これまでのレースぶりとは一変。不良とは言え、未勝利で芝並みのタイムを叩き出し前走から約4秒程縮める驚異的な快走を見せた。むしろ、血統的には力のいる馬場の方が得意な筈なので、このレースで秘めたダート適正が覚醒したと見るか。いずれにせよ、次走もこの走りが出来ればかなりの大物に育つ予感。
 

②スピリッツミノル|土曜阪神10R 京橋特別

 
スピリッツミノル 牡4歳

スピリッツミノル 牡4歳

父馬:ディープスカイ
母馬:バアゼルクローバー
母父:ラムタラ
所属:本田優(栗東)
生産:フジワラファーム(新ひだか町)
馬主:吉岡實
via google imghp
 

2016年06月25日 京橋特別 芝2000m 重

1着:スピリッツミノル(ルメール)
2着:パドルウィール(川田)
3着:コウエイワンマン(武豊)

レースタイム:2.03.0
レース上がり3ハロン:36.2
勝ち馬上がり3ハロン:35.9
 
【レース回顧】
昨年のクラシックを賑わせたスピリッツミノルが久々に勝利の美酒に酔いしれた。未勝利~すみれSまで一気に3連勝した素質馬だったが、その後は強敵相手に善戦まで。ようやく自己条件に戻り、ここできっちり勝ち切るあたりはやはり力が1枚抜けていたか。今回の勝ちで弾みが付いて、また上のクラスで戦えるモチベーションとなれば十分オープンまでは勝ち負け可能。逃げなくても良くなったのが大きい。
 

③モンドクラッセ|土曜函館11R 大沼S

 
モンドクラッセ 牡5歳

モンドクラッセ 牡5歳

父馬:アグネスデジタル
母馬:クッキーキッティ
母父:ラグビーボール
所属:清水英克(美浦)
生産:サンコウ牧場(新ひだか町)
馬主:(有)サンコウ牧場
via google imghp
 

2016年06月25日 大沼S ダ1700m 不良

1着:モンドクラッセ(三浦)
2着:ビービーバーレル(丸田)
3着:ナリタスーパーワン(北村)

レースタイム:1.41.7(レコード)
レース上がり3ハロン:35.7
勝ち馬上がり3ハロン:35.6
 
【レース回顧】
フェブラリーSでコパノリッキーらと差のない競馬をしたモンドクラッセが、オープン戦に戻りレコードタイムで圧勝。2着のビービーバーレルは、初ダートとは言え血統的にも走れる下地があり且つ50kgという軽斤量でモンドクラッセとは7kgも差があった。しかし、それを寄せ付けず全5勝を挙げている得意の1700m戦で関係者の期待に応えた。これで胸を張って次走の重賞に挑める。
 

④カフジテイク⑤スウィープアウェイ|東京土曜11R 夏至S

 
カフジテイク 牡4歳

カフジテイク 牡4歳

父馬:プリサイスエンド
母馬:テイクザケイク
母父:スキャン
所属:湯窪幸雄(栗東)
生産:ヒダカファーム(浦河町)
馬主:加藤守
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スウィープアウェイ 牡5歳

スウィープアウェイ 牡5歳

父馬:スウェプトオーヴァーボード
母馬:ウディバードソング
母父:Woodman
所属:矢野英一(美浦)
生産:天羽治(日高町)
馬主:藤田在子
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2016年06月25日 夏至S ダ1400m 稍重

1着:カフジテイク(ベリー)
2着:ビッグリバティ(石橋)
3着:エイシンバッケン(石川)

レースタイム:1.23.1
レース上がり3ハロン:35.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
 
【レース回顧】
カフジテイクが最後方追走から、直線で一気にゴボウ抜き。展開がハマったとも言えるが、それでもこの芸当が出来る時点で能力は高い。毎回このパフォーマンスが出来るかは未知だが、ハマった時の末脚は重賞クラス。10着に惨敗したスウィープアウェイは、次走1300m戦に出てきた場合要注意。やはりこの馬は、前4勝をあげている自分の庭でしか思う様な競馬が出来ないタイプか。
 

まとめ

 
今週は何と言っても①のルドルフィーナ。タイムが何と②のスピリッツミノルが勝った芝2000m戦より速い。不良馬場という事もあってではあるが、それでも未勝利でこの時計は出色。次走の走りに注目したい。

その他は、自力のある馬がそれぞれ順当に勝ち上がった形だ。③のモンドクラッセは次走、エルムSで重賞初制覇を狙う。

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