エイシンヒカリが衝撃の大差勝ち
2016年5月24日・イスパーン賞(G1)
シャンティ競馬場/1800m/右回り
1着:エイシンヒカリ(武豊)
2着:ニューベイ
3着:シルバーウェーヴ
4月に予定していたクイーンエリザベス2世Cを回避して臨んだ今年の初戦。不安視していた体調やフランスの馬場なども全て克服…いや、むしろ味方につけての大勝だった。これで海外GⅠを2連勝し、いよいよ本格化を遂げたか。
1着:エイシンヒカリ(武豊)
2着:ニューベイ
3着:シルバーウェーヴ
4月に予定していたクイーンエリザベス2世Cを回避して臨んだ今年の初戦。不安視していた体調やフランスの馬場なども全て克服…いや、むしろ味方につけての大勝だった。これで海外GⅠを2連勝し、いよいよ本格化を遂げたか。
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【レース回顧】
スタートを決めたエイシンヒカリだったが、外からヴァダモスにハナを叩かれ2番手からの競馬に。それでも道中はしっかりと折り合い、まずまずの展開でレースを進める。馬場は10段階評価で8番目に悪い不良馬場だったが、むしろ気持ち良さそうに走っていた。直線に入ると、他馬が走り辛そうにしているのを尻目にグングン伸びるエイシンヒカリ。終わってみれば2着のニューベイに10馬身差を付ける衝撃の勝利を飾った。
スタートを決めたエイシンヒカリだったが、外からヴァダモスにハナを叩かれ2番手からの競馬に。それでも道中はしっかりと折り合い、まずまずの展開でレースを進める。馬場は10段階評価で8番目に悪い不良馬場だったが、むしろ気持ち良さそうに走っていた。直線に入ると、他馬が走り辛そうにしているのを尻目にグングン伸びるエイシンヒカリ。終わってみれば2着のニューベイに10馬身差を付ける衝撃の勝利を飾った。
武豊を背にいよいよ覚醒か
血統から見るこの馬の適性
データベースから見ても、意外な事にディープインパクトの牡馬でGⅠを連勝したのは今回が初めて。2勝以上はリアルインパクトが先に達成している。ディープ産駒牡馬で初の大物誕生か??ちなみ、次走予定のプリンスオブウェールズSは2000m。次の焦点はそこに尽きるだろう。このまま無事に海外GⅠ3連勝の偉業を成し遂げて欲しい。
※訂正:前回のエイシンヒカリ特集記事で「イスパーン賞=ロンシャン競馬場」と記述したが、今年は同競馬場の馬場改修工事に伴い、シャンティ競馬場での振替え施行となっている。
※訂正:前回のエイシンヒカリ特集記事で「イスパーン賞=ロンシャン競馬場」と記述したが、今年は同競馬場の馬場改修工事に伴い、シャンティ競馬場での振替え施行となっている。
まとめ
この圧勝劇を受け、現地の前売りオッズでは未登録ながら凱旋門賞の1番人気に支持されているとか。…まぁ、さすがに2400mは長いだろうし調教師も「参戦するつもりはない」とコメントも残している様だ。
ただ、今回の2着馬・ニューベイが昨年の凱旋門賞で3着に入る実力だった事から力関係的にも十分勝負出来るのではないかとさえ思えて来る。しかも、シャンティ競馬場で予行演習も出来ているので距離を除く条件としては完璧な状態とも言えよう。加えて、そのニューベイの世界レーティングが119という事から、それ相手に10馬身差を付けた内容で次回のワールドホースレーティングでも世界一位に躍り出る可能性は高い。そうなると、ジャスタウェイ以来の快挙となり、記録づくめの輝かしい戦績を残す事となる。
いずれにせよ、目を離せなかった存在が今はもはや釘付け状態で我々競馬ファンのハートを鷲掴みにしているのは間違いない。そういう意味でもディープインパクトらしからぬ個性的な競走馬で、今後もエイシンヒカリの動向に注目して行きたいと思う。
先ずは、6月のプリンスオブウェールズSで噂に違わぬ圧勝を期待しよう。
ただ、今回の2着馬・ニューベイが昨年の凱旋門賞で3着に入る実力だった事から力関係的にも十分勝負出来るのではないかとさえ思えて来る。しかも、シャンティ競馬場で予行演習も出来ているので距離を除く条件としては完璧な状態とも言えよう。加えて、そのニューベイの世界レーティングが119という事から、それ相手に10馬身差を付けた内容で次回のワールドホースレーティングでも世界一位に躍り出る可能性は高い。そうなると、ジャスタウェイ以来の快挙となり、記録づくめの輝かしい戦績を残す事となる。
いずれにせよ、目を離せなかった存在が今はもはや釘付け状態で我々競馬ファンのハートを鷲掴みにしているのは間違いない。そういう意味でもディープインパクトらしからぬ個性的な競走馬で、今後もエイシンヒカリの動向に注目して行きたいと思う。
先ずは、6月のプリンスオブウェールズSで噂に違わぬ圧勝を期待しよう。