①カシノマスト|土曜小倉9R ひまわり賞

 
カシノマスト 牡2歳

カシノマスト 牡2歳

父馬:キャプテントゥーレ
母馬:レインボウスズラン
母父:スキャン
所属:蛯名利弘厩舎(美浦)
生産:神野生男(鹿児島県)
馬主:柏木務
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2016年08月27日 ひまわり賞 芝1200m 良

1着:カシノマスト(川須)
2着:テイエムヒッタマゲ(田中健)
3着:テイエムソッキュウ(和田)

レースタイム:1.09.1
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり1ハロン:35.2
 
【カシノマスト】
九州産の雄、カシノマスト。新馬戦で圧勝後、フェニックス賞でも評判馬のクインズサリナと五分の競馬をしただけに、九州産限定のひまわり賞にもどれば再び圧勝するのも当然である。本馬の長所はスピード力の持続。一辺倒に飛ばして残る訳ではなく、スタートからじんわり加速が続き、直線でも更にギアを1段階上げれる終いの脚を持つ所。来週の小倉2歳Sに連投で向かうとの事だが、使いつつ馬体重が増えているので疲れもないのだろう。重賞タイトルを久々に鹿児島県へ持ち帰れるか。
 

②サトノアッシュ|土曜新潟9R 瀬波温泉特別

 
サトノアッシュ 牡4歳

サトノアッシュ 牡4歳

父馬:キングカメハメハ
母馬:ディナーブレイク
母父:Tale of the Cat
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:下河辺牧場(日高町)
馬主:里見治
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2016年08月27日 瀬波温泉特別 ダート1800m 良

1着:サトノアッシュ(石川)
2着:クロフネビームス(吉田豊)
3着:キータイプ(田辺)

レースタイム:1.52.7
レース上がり3ハロン:38.8
勝ち馬上がり1ハロン:38.4
 
【サトノアッシュ】
サトノアッシュが初ダートでその適性の高さを示した。これまで、芝の短い所を中心に使われ来たが毎回詰めの甘さで惜敗が続いていた。血統的にもダートのほうが良さそうという事だったが、今回の走りを見る限りでは間違いなくダートの方が走りやすい感じだ。2走目の次は更に慣れて能力を発揮出来る筈で、1600万下クラスでも十分に太刀打ち出来るだろう。
 

③ピオネロ|土曜新潟11R BSN賞

 
ピオネロ 牡5歳

ピオネロ 牡5歳

父馬:ネオユニヴァース
母馬:クルソラ
母父:CandyStripes
所属:松永幹夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム
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2016年08月27日 BSN賞 ダート1800m 良

1着:ピオネロ(福永)
2着:モズライジン(中谷)
3着:アルタイル(柴田)

レースタイム:1.51.1
レース上がり3ハロン:37.8
勝ち馬上がり1ハロン:37.2
 
【ピオネロ】
前走初ダートで新境地を見せたピオネロがオープン戦も快勝。先行抜け出しからラストまできっちりと伸びて全く危なげない走り。重賞でも十分好勝負可能な様子で、次のシリウスSが試金石となる。松永幹夫厩舎にはアムールブリエ・アウォーディー・ラニの三銃士が揃っており、そこに割って入れるか。チャンピオンズカップに驚異の4頭出しの可能性も大いにあり得る。
 

④ヴァナヘイム|日曜小倉5R 新馬戦

 
ヴァナヘイム 牡2歳

ヴァナヘイム 牡2歳

父馬:キングカメハメハ
母馬:グルヴェイグ
母父:ディープインパクト
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング
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2016年08月28日 新馬戦 芝1800m 良

1着:ヴァナヘイム(浜中)
2着:ディランフィールド(バルジュー)
3着:アスタークライ(国分優)

レースタイム:1.53.8
レース上がり3ハロン:36.7
勝ち馬上がり1ハロン:36.1
 
【ヴァナヘイム】
今年の新馬戦ではインパクトNo.1のレースだった。ある程度引き離した状態でも持ったままというのは聞いた事もあるが、馬体を競り合わせたままで追わずに勝利するというのは初めて見たかも知れない。それだけ、浜中騎手も自信を持っていたという事だろうか。それにしても、さすがの血統馬にふさわしいデビュー勝ち。早くも次走が気になる所だが、速い上がりに対応出来るかが最大の焦点だ。
 

⑤オーバースペック|日曜新潟11R 新潟2歳S

 
オーバースペック 牡2歳

オーバースペック 牡2歳

父馬:プリサイスエンド
母馬:オーミチェリッシュ
母父:キャプテンスティーヴ
所属:南田美知雄厩舎(美浦)
生産:ミルファーム(浦河町)
馬主:ミルファーム
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2016年08月28日 新潟2歳S 芝1600m 良

1着:ヴゼットジョリー(福永)
2着:オーバースペック(岩部)
3着:イブキ(田辺)

レースタイム:1.34.3
レース上がり3ハロン:33.6
勝ち馬上がり1ハロン:33.2
 
【オーバースペック】
デビューから全戦で最速上がりをマークしている生粋の末脚職人。今のところ、どんな展開でも差して来ているので、基本的に自分の型で競馬が出来ればパフォーマンスは落ちないタイプだろう。岩部騎手というの点も地味で良い。今回も大外から強襲するものの1頭前に強い馬がいただけの事。今後もこの様な画が続くと思われるが、是非このコンビで大きいタイトルを手にして欲しいものである。
 

まとめ

 
世間的な注目ではヴァナヘイムの圧勝劇がトピックとなろう。あれだけのパフォーマンスを見せられたら、早くもGⅠを意識せざるを得ない。願わくば、レースレベル自体が低くない事を他馬の次走で証明して欲しい所だ。グルヴェイグに名繁殖牝馬の予感を彷彿とさせる。

個人的な注目はオーバースペック。この馬の走りに惚れた。岩部騎手の渋さと赤いシャドーロールのキャラクター性もあいまって一気にファンになってしまった。こちらも、どうかコンビを解消しないで下さいw

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