コース見解

 
東京競馬場・芝2500mコース図

東京競馬場・芝2500mコース図

《勝ちタイム平均/レース上がり平均/勝ち馬上がり平均》

「オープン」=2.32.0/35.5/35.1
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基本的には東京芝2400mとコース傾向はほぼ同様である。スタート位置が100m後方からとなるだけなので、1コーナーまでの直線が長くなり枠順の差もほとんど見当たらない。全体として差し・追い込みが有利な事は変わりなく、当コースを得意としている末脚勝負の馬を中心に狙って行きたい。
 

タイム・ラップ見解

 
平均勝ちタイムは2.32.0、レースの上がり3ハロン平均は35.5で勝ち馬の上がり3ハロン平均は35.1。道中のペースは落ち着きにくく、全体的に時計がかかる持久力勝負になりやすい。そういう点では瞬発力勝負傾向にある2400mとレースの質そのものは変わって来る。普段、キレタイプの馬に惜敗して来ている様なズブ目の馬がいればここでの巻き返しを期待しても良いだろう。
 

血統見解

 
ゼンノロブロイ

ゼンノロブロイ

父馬:サンデーサイレンス
母馬:ローミンレイチェル
母父:マイニング

主な産駒:ペルーサ、トレイルブレイザー、ルルーシュ、サンテミリオンなど
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【ゼンノロブロイ】
特注血統はこちら。データ計測期間中、実に20回走って6回も複勝圏内に来ている。人気はほどほどにしているので当然の結果と言えばそうだが、それでもこの数字は特筆ものだ。出馬表にこの馬の名前があれば無条件でヒモ候補に入れておきたい。
 
マヤノトップガン

マヤノトップガン

父馬:ブライアンズタイム
母馬:アルプミープリーズ
母父:Blushing Groom

主な産駒:ムスカテール、バンブーユベントス、トップガンジョーなど
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【マヤノトップガン】
ゼンノロブロイ以上に良績を残しているのがこの馬。出走数は少ないものの、複勝率は40%に迫る上に単複の回収率は共に100オーバーと馬券的には最も美味しい血統である。産駒自体は意外にも短距離やダート馬が多いが、そのままDNAを受け継いだ場合はやはり長距離戦で本領を発揮するのだろう。
 
キングカメハメハ

キングカメハメハ

父馬:Kingmambo
母馬:マンファス
母父:ラストタイクーン

主な産駒:ラブリーデイ、ローズキングダム、ルーラーシップ、ドゥラメンテ、トゥザグローリーなど
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【キングカメハメハ】
複勝圏内率は約30%弱と好成績な上、単勝の回収値については200オーバーとかなりの出色血統だ。そもそもクラシックディスタンスは最も得意とする舞台で、産駒もその傾向は顕著に受け継いでいる。出て来れば頭から積極的に買って行きたい。
 
ディープインパクト

ディープインパクト

父馬:サンデーサイレンス
母馬:ウインドインハーヘア
母父:Alzao

主な産駒:ジェンティルドンナ、ショウナンパンドラ、キズナ、トーセンラーなど
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【ディープインパクト】
数字などのデータは別として、中距離芝でのレースではディープインパクト産駒が出走している限り無視しては痛い目に遭う。頭数が多い時点で当たり前の話だが、それでもこの馬のポテンシャルはクラシックディスタンスでMAXに引き出されると見ている。
 
ハーツクライ

ハーツクライ

父馬:サンデーサイレンス
母馬:アイリッシュダンス
母父:トニービン

主な産駒:ジャスタウェイ、ウインバリアシオン、ヌーヴォレコルト、ワンアンドオンリーなど
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【ハーツクライ】
産駒は距離が伸びれば伸びるほどに走って来る。活躍馬の傾向を見てもやはり2000m以上での好走が顕著であり、他馬がスタミナで苦しむ時こそこの馬の産駒が台頭するチャンスなのだろう。複勝率も優に30%を超えているので長距離では比較的安定して走れているのも大きな特徴。
 

まとめ

 
距離自体が特殊な設定なので、やはりコース経験の有無は大きなアドバンテージ。そういう意味でも前年の好走馬など、東京の中長距離を得意としている馬から厚い印を打って行くのがベストだろう。その他では、キレるタイプよりも長く良い脚を使えるズブい馬の方が活躍しやすい舞台なのは間違いない。前走が京都、中山変わりの馬にも警戒を払いたい。
 
☆ポイント☆

・比較的荒れやすい傾向
・枠順の有利不利は無し
・ゼンノロブロイ産駒は買い
・蛯名、内田、戸崎は注意

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