フェブラリーステークス

 

2018年02月18日 フェブラリーステークス ダート1600m 東京競馬場

1着=ノンコノユメ セ6 57kg (内田博幸)
2着=ゴールドドリーム 牡5 57kg (R.ムーア)
3着=インカンテーション 牡8 57kg (三浦皇成)
4着=サンライズノヴァ 牡4 57kg (戸崎圭太)
5着=レッツゴードンキ 牝6 55kg (幸英明)

レースタイム=1:36.0(良)
レース上がり3ハロン=37.7
勝ち馬上がり3ハロン=36.1
 

レース回顧

 
ニシケンモノノフ、ケイティブレイブ、ノボバカラなどの内枠勢が一斉に前を主張し芝並みのハイペースを形成。縦長の展開となり、後方待機組に有利な流れとなった。直線コースに入ると1番人気ゴールドドリームが外目から悠々と先頭に立ち連覇を目前にしたが、更に外から後方一気のノンコノユメがかわす勢いで上がって来る。最後は馬体をぶつける熾烈なデッドヒートとなるも、執念で勝ったノンコノユメが中央GⅠ初制覇を飾った。3着にこちらも復活を遂げたインカンテーションが惜しい競馬で入線。明け4歳のサンライズノヴァが世代交代を狙うもまだ力及ばずだった。
 

高松宮記念

 

2018年03月25日 高松宮記念 芝1200m 中京競馬場

1着=ファインニードル 牡5 57kg (川田将雅)
2着=レッツゴードンキ 牝6 55kg (岩田康誠)
3着=ナックビーナス 牝5 55kg (三浦皇成)
4着=ダンスディレクター 牡8 57kg (武豊)
5着=ブリザード セ7 57kg (K.ティータン)

レースタイム=1:08.5(良)
レース上がり3ハロン=35.2
勝ち馬上がり3ハロン=34.5
 

レース回顧

 
ダイアナヘイローとセイウンコウセイがやややり合う形で馬群を引っ張る展開。前半3ハロン33秒3の速い流れの中、中団インで脚を溜めていたレッツゴードンキは直線で内からスルスルと単独先頭へ。そこへ有力馬が一斉に競り合う形となったが、最後は外から勢い良く追い込んだファインニードルがゴール前差し切り勝ちでGⅠ初制覇を飾った。3着にナックビーナスが入線。1番人気レッドファルクスは終始後方からの追走となり、最後までまともに追えない不完全燃焼の競馬で8着に敗退している。短距離戦線は展開1つで上位が変わる主役不在の目まぐるしい戦いが続く。ファインニードルがその混戦を断ち切る王者となれるだろうか。
 

大阪杯

 

2018年04月01日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=スワーヴリチャード 牡4 57kg (M.デムーロ)
2着=ペルシアンナイト 牡4 57kg (福永祐一)
3着=アルアイン 牡4 57kg (川田将雅)
4着=ヤマカツエース 牡6 57kg (池添謙一)
5着=ミッキースワロー 牡4 57kg (横山典弘)

レースタイム=1:58.2(良)
レース上がり3ハロン=34.1
勝ち馬上がり3ハロン=34.1
 

レース回顧

 
スタートからヤマカツライデンが先手を主張、すんなりと隊列も定まり思いの外スローペースとなった道中。後方にいた1番人気スワーヴリチャードがたまらず向正面から一気にハナを奪いに行く競馬で場内もどよめく展開となった。そのペースアップについて行く事で流れが速くなるも、直線入り口でもスワーヴリチャードはまだもったままの手応え。そこから追い出されると、アルアインやペルシアンナイトなどの同世代が追いすがるも最後までリードを保って貫禄の初GⅠ勝利を飾った。まさにデムーロマジック炸裂といった内容、他の騎手はそれに合わせて動くしか無かった。特に復活が期待されたサトノダイヤモンドはその動きにも対応出来ず、直線もまともに追えず終いで7着敗退。騎手の腕で上位が決着した見応えのあるレースとなった。
 

桜花賞

 

2018年04月08日 桜花賞 芝1600m 阪神競馬場

1着=アーモンドアイ 牝3 55kg (C.ルメール)
2着=ラッキーライラック 牝3 55kg (石橋脩)
3着=リリーノーブル 牝3 55kg (川田将雅)
4着=トーセンブレス 牝3 55kg (柴田善臣)
5着=マウレア 牝3 55kg (武豊)

レースタイム=1:33.1(良)
レース上がり3ハロン=34.4
勝ち馬上がり3ハロン=33.2
 

レース回顧

 
レースは淡々とした流れで進み、圧倒的1番人気ラッキーライラックは逃げ馬の直後を追走する完璧なレース運び。直線も上手くスペースを見つけいざ追われると、いつもの様に宿敵リリーノーブルを引き連れて単独先頭の競馬。このまま態勢決したと思われた瞬間、最後方から大外を回したアーモンドアイが驚異的な末脚で前をあっさりかわし、最後は1馬身以上の差を付けてゴールする勝利を飾った。レースの上がりを1秒以上、余裕の手応えで上回る走りを見せ女王交代を告げる圧巻のパフォーマンスとなった。新種牡馬のロードカナロアは産駒が初のGⅠ勝利という記念すべきレース。
 

皐月賞

 

2018年04月15日 皐月賞 芝2000m 中山競馬場

1着=エポカドーロ 牡3 57kg (戸崎圭太)
2着=サンリヴァル 牡3 57kg (藤岡佑介)
3着=ジェネラーレウーノ 牡3 57kg (田辺裕信)
4着=ステルヴィオ 牡3 57kg (C.ルメール)
5着=キタノコマンドール 牡3 57kg (M.デムーロ)

レースタイム=2:00.8(稍重)
レース上がり3ハロン=37.3
勝ち馬上がり3ハロン=35.1
 

レース回顧

 
スタートしてすぐアイトーン、ジェネラーレウーノ、ジュンヴァルロの3頭がやり合う形で先頭集団を形成。そこから離れた番手の馬群にエポカドーロ、サンリヴァルなどが続き上人気勢はこぞって最後方グループで脚を溜めながらの追走となった。前半59秒2のハイペースを刻む前との差がなかなか縮まらいまま4コーナーへ、そのままジェネラーレウーノが直線先頭へ躍り出るも直後からあっさりエポカドーロがかわして2着サンリヴァルに2馬身差を付ける完勝の競馬。3着にジェネラーレウーノ、4着以下に後方から追い込んだステルヴィオやキタノコマンドールが接戦のまま入線している。今年の牡馬クラシック戦線は第一冠を終えても大混迷を極める。
 

天皇賞春

 

2018年04月29日 天皇賞春 芝3200m 京都競馬場

1着=レインボーライン 牡6 58kg (岩田康誠)
2着=シュヴァルグラン 牡5 58kg (H.ボウマン)
3着=クリンチャー 牡4 58kg (三浦皇成)
4着=ミッキーロケット 牡5 58kg (和田竜二)
5着=チェスナットコート 牡4 58kg (蛯名正義)

レースタイム=3:16.2(良)
レース上がり3ハロン=35.9
勝ち馬上がり3ハロン=35.2
 

レース回顧

 
ヤマカツライデンが想像よりも後続を引き付けながら逃げ、ペースも平均的な流れに落ち着いた1戦。大本命シュヴァルグランが番手の競馬で前にプレッシャーをかけながら追走すると、ガンコを押し上げつつ4コーナーで進出。直線入り口で前を競り落とすと単独先頭の王道競馬へ持ち込んだ。外からクリンチャーが迫るも脚色は同じに、代わって内から伸びて来たレインボーラインがグングン加速しゴール前で際どく差し切り待望のGⅠタイトルを手にした。しかし、ゴール後に違和感を覚えた岩田騎手が下馬し何とも後味の悪い終わり方となってしまった。レースレベルはとにかく、上位陣が安定した走りで順当な結果。
 

NHKマイルカップ

 

2018年05月06日 NHKマイルカップ 芝1600m 東京競馬場

1着=ケイアイノーテック 牡3 57kg (藤岡佑介)
2着=ギベオン 牡3 57kg (M.デムーロ)
3着=レッドヴェイロン 牡3 57kg (岩田康誠)
4着=ミスターメロディ 牡3 57kg (福永祐一)
5着=プリモシーン 牝3 55kg (戸崎圭太)

レースタイム=1:32.8(良)
レース上がり3ハロン=34.8
勝ち馬上がり3ハロン=33.7
 

レース回顧

 
テトラドラクマが果敢にハナを主張、番手にダノンスマッシュが並び平均ペースでレースは淡々と進む。4コーナーで上がって行ったミスターメロディが直線入り口で早くも前に並びかけるも、その内からスルスルと馬群を縫って抜け出したギベオンがかわして単独先頭へ。そのまま押し切るかに思われたが、外からレッドヴェイロンとケイアイノーテックが強襲してゴール前。最後の一完歩でケイアイノーテックがギベオンを差し切り3歳マイル王の称号を獲得した。出遅れたが覚悟を決めて後方から競馬を進めた鞍上の好判断だった。その藤岡佑介騎手はデビュー15年目にして初のGⅠ制覇となった。
 

ヴィクトリアマイル

 

2018年05月13日 ヴィクトリアマイル 芝1600m 東京競馬場

1着=ジュールポレール 牝5 55kg (幸英明)
2着=リスグラシュー 牝4 55kg (武豊)
3着=レッドアヴァンセ 牝5 55kg (北村友一)
4着=アエロリット 牝4 55kg (戸崎圭太)
5着=ミスパンテール 牝4 55kg (横山典弘)

レースタイム=1:32.3(良)
レース上がり3ハロン=34.0
勝ち馬上がり3ハロン=33.3
 

レース回顧

 
カワキタエンカがハナを主張し先頭へ、雨中の稍重馬場という事もあり余り忙しくないペースへと落ち着き瞬発力勝負となった1戦。行きたがる様にしてアエロリットがほぼ先頭に並ぶ状態で直線に入ると、一旦は抜け出しにかかるが直後のレッドアヴァンセがすかさずかわして単独先頭へ。そこに外から余裕の脚取りでかわしにかかるジュールポレール、大外から猛然と追い込むリスグラシューの3頭が並び横一列のままフィニッシュ。僅かに中のジュールポレールがハナ差競り勝って、昨年3着の雪辱を果たしヴィクトリアマイルを制した。これが記念すべき初重賞でもあった。リスグラシューは完全に枠に泣かされた印象、3着のレッドアヴァンセは先週のレッドヴェイロンに続いて姉弟で2週連続の馬券圏外への好走だった。
 

オークス

 

2018年05月20日 オークス 芝2400m 東京競馬場

1着=アーモンドアイ 牝3 55kg (C.ルメール)
2着=リリーノーブル 牝3 55kg (川田将雅)
3着=ラッキーライラック 牝3 55kg (石橋脩)
4着=レッドサクヤ 牝3 55kg (福永祐一)
5着=マウレア 牝3 55kg (武豊)

レースタイム=2:23.8(良)
レース上がり3ハロン=34.9
勝ち馬上がり3ハロン=33.2
 

レース回顧

 
サヤカチャンが単独の逃避行を決めて前半59秒台のハイペース。とは言え、そこから大きく離れた番手集団はスローペースという展開で絶好位にいたリリーノーブルが直線早々に抜け出すアクションを起こした。が、その外目を予想外の先行策で追走したアーモンドアイが並ぶ間も無くあっさりとかわす末脚を見せる。半ばを過ぎて軽く後ろを振り返る余裕を見せたC.ルメール、ゴール前では流す楽勝の走りだった。桜花賞に続く圧巻の競馬で見事牝馬2冠を達成したアーモンドアイ。3冠は確定路線と言えるだろう。3着にラッキーライラックが入線。サトノワルキューレは桜花賞組に歯が立たず6着が精一杯となった。ロードカナロア産駒ながら2400mを克服したアーモンドアイにもやは敵はいないだろう。
 

日本ダービー

 

2018年05月27日 日本ダービー 芝2400m 東京競馬場

1着=ワグネリアン 牡3 57kg (福永祐一)
2着=エポカドーロ 牡3 57kg (戸崎圭太)
3着=コズミックフォース 牡3 57kg (石橋脩)
4着=エタリオウ 牡3 57kg (H.ボウマン)
5着=ブラストワンピース 牡3 57kg (池添謙一)

レースタイム=2:23.6(良)
レース上がり3ハロン=34.6
勝ち馬上がり3ハロン=34.3
 

レース回顧

 
エポカドーロが想定内の逃げ、ジェネラーレウーノが番手に付けるも皐月賞とは打って変わってペースが落ち着く流れに。前半約1分1秒で完全に前有利の中、外枠から好位に付けたワグネリアンが絶好位を確保。隊列そのままで直線に入ると、粘るエポカドーロにジワジワと差を詰め残り100mでかわして後続も振り切り待望のGⅠタイトルを獲得。3着に番手から粘り込んだコズミックフォースが入線し、3連単はダービー史上最高額となる280万円オーバーの大波乱となった。ダノンプレミアムは内で囲まれてジ・エンド、ブラストワンピースは最後までモタつき伸びるも5着に終わっている。福永祐一騎手は19度目の挑戦にして嬉しいダービージョッキーの仲間入りを果たした。
 

安田記念

 

2018年06月03日 安田記念 芝1600m 東京競馬場

1着=モズアスコット 牡4 58kg (C.ルメール)
2着=アエロリット 牝4 56kg (戸崎圭太)
3着=スワーヴリチャード 牡4 58kg (M.デムーロ)
4着=サトノアレス 牡4 58kg (蛯名正義)
5着=サングレーザー 牡4 58kg (福永祐一)

レースタイム=1:31.3(良)
レース上がり3ハロン=34.5
勝ち馬上がり3ハロン=33.3
 

レース回顧

 
ウインガニオンが引っ張る展開、ペースもそこそこに各馬が直線コースでは前を射程圏に捉える位置からの瞬発力勝負となった。先に抜け出したのはアエロリット、それを先行して脚を伸ばしたスワーヴリチャードがおそいかかる。しかし、粘りを見せるアエロリットが振り切った所にその間を割って追い込んだモズアスコットがゴール前でクビ差かわし1着でゴールイン。連闘策での勝利は実にバンブーメモリー以来の29年ぶりとなる快挙だった。ペルシアンナイトは終始前が壁になって自滅、サングレーザーは伸び切れず5着に敗退している。スワーヴリチャードに関しては初のマイルで31秒台の決着にも対応出来る走りで、負けて尚強しの内容だったと言える。4歳勢の上位独占決着。
 

宝塚記念

 

2018年06月24日 宝塚記念 芝2200m 阪神競馬場

1着=ミッキーロケット 牡5 58kg (和田竜二)
2着=[外]ワーザー セ7 58kg (H.ボウマン)
3着=ノーブルマーズ 牡5 58kg (高倉稜)
4着=ヴィブロス 牝5 56kg (福永祐一)
5着=ダンビュライト 牡4 58kg (武豊)

レースタイム=2:11.6(稍重)
レース上がり3ハロン=36.3
勝ち馬上がり3ハロン=35.8
 

レース回顧

 
ハナを主張したサイモンラムセスにタツゴウゲキがピッタリとマーク。結果、ペースが速まって1分を切る速い流れで後半へ。道中、後方にいたサトノダイヤモンドが4コーナーで一気の捲りを見せ先行集団へ取り付き直線コースに入る。インで脚を溜めていたミッキーロケットが外の忙しい流れを無視して、内から楽々抜け出すと最後はワーザーの追い上げをクビ差退けて念願のタイトル獲得。鞍上の和田竜二騎手は2001年の天皇賞春をテイエムオペラオーで制覇して以来、実に17年ぶりのGⅠ勝利となった。3着には人気薄のノーブルマーズが入り3連単は50万円弱の大波乱決着。サトノダイヤモンドは6着、キセキは道中後方まま直線も伸びを欠いて8着に終わっている。
 

スプリンターズステークス

 

2018年09月30日 スプリンターズステークス 芝1200m 中山競馬場

1着=ファインニードル 牡5 57kg (川田将雅)
2着=ラブカンプー 牝3 53kg (和田竜二)
3着=ラインスピリット 牡7 57kg (武豊)
4着=ダイメイプリンセス 牝5 55kg (秋山真一郎)
5着=レッツゴードンキ 牝6 55kg (岩田康誠)

レースタイム=1:08.3(稍重)
レース上がり3ハロン=35.3
勝ち馬上がり3ハロン=34.5
 

レース回顧

 
ワンスインナムーンがハナへ、ラブカンプーやラインスピリットなどが先行勢の一角としてレースは進みそれを見る様にファインニードルが中団待機。淡々とした形で流れ前に有利な展開のまま直線コースへ。ラブカンプーが一気に飛び出し抜け切るかに見えた所を、外からファインニードルがグングン加速しゴール前で見事差し切って勝利。春の高松宮記念に続く、スプリントGⅠ連覇を達成した。3着に立ち回りで勝ったラインスピリットが入線、4着もダイメイプリンセスが入って中波乱決着となった。
 

秋華賞

 

2018年10月14日 秋華賞 芝2000m 京都競馬場

1着=アーモンドアイ 牝3 55kg (C.ルメール)
2着=ミッキーチャーム 牝3 55kg (川田将雅)
3着=カンタービレ 牝3 55kg (武豊)
4着=サラキア 牝3 55kg (池添謙一)
5着=ラテュロス 牝3 55kg (秋山真一郎)

レースタイム=1:58.5(良)
レース上がり3ハロン=35.2
勝ち馬上がり3ハロン=33.6
 

レース回顧

 
ミッキーチャームがやや速めのペースで逃げるも、前はその流れに付いて行けずやや縦長の隊列。アーモンドアイも後方からの競馬となり道中はやや不安な空気を漂わせる。直線入り口でもまだ前との差は6馬身以上、そこから驚異的な追い込みであっさりと逃げ粘るミッキーチャームをかわし史上5頭目となる牝馬3冠を達成。同世代の牝馬では相手がいない事をこの競馬で証明、まさに怪物誕生の瞬間となった。3着にはカンタービレが入線、上位人気勢での決着。
 

菊花賞

 

2018年10月21日 菊花賞 芝3000m 京都競馬場

1着=フィエールマン 牡3 57kg (C.ルメール)
2着=エタリオウ 牡3 57kg (M.デムーロ)
3着=ユーキャンスマイル 牡3 57kg (武豊)
4着=ブラストワンピース 牡3 57kg (池添謙一)
5着=グローリーヴェイズ 牡3 57kg (福永祐一)

レースタイム=3:06.1(良)
レース上がり3ハロン=34.2
勝ち馬上がり3ハロン=33.9
 

レース回顧

 
ジェネラーレウーノが単騎でハナに立つと予想外の超スローペース。2000m通過は2分6秒というゆったりとした流れで完全な瞬発力勝負の1戦となった。後方からジワジワとポジションを上げたエタリオウが直線入り口で単独先頭に立つも、内からスルスルと抜け出たフィエールマンが並びかけ激しい叩き合いに。最後は首の上げ下げで僅かに前へ出たフィエールマンが4戦目にして菊花賞制覇という快挙を成し遂げた。3着にユーキャンスマイルが入線。期待されたブラストワンピースはキレ負けして4着惜敗を喫している。
 

天皇賞秋

 

2018年10月28日 天皇賞秋 芝2000m 東京競馬場

1着=レイデオロ 牡4 58kg (C.ルメール)
2着=サングレーザー 牡4 58kg (J.モレイラ)
3着=キセキ 牡4 58kg (川田将雅)
4着=アルアイン 牡4 58kg (北村友一)
5着=ミッキーロケット 牡5 58kg (和田竜二)

レースタイム=1:56.8(良)
レース上がり3ハロン=34.5
勝ち馬上がり3ハロン=33.6
 

レース回顧

 
スタートで出遅れたスワーヴリチャードが、更に隣のマカヒキに馬体をぶつけられる不利で最後方からの展開。一方、逃げたキセキはハイペースで飛ばし馬群も縦長の隊列を組んで4コーナーへ。レイデオロが中団待機から絶好のタイミングで前に上がって行くと、直線も堂々たる走りで前をかわし単独先頭に。外から伸びるサングレーザーの追撃も一歩届かず、レイデオロが昨年の日本ダービー以来となるGⅠタイトル2勝目を飾った。2着にキセキをゴール前で差し切ったサングレーザーが入線。1番人気スワーヴリチャードは競馬に一切参加せずの10着大敗となってしまった。
 

エリザベス女王杯

 

2018年11月11日 エリザベス女王杯 芝2200m 京都競馬場

1着=リスグラシュー 牝4 56kg (J.モレイラ)
2着=クロコスミア 牝5 56kg (岩田康誠)
3着=モズカッチャン 牝4 56kg (M.デムーロ)
4着=レッドジェノヴァ 牝4 56kg (池添謙一)
5着=ノームコア 牝3 54kg (C.ルメール)

レースタイム=2:13.1(良)
レース上がり3ハロン=34.7
勝ち馬上がり3ハロン=33.8
 

レース回顧

 
スタートから楽にクロコスミアが単騎の逃げに成功、プリメラアスールが絡む事なく淡々とした流れでペースは徐々に落ち着く流れに。上位人気の各馬が先行集団の一角でレースを進める中、中団待機でそれらを見る様にして脚を溜めたリスグラシュー。4コーナーで前が一斉に動くも、ワンテンポ遅らせて外目を上がって行くと直線コースで一気に脚を爆発させる。しぶとく粘るクロコスミアをあっさり捉えると、最後はクビ差の接戦を制して遂にGⅠタイトルを手中に収めた。3着に1番人気のモズカッチャンが入線。
 

マイルチャンピオンシップ

 

2018年11月18日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=ステルヴィオ 牡3 56kg (W.ビュイック)
2着=ペルシアンナイト 牡4 57kg (M.デムーロ)
3着=アルアイン 牡4 57kg (川田将雅)
4着=カツジ 牡3 56kg (松山弘平)
5着=ミッキーグローリー 牡5 57kg (戸崎圭太)

レースタイム=1:33.3(良)
レース上がり3ハロン=34.5
勝ち馬上がり3ハロン=34.1
 

レース回顧

 
誰も前に行かない展開で、アルアインやロジクライなどの先行勢が並んでハナに。途中からアエロリットが外目を逃げに出て行くが、ペース的にはスローで馬群も一団を形成。そのままゴチャツキながら4コーナーを回り直線コースへ。番手からアルアインが抜け出し後続を振り切りにかかるも、内からステルヴィオとペルシアンナイトの2頭が馬体を併せて伸び一気に差し切る形。最後は2頭が同時にゴールへ入るも、外のステルヴィオが僅かに前に出て待望のGⅠ初勝利を飾った。1番人気モズアスコットは直線入り口で他馬とぶつかってしまい一気に戦意を失った。
 

ジャパンカップ

 

2018年11月25日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=アーモンドアイ 牝3 53kg (C.ルメール)
2着=キセキ 牡4 57kg (川田将雅)
3着=スワーヴリチャード 牡4 57kg (M.デムーロ)
4着=シュヴァルグラン 牡6 57kg (C.デムーロ)
5着=ミッキースワロー 牡4 57kg (横山典弘)

レースタイム=2:20.6(良)
レース上がり3ハロン=34.4
勝ち馬上がり3ハロン=34.1
 

レース回顧

 
キセキがハナに立ち、番手にアーモンドアイ、その直後にスワーヴリチャードと予想外の隊列となった1戦。1000m=59秒9と馬場状態を考えればスローペースでレースは流れ、前有利の展開。そのまま4コーナーでキセキが後続を引き離しにかかり直線に入るも、それ以上に抜群の手応えで並びかけたアーモンドアイがあっさりとかわし単独先頭へ。ラストも軽く追われただけで突き放す余裕の走りを見せ、終わってみれば2分20秒台に突入する脅威の世界レコードで優勝。歴史的名牝に名乗りを上げるとんでもないパフォーマンスだったろう。3着はスワーヴリチャードが入っている。
 

チャンピオンズカップ

 

2018年12月03日 チャンピオンズカップ ダート1800m 中京競馬場

1着=ルヴァンスレーヴ 牡3 56kg (M.デムーロ)
2着=ウェスタールンド セ6 57kg (藤岡佑介)
3着=サンライズソア 牡4 57kg (J.モレイラ)
4着=アンジュデジール 牝4 55kg (横山典弘)
5着=オメガパフューム 牡3 56kg (C.デムーロ)

レースタイム=1:50.1(良)
レース上がり3ハロン=35.9
勝ち馬上がり3ハロン=35.6
 

レース回顧

 
スタートを決めたアンジュデジールが最内からスッとハナへ。絡む馬も無く楽なペースで道中を進め、その直後にルヴァンスレーヴが付ける意外な展開となった。縦長の隊列だったが一気に4コーナーで各馬進出し大きく外へ張り出して直線コースへ。内でジッと脚を溜めていたルヴァンスレーヴが粘るアンジュデジールをあっさりとかわし、そのまま後続を突き放す競馬で楽々と中央GⅠ初制覇を達成。これで4つ目のタイトルを獲得すると共に、中央ダート戦線の統一を果たした。2着に後方から追い込んだウェスタールンド、3着にサンライゾソアが入線。
 

阪神ジュベナイルフィリーズ

 

2018年12月09日 阪神ジュベナイルフィリーズ 芝1600m 阪神競馬場

1着=ダノンファンタジー 牝2 54kg (C.デムーロ)
2着=クロノジェネシス 牝2 54kg (北村友一)
3着=ビーチサンバ 牝2 54kg (福永祐一)
4着=シェーングランツ 牝2 54kg (武豊)
5着=プールヴィル 牝2 54kg (秋山真一郎)

レースタイム=1:34.1(良)
レース上がり3ハロン=35.0
勝ち馬上がり3ハロン=34.0
 

レース回顧

 
上位人気馬が一同に後方から競馬を進めた1戦。前もそこまでペースは速くならなかったが、初のGⅠで息の入りにくい淀みない流れとなり追い込み勢にとってはベストな展開だった。4コーナーで大外を回したダノンファンタジーとクロノジェネシスが馬体を並べて先頭に立つと、そこから一騎打ちの激しい叩き合い。坂を駆け上がって更に加速したダノンファンタジーが半馬身振り切って快勝しGⅠ初制覇を達成。2着クロノジェネシス、3着にビーチサンバ、4着にはシェーングランツと1~4番人気馬での順当な決着となった。この中からグランアレグリアに立ち向かえる馬が果たして。
 

朝日杯フューチュリティステークス

 

2018年12月16日 朝日杯フューチュリティステークス 芝1600m 阪神競馬場

1着=アドマイヤマーズ 牡2 55kg (M.デムーロ)
2着=クリノガウディー 牡2 55kg (藤岡佑介)
3着=グランアレグリア 牝2 54kg (C.ルメール)
4着=ファンタジスト 牡2 55kg (武豊)
5着=ディープダイバー 牡2 55kg (川田将雅)

レースタイム=1:33.9(良)
レース上がり3ハロン=34.4
勝ち馬上がり3ハロン=33.9
 

レース回顧

 
スタートからイッツクールが予想通りの逃げ、その直後に上位人気2頭のグランアレグリアとアドマイヤマーズが付ける展開。馬群は縦長もペースは意外に落ち着き、先行勢に有利な流れとなった。グランアレグリアが4コーナーを先頭で回って行くと、それを被せる様にしてアドマイヤマーズが直線入り口で並びかける競馬。そこからグッと先頭に立つと、そのまま2着にあがったクリノガウディー以下を2馬身突き放しデビューから無傷の4連勝で2歳牡馬チャンピオンに輝いた。グランアレグリアは初めて競られる形となり馬が戸惑ったか、それでも評価に値する3着入線を果たした。
 

有馬記念

 

2018年12月23日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=ブラストワンピース 牡3 55kg (池添謙一)
2着=レイデオロ 牡4 57kg (C.ルメール)
3着=シュヴァルグラン 牡6 57kg (H.ボウマン)
4着=ミッキーロケット 牡5 57kg (O.マーフィー)
5着=キセキ 牡4 57kg (川田将雅)

レースタイム=2:32.2(稍重)
レース上がり3ハロン=36.9
勝ち馬上がり3ハロン=35.7
 

レース回顧

 
キセキが外枠から強引気味に先手を取って比較的落ち着いたペースで1周目のスタンドを回る展開。コーナーを回って徐々に行き脚が付き、後続を引き離し気味に逃げ出すと流れも早くなり平均ペースになった。向正面から徐々に各馬も動き始め、ブラストワンピースが早めに外を回って仕掛け出すとそれを見たレイデオロも慌てて進出。直線に入って先に抜け出したブラストワンピースが最後は外から迫るレイデオロの追撃を振り切って悲願のGⅠタイトル制覇を達成して見せた。池添騎手の思い切った騎乗が実った瞬間。3着にはシュヴァルグランが入線、レース前から降り出した雨が馬場状態に影響した上での決着だろう。
 

ホープフルステークス

 

2018年12月28日 ホープフルステークス 芝2000m 中山競馬場

1着=サートゥルナーリア 牡2 55kg (M.デムーロ)
2着=アドマイヤジャスタ 牡2 55kg (C.ルメール)
3着=ニシノデイジー 牡2 55kg (勝浦正樹)
4着=コスモカレンドゥラ 牡2 55kg (戸崎圭太)
5着=ブレイキングドーン 牡2 55kg (福永祐一)

レースタイム=2:01.6(稍重)
レース上がり3ハロン=35.5
勝ち馬上がり3ハロン=35.3
 

レース回顧

 
好スタートからハナへ立ちそうになったサートゥルナーリア、それを外から制して単騎で逃げたのはコスモカレンドゥラだった。その直後にアドマイヤジャスタが付け、上位人気2頭が早くも番手で並ぶ展開。その他の有力馬もそれを見ながらの追走となったが、前半がかなり落ち着き1000m62秒台のスローペース。この時点で前にいなかった馬にはつらい流れとなったがそれを見越してブレイキングドーンが積極的に早めの仕掛け。直線コースで一旦は先頭に立つも、アドマイヤジャスタが盛り返して再び前へ。しかし、その間を持ったままの手応えで強引に割って来たサートゥルナーリアがあっという間に抜け出しほぼ追わないまま1着でゴール。GⅠでこれだけの力量差を見せつける走りはそう拝めないだろう。

関連記事

関連タグ

著者