近年、著しい活躍を見せるG1レーシング。社台グループ第三の刺客として立ち上がったクラブだったが、2017年はペルシアンナイトがマイルチャンピオンシップ、2018年はジュールポレールがヴィクトリアマイルを勝つなど多数の実績を上げサンデーレーシングやキャロットファームに肉薄するまでに成長して来ている。今後益々注目されて行くだけに、有力視される産駒については誰よりも早くチェックしておくべきだ。上位2大クラブより募集価格が良心的なのも嬉しいところだ。
 

G1レーシング所属高額馬一覧

 

エールディヴァン|ワイ2016

 
エールディヴァン(ワイ2016)

エールディヴァン(ワイ2016)

牡馬

価格:1億円

父馬:ディープインパクト
母馬:ワイ
母父:Galileo
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:追分ファーム
馬主:G1レーシング

兄弟:特になし
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G1レーシングで遂に大台の1億円による募集馬が登場。曾祖母はキングマンボの全妹、その肌にデインヒル→ガリレオと世界の名血が重ねられた母にディープインパクト、さすがに期待しない訳には行かない。近親にはリアルスティールがいる血統で、既にディープインパクトとの相性は保証済み。兄弟は走っていないが、ヴィクトワールピサ、ダイワメジャーと続いたので真打ちは同馬という事になる。名門堀厩舎だけに外れる事は考えにくい。
 

アテンポラル|タンタスエルテ2016

 
アテンポラル(タンタスエルテ2016)

アテンポラル(タンタスエルテ2016)

牡馬

価格:6000万円

父馬:ハーツクライ
母馬:タンタスエルテ
母父:Stuka
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:G1レーシング

兄弟:タンタアレグリア、パララサルーなど
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実績を考えれば真のエースはこちらだろう。兄にタンタアレグリアがいる血統で、産駒はほぼ勝ち上がる事が約束された様なハイアベレージ。加えてハーツクライで池江泰寿厩舎という如何にもクラシックを見据えた環境が実に頼もしい限りだ。これで6000万円なら格安にも感じてしまう程。ここ数年のディープインパクト産駒がイマイチだっただけに、父替わりで一気に大物誕生まで有り得る。
 

ベルヴォワ|アルーリングボイス2016

 
ベルヴォワ(アルーリングボイス2016)

ベルヴォワ(アルーリングボイス2016)

牝馬

価格:5000万円

父馬:ディープインパクト
母馬:アルーリングボイス
母父:フレンチデピュティ
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:G1レーシング

兄弟:オールザゴー、アンヴァルなど
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産駒に当たり外れはあるものの、ここ2年のオールザゴーとアンヴァルは安定してPOG期間中に3勝の実績をあげているアルーリングボイス。これまで4頭違う種牡馬での成績だけに致し方無いが、ようやく安定して来た感があるのは好印象。そして今回はディープインパクト、母父フレンチデピュティとの相性は証明済みでここが走らなければ嘘だろう。馬体を見る限り、やはり胴が詰まって短距離向きの見栄えだけに目標は桜花賞か。
 

アルディテッツァ|スキッフル2016

 
アルディテッツァ(スキッフル2016)

アルディテッツァ(スキッフル2016)

牡馬

価格:5000万円

父馬:オルフェーヴル
母馬:スキッフル
母父:トニービン
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:G1レーシング

兄弟:フラガラッハ、フェルメッツァなど
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スキッフルの繁殖能力は地味に高く、フラガラッハからエスティタートまでの4頭は全て種牡馬が異なりながらも全4勝以上をマーク、いずれも重賞級と恐ろしい実績を叩き出している。1つ上のアレグレメンテが走らなかったのは意外だが、オルフェーヴルのフレッシュさでそこは相殺可能と見た。何よりオルフェーヴル×トニービンというのが根拠なく走りそうな気がしてならない夢のある配合だろう。
 

テンペスタージ|ディラローシェ2016

 
テンペスタージ(ディラローシェ2016)

テンペスタージ(ディラローシェ2016)

牡馬

価格:4000万円

父馬:オルフェーヴル
母馬:ディラローシェ
母父:Danehill
所属:戸田博文厩舎(美浦)
生産:追分ファーム
馬主:G1レーシング

兄弟:フェノーメノなど
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兄にフェノーメノがいるだけで、その他の産駒は全くの鳴かず飛ばず。フェノーメノだけが突然変異で産まれたまさに“怪物”だったという点から言えば、テンペスタージを指名または出資するリスクはかなり高い。1つだけ希望を持つのなら、ステイゴールドで当たったという事はオルフェーヴルとの相性も悪くは無い筈。とは言え、やはりホームランか三振という産駒になるだろう。
 

ダルトヴィラ|ダルタヤ2016

 
ダルトヴィラ(ダルタヤ2016)

ダルトヴィラ(ダルタヤ2016)

牝馬

価格:4000万円

父馬:ディープインパクト
母馬:ダルタヤ
母父:Anabaa
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:G1レーシング

兄弟:特になし
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これといった強調材料は無し。社台ファーム生産でG1レーシングに回って来たという経緯を考えても難しい1頭だろう。ディープインパクトの全姉が走っていない上にまだその時と同じ4000万円で募集している事が理解に苦しむが、走ったとしても重賞クラスにまで行くとは思えない。母はフランスの重賞馬とは言えGⅢ、日本で言えば条件馬レベルの1頭だ。
 

キートス|レインボーダリア2016

 
キートス(レインボーダリア2016)

キートス(レインボーダリア2016)

牝馬

価格:3600万円

父馬:ハーツクライ
母馬:レインボーダリア
母父:ブライアンズタイム
所属:菊沢隆徳厩舎(美浦)
生産:追分ファーム
馬主:G1レーシング

兄弟:特になし
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2012年のエリザベス女王杯勝ち馬レインボーダリアの産駒。初年度はディープインパクトが付けられて走らなかったが、繁殖牝馬にとって本当の勝負は2年目から。ここでハーツクライが配合され、母父ブライアンズタイムとの成功例はホープフルステークス勝ち馬タイムフライヤーも出ている事が後押しとなる。が、母もキレるタイプでは無かった事から長距離で長い脚を使う1頭か。クラシックに向いているかと言われればやや疑問。
 

レイズアフラッグ|レディシャツィ2016

 
レイズアフラッグ(レディシャツィ2016)

レイズアフラッグ(レディシャツィ2016)

牡馬

価格:3600万円

父馬:キングカメハメハ
母馬:レディシャツィ
母父:Privately Held
所属:平田修厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:G1レーシング

兄弟:特になし
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完全に社台の持ち込みミスと思われるレディシャツィ。ペルー競馬の名牝とは言え、日本での繁殖実績はまた別。実際、これまでガルチ、ディープインパクト2頭の計3頭で未だ勝ち星をあげれていないのが事実だ。今回キングカメハメハに代わって変わり身を期待しているのだろうが、恐らくそれも無意味な希望に終わる事だろう。但し、馬体のバランスは悪くない。
 

ペルソナデザイン|コマーサント2016

 
ペルソナデザイン(コマーサント2016)

ペルソナデザイン(コマーサント2016)

牡馬

価格:3600万円

父馬:ハーツクライ
母馬:コマーサント
母父:Marchand de Sable
所属:大竹正博厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:G1レーシング

兄弟:ベストディールなど
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可もなく不可もなく、といった印象か。一応ベストディールで重賞馬を輩出しているコマーサントだが特に特筆すべき繁殖能力は無い。あくまでもディープインパクト産駒だった事での実績だろう。父がハーツクライに変わってどうかだが、恐らく当たりを引くというイメージは持ちづらい。ダルトヴィラと同じく、社台ファーム生産からG1レーシングへ回って来ている流れも含めて様子見がベターな選択と言える。
 

ジェットモーション|トップモーション2016

 
ジェットモーション(トップモーション2016)

ジェットモーション(トップモーション2016)

牡馬

価格:3600万円

父馬:ハーツクライ
母馬:トップモーション
母父:シンボリクリスエス
所属:藤岡健一厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:G1レーシング

兄弟:特になし
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まさに見た目は母父シンボリクリスエス譲りの見栄えする好馬体を誇るジェットモーション。母トップモーション自体はそうでもないが、祖母プロモーションの母系は全体として国内でも比較的優秀な部類に入ると言える。まだ結果は出ていないが、トップモーションもその内重賞クラスを輩出してもおかしくない下地は整っているだろう。今回、ハーツクライが配合されどの様な化学変化が起きるか。ノーザンファーム生産というのが色んな意味で注目の1頭だ。
 

馬名未定|サマーナイトシティ2016

 
馬名未定(サマーナイトシティ2016)

馬名未定(サマーナイトシティ2016)

牝馬

価格:3200万円

父馬:ハーツクライ
母馬:サマーナイトシティ
母父:エリシオ
所属:西園正都厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:G1レーシング

兄弟:サダムパテック、ジュールポレールなど
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兄サダムパテックに続き、先日のヴィクトリアマイルでもジュールポレールが優勝し母から2頭目のGⅠが誕生。その前段階で値段が設定されていた事を考えると、時期的に最もお買い得感のある1頭だろう。何より、フジキセキとディープインパクトで実績をあげている以上ハーツクライでも先ずもって駄馬は出ないだろう。ジュールポレールよりも距離適性が広がりオークスまで目指せる器か。
 

まとめ

 
以上、G1レーシングの2016年産駒募集馬の3200万円までを上位掲載。

今後はその他有力クラブの同ランキングも掲載予定、どうぞお楽しみに。

尚、これらの記事は随時更新予定ですので引き続き御覧下さい。

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