8月26日に馬事公苑にて行われる東京パラリンピック・馬術個人(馬場馬術)競技に、元JRA騎手である高嶋活士選手、宮路満英選手、吉越奏詞選手が出場します。

障がいの内容や程度によりクラス分けされていて、グレードによって求められる技術のレベルが異なり、高嶋選手はグレードIV、宮路選手と吉越選手はグレードIIに出場します。

この競技では、決められた馬場内で、基本的な技術である常歩(なみあし)、対角線上の肢が交互に2拍子のリズムで動く速歩(はやあし)、スピードのある駈歩(かけあし)、高度な前肢と後肢が異なる軌跡を描く二蹄跡運動(にていせきうんどう)などを駆使して移動しながら馬を操る技術を審査されます。


(高嶋活士選手プロフィール)
2011年3月に、美浦・柴崎勇厩舎の所属騎手としてデビュー。JRA騎手課程の第27期卒業生で、同期には横山和生騎手、藤懸貴志騎手など。13年2月の障害戦で落馬事故に遭い、2年余りのリハビリを続けましたが、騎手復帰を断念。244戦0勝で15年9月に引退。翌年から障がい者馬術に取り組み始めると頭角を現し、18年にはFEI世界馬術選手権に出場するなど、研鑽を積んできました。

(吉越奏詞選手プロフィール)
日本体育大学、アスール乗馬クラブ所属。大学生で初めてパラリンピック代表に選ばれました。脳性麻痺の障がいがあり、2番目に重い障がいのグレードII。幼少期から乗馬を始め、中学生の時に東京パラへの出場を目指して本格的にパラ馬術を始めました。

(宮路満英選手プロフィール)
JRA調教助手を20年以上務めていました。05年に脳卒中で倒れ、右半身麻痺や高次脳機能障害の後遺症を抱え、リハビリとして再び馬に乗り始め、パラリンピック出場にまで至りました。今大会は、16年リオ大会に続いて2回目の出場となります。

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