レース傾向&展開

 

中山競馬場・芝2200m(外回り)

 
ホームストレッチの直線入り口からスタートして、最初のコーナーまでは約430m。枠順によって大きな有利・不利は無いが、スタート直後に急坂が続く為、序盤から負荷がかかりやい。最後の直線は約310mと短いので、3コーナー辺りからの仕掛けが重要になってくる。基本的には先行馬が有利だが、クラスが上がるに連れて差し・追い込みも決まりやすい。更にゴール前には2度目の急坂が待ち受けていることから、スタミナとスピードの持続力が大きく問われる。
種牡馬ではステイゴールドとディープインパクトが抜けてトップ。次いでネオユニヴァース、マンハッタンカフェ、ジャングルポケット、ゼンノロブロイといったスタミナ血統が狙い目。最近ではドリームジャーニー、ゴールドヘイローも好走している。
 

レース展開予想

 
先手争いはエーシンマックス、カレンミロティックの2頭が有力。後ろの先行集団にクリールカイザー、ゴールドアクター、サムソンズプライド、ワンアンドオンリーが続いて、中団・後方にサトノノブレス、ショウナンバッハ、マイネルメダリスト、ツクバアズマオー、マリアライト、アクションスターという展開と予想。
 

独自予想

 

◎ゴールドアクター

 
ゴールドアクター(牡5歳)

ゴールドアクター(牡5歳)

父:スクリーンヒーロー
母:ヘイロンシン
母の父:キョウワアリシバ
調教師:中川公成(美浦)
via google imghp
 
昨年の夏から今年の春にかけて、アルゼンチン共和国杯→有馬記念→日経賞と重賞3勝を含む5連勝を飾り、一気にスターホースの座へ駆け上がった。1番人気に支持された前走の天皇賞・春は外枠発走が影響したせいか、終始折り合いを欠いたまま最後は力尽きて12着と大敗。期待を大きく裏切ってしまったが、その後は放牧に出されて心身共にリフレッシュして8月下旬に帰厩。秋はジャパンカップ、有馬記念のビッグレースが控えており、このメンバーには無様な競馬はできない。3勝2着1回と好相性の中山から大きな弾みをつけたい。
 

◯マリアライト

 
マリアライト(牝5歳)

マリアライト(牝5歳)

父:ディープインパクト
母:クリソプレーズ
母の父:エルコンドルパサー
調教師:久保田貴士(美浦)
via google imghp
 
前走の宝塚記念では、ドゥラメンテ、キタサンブラック、ラブリーデイといった強力牡馬を相手に正攻法の競馬で捻じ伏せて優勝。昨年のエリザベス女王杯に続いてG1・2勝目を飾った。夏場は休養に充ててここを目標に入念に乗り込まれており、仕上がりは万全の状態。中山コースとも相性が良く、斤量56kg、道悪も全く苦にしないのはかなり頼もしい。芝2200mはG1を2勝した得意の舞台で、今回も勝ち負け必至だろう。ゴールドアクターには過去に2戦全敗を喫しているが、完全に本格化した今なら付け入る隙は十分にある。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 
 
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 大川 小野寺 田中 予想オッズ
1 サトノノブレス 牡6 56.0 福永祐一 109.8 × 7.5
2 クリールカイザー 牡7 56.0 田辺裕信 104.7 × 17.4
3 ショウナンバッハ 牡5 56.0 戸崎圭太 102.3 × × 24.5
4 マイネルメダリスト 牡8 56.0 松岡正海 101.8 124.5
5 ツクバアズマオー 牡5 56.0 吉田豊 103.0 14.5
6 ゴールドアクター 牡5 58.0 吉田隼人 115.2 2.1
7 マリアライト 牝5 56.0 蛯名正義 114.3 2.3
8 エーシンマックス 牡6 56.0 石橋脩 91.0 175.3
9 アクションスター 牡6 56.0 大野拓弥 103.1 94.7
10 サムソンズプライド牡6 56.0 横山典弘 100.0 47.4
11 ワンアンドオンリー 牡5 57.0 内田博幸 109.5 28.5
12 カレンミロティック セ8 56.0 柴田大知 111.1 × 12.6

関連記事

関連タグ

著者