1月5日(木) 京都芝2000m
◆アドマイヤロブソン(牡2歳)
全兄に今年の未勝利→500万下→若葉Sと3連勝を飾り、クラシック一冠目の皐月賞(9着)にも出走したアドマイヤダイオウ(牡3)とダートを主戦場にしているアドマイヤスター(牡4)がいる血統。POGでも人気を集めた弟アドマイヤロブソンは芝2000mからのデビューとなるが、陣営ではアドマイヤスター同様にダート寄りのタイプと見ているようだ。現時点で500kgを超える大型馬なだけにゆくゆくはダート路線へ移る可能性も十分にある。ただ、血統からも期待が高い一頭であることは間違いない。鞍上はC.ルメール騎手。
◆ロードアルバータ(牡2歳)
母レディアルバローザは11年ヴィクトリアマイルで、1着アパパネ、2着ブエナビスタに次ぐ3着に入り、11年&12年には中山牝馬Sを連覇している。本馬は待望の初仔にあたり、ロードホースクラブのラインナップでは最高額となる7000万円で募集されたエース格。さらに母の妹には、キャトルフィーユ、エンジェルフェイスと重賞ウイナーが並び、血統の下地も十分。是非ともクラシック戦線に立ってほしい一頭だろう。鞍上はV.シュミノー騎手。
1月7日(土) 京都芝1600m(牝)
◆タンタグローリア(牝2歳)
半兄に重賞2着2回のタンタアレグリア(父ゼンノロブロイ)と全姉にOP特別2勝のパララサルーがいる。馬体重は410~420kg前後と小柄だが、牧場関係者は「しなやかなフットワークで、背中の使い方にもセンスがある。動きそのものが柔らかい」と高評価を与えた逸材。ここからは藤原厩舎の手腕に期待がかかるが、まずは焦らずじっくり進んでもらいたい。鞍上は川田将雅騎手。
◆キャリコ(牝2歳)
母モシーンは現役時代にオーストラリアG1を4勝した名牝で、ディープインパクトの間に誕生した本馬は母の初年度産駒にあたる。まだはっきりとした情報がないためかなりの未知数であるが、陣営が高い期待を寄せる一頭とのことなので是非とも注目したい。鞍上は武豊騎手。
1月7日(土) 京都ダート1800m
◆キエレ(牝2歳)
母ヘヴンリーロマンスの仔に、アウォーディー(父ジャングルポケット)、ラニ(父Tapit)、アムールブリエ(父Smart Strike)とダート界で主役を張る豪華な顔ぶれが並ぶ。一族では初となるDistorted Humor産駒の本馬も活躍が約束されたようなもので、偉大な兄姉を越えられるか。まずはデビュー戦でのパフォーマンスに期待したい。鞍上は武豊騎手。
1月8日(日) 中山芝2000m
◆サトノルーラー(牡2歳)
母コンテスティッドは現役時代にアメリカG1を2勝した活躍馬。本馬はそのコンテスティッドの初仔にあたり、昨年のセレクトセールで1億1100万円の高値で落札された。管理する国枝師は「まだパンとするのは先だと思うが、良い素質はある」と話しているように徐々に頭角を現してくるはず。鞍上は内田博幸騎手。
その他に
◆ワールドフォーラブ【牝2、栗東・音無厩舎、父ディープインパクト、母ユニバーサル(ブライアンズタイム)】
祖母は98年のオークスを制したエリモエクセル。調教を積む毎に上昇しており初戦から好勝負できそう。土曜京都芝1600m(牝)をC.ルメール騎手で予定。
祖母は98年のオークスを制したエリモエクセル。調教を積む毎に上昇しており初戦から好勝負できそう。土曜京都芝1600m(牝)をC.ルメール騎手で予定。
◆モーリーファ【牝2、美浦・和田雄厩舎、父ヴァーミリアン、母チャイナドール(スペシャルウィーク)】
近親に11年宝塚記念など重賞5勝のアーネストリーがいる血統。土曜中山ダート1800m(牝)を内田博幸騎手で予定。
近親に11年宝塚記念など重賞5勝のアーネストリーがいる血統。土曜中山ダート1800m(牝)を内田博幸騎手で予定。
◆デルマハワイコウロ【牡2、栗東・友道厩舎、父ワークフォース、母ジブリール(サンデーサイレンス)】
近親にG1・2勝のマリアライト&クリソライトと神戸新聞杯優勝のリアファルがいる血統。土曜京都ダート1800mを予定。
近親にG1・2勝のマリアライト&クリソライトと神戸新聞杯優勝のリアファルがいる血統。土曜京都ダート1800mを予定。
母:アドマイヤマリン
母父:クロフネ
調教師:友道康夫(栗東)
馬主:近藤利一
生産者:ノーザンファーム