11月5日(土)京都芝1400m(牝)

 

◆ベルダム(牝2歳、栗東・石坂正厩舎)

 
ベルダム

ベルダム

父:ディープインパクト
母:ドナブリーニ
母の父:Bertolini
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
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全姉に2012年京都牝馬Sなど重賞2勝を挙げたドナウブルーや2012年牝馬クラシック三冠制覇をはじめ、ジャパンカップ2連覇、ドバイシーマC、有馬記念を制した”史上最強牝馬”の呼び声が高いジェンティルドンナがいる血統。血統的には大きな期待を寄せたい一頭だろう。

ただ、馬体重が400kg弱と小柄なうえに追い切り本数も少なく、時計も既に勝ち上がっている2歳馬と比べてもやや遅め。これだけ見るとかなり不安になるが、姉ジェンティルドンナも2歳時は追い切りは目立たなかった馬。管理する石坂師は『小柄だが飼い葉はしっかり食べている。厩舎ゆかりの血統だし、期待している1頭』と悲観する様子はない。調教内容が当てになるタイプではないだけにまずはデビュー戦でどこまでやれるのか注目したい。鞍上は川田将雅騎手を予定している。
 

11月5日(土)東京ダート1600m

 

◆フォギーナイト(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎)

 
フォギーナイト

フォギーナイト

父:Tapit
母:シャンパンドーロ
母の父:Medaglia d'Oro
馬主:金子真人HD
生産者:社台ファーム
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父は2014&2015年の北米リーディングサイアーで、毎年数多くの活躍馬を輩出しているTapit。母は米ダートG1を2勝したシャンパンドーロという血統背景。本馬はシャンパンドーロの初仔にあたり、昨年のセレクトセールにて2億4840万円(税込)の高値がついた高額馬だ。

肝心の追い切りはウッド70秒前後と決して目立つものではないが、堀厩舎は追い切り以外での運動量も多く、初戦から態勢は整ったとみて良いだろう。

堀厩舎×金子オーナーという黄金タッグから期待値は高く、順当に行けば来年の米クラシック参戦も夢ではない。まずはデビュー戦でのパフォーマンスに期待したい。
 

11月6日(日)京都芝2000m

 

◆ダノンディスタンス(牡2歳、栗東・佐々木晶三厩舎)

 
ダノンディスタンス

ダノンディスタンス

父:ルーラーシップ
母:アゲヒバリ
母の父:クロフネ
馬主:ダノックス
生産者:ノーザンファーム
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半兄のメドウラーク(父タニノギムレット)は4歳時の昨年、500万下から一気に4連勝を飾っている。さらに叔父には2011年京都記念など重賞5勝を挙げたトゥザグローリーや2014年有馬記念2着のトゥザワールドがいる血統背景。

管理する佐々木師は『良血馬らしく馬体は素晴らしいし、動きに関しても追うごとに良くなってきた』と高評価を与える。調教ではややズブい面を見せているが、追うと盛り返すようにグングン伸びる走りはなかなかのもの。デビュー戦の鞍上は和田竜二騎手を予定している。
 

11月6日(日)東京芝1800m

 

◆インペリアルフィズ(牡2歳、美浦・小島太厩舎)

 
インペリアルフィズ

インペリアルフィズ

父:ジャングルポケット
母:マンハッタンフィズ
母の父:サンデーサイレンス
馬主:社台レースホース
生産者:社台ファーム
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全姉に2010年デイリー杯クイーンCなど重賞2勝を挙げたアプリコットフィズ、全兄に2015年函館記念を制したダービーフィズ、半兄に2011年京都新聞杯を制したクレスコグランド(父タニノギムレット)と兄姉に重賞ウイナーが3頭いる良血馬。さらに叔父にはG1・3勝を挙げたマンハッタンカフェがいる。

管理する小島太師は『毛色や外見的にはダービーフィズに似ている。気性的には繊細だけど、ゆったりとした走りをするし、いいバネがありそう』と期待を寄せる。デビュー戦の鞍上はM.デムーロ騎手を予定している。
 

◆ダイワキャグニー(牡2歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)

 
ダイワキャグニー

ダイワキャグニー

父:キングカメハメハ
母:トリプレックス
母の父:サンデーサイレンス
馬主:大城敬三
生産者:社台ファーム
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昨年のセレクトセールにて1億1340万円(税込)の高値で落札された期待の高額馬。半兄に芝2000mで4勝を挙げている現役のミエノワンダーがいる。

当初は10月の東京開幕週を予定していたが、調子が上がらず一ヶ月延ばしてのデビュー。その甲斐あって調教ではすでに新馬勝ちを決めているダノンハイパワーと併入するなどここにきて上昇している様子。管理する菊沢師は『まだ走り方を分かっていないような若さがある。もう少し気持ちの面がドシッとしてきてほしいですね。本当に力をつけてくるのは先だと思います』と話しており、そのあたりを踏まえながらいきなりというよりは長い目で見たい一頭。鞍上は北村宏司騎手を予定している。
 

まとめ

 
因みに、先週R.ムーア騎手でデビューを予定していたサトノヴィクトリーはゲートにもう少し時間を費やしたいとのことで延期になった模様。噂では11月12日の東京2000mあたりではないかとの情報がある。
 
先週のアルテミスSではリスグラシュー、フローレスマジックが期待通りの走りを見せてくれたように、今年の2歳牝馬はミスエルテ、ソウルスターリング、コロナシオン、リナーテなどハイレベルな逸材が揃っている印象。
一方の牡馬はというと、先週ヴァナヘイムがまさかの黒星を喫したが、アルアイン、アンセムといった期待のディープ産駒が順当に勝ち上がっている。

とはいえ、牡馬路線はまだ今ひとつ物足りないイメージ。ここから来年のクラシックを賑わしてくれそうな逸材が出てくることを期待する。

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