独自予想

 

◎ホウオウパフューム

 
ホウオウパフューム 牝3歳

ホウオウパフューム 牝3歳

父馬:ハーツクライ
母馬:マチカネタマカズラ
母父:Kingmambo
所属:奥村武厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:小笹芳央

通算成績:3戦2勝(2-0-1-0)
主な戦績:2017年寒竹賞など
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今回の本命は文句なしにホウオウパフューム。前走の寒竹賞でのパフォーマンスはまさにGⅠクラスのものだった。その前週に行われたホープフルSとは0.2秒遅いだけで、上がりだけで言えばレイデオロよりもホウオウパフュームの方が1秒以上速い。勿論、馬場差や展開の違いもあるが、それでもこの内容で強くないという判断は無謀だ。桜花賞も目指せたが馬に無理をさせずここまで成長を促しながらオークスへ照準を絞る辺り、陣営の並々ならぬ期待が伺える。
 

◯アドマイヤローザ

 
アドマイヤローザ 牝3歳

アドマイヤローザ 牝3歳

父馬:ハービンジャー
母馬:アドマイヤテンバ
母父:クロフネ
所属:梅田智之厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:近藤利一

通算成績:3戦1勝(1-2-0-0)
主な戦績:2016年未勝利戦など
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前走のエルフィンSは逃げたサロニカにまんまとしてやられた印象だが、本馬も不向きなマイル戦であのミリッサに競り勝っている事は評価出来る。ハービンジャー産駒で母方はエアグルーヴの系譜、この事からどう考えても距離は2000m以上あった方が良いのは明らかだ。その未勝利戦がハイパフォーマンスだった事を想定すると、今回のフローラステークスで更にエンジンがかかって勝ち切るシーンも。
 

▲フローレスマジック

 
フローレスマジック 牝3歳

フローレスマジック 牝3歳

父馬:ディープインパクト
母馬:マジックストーム
母父:Storm Cat
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:4戦1勝(1-2-1-0)
主な戦績:2016年アルテミスS2着など
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年明け初戦のクイーンカップではアドマイヤミヤビはおろか、アエロリットにまで後塵を拝したフローレスマジック。あの敗戦は意外だったが、馬体重が+18kgとやや太め残りで完全な状態ではなかったと考えるのが自然だろう。今回、桜花賞はパスして一旦立て直しを図っての再始動戦。2歳時は世代でもトップクラスの呼び声が高かっただけに、ここを快勝してオークスという檜舞台に上がりたいところだ。
 

▲タガノアスワド

 
タガノアスワド 牝3歳

タガノアスワド 牝3歳

父馬:ネオユニヴァース
母馬:エイシンミュー
母父:スピニングワールド
所属:五十嵐忠厩舎(栗東)
生産:新冠タガノファーム(新冠町)
馬主:八木良司

通算成績:2戦1勝(1-1-0-0)
主な戦績:2017年つばき賞2着など
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つばき賞ではあのファンディーナにあっさりとかわされて2着に敗れたが、3着以下には本馬自身7馬身もの差をつけている。新馬戦の走りを見ても既に重賞クラスのポテンシャルは確認出来ており、今回の敵と言えば初の長距離輸送くらいなものか。そこさえクリア出来ればいきなりここでも勝負になる筈。ホウオウパフュームに勝てる馬の1頭として単穴に指名しておきたい。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:100.1

 
フローレスマジック対ホウオウパフュームにタガノアスワドと牡馬とやりやってきたビルズトレジャーがレーティング的には上位。良血アドマイヤローザにも注目だがこちらも全体としてはかなりレベルが低い想定ではある。ホウオウパフュームを中心に手広く想定が理想だろう。
 
 
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 大川 小野寺 田中 予想オッズ
1 モズカッチャン 牝3 54.0 和田竜二 90.0 62.9
2 ザクイーン 牝3 54.0 池添謙一 90.0 35.3
3 キャナルストリート 牝3 54.0 蛯名正義 90.0 × × 87.3
4 レッドミラベル 牝3 54.0 吉田豊 90.0 × × × 20.4
5 ホウオウパフューム 牝3 54.0 田辺裕信 106.0 2.8
6 タガノアスワド 牝3 54.0 国分恭介 100.0 14.7
7 ヤマカツグレース 牝3 54.0 横山典弘 94.0 × 16.7
8 ドリームマジック 牝3 54.0 石川裕紀人 90.0 207.9
9 アドマイヤローザ 牝3 54.0 岩田康誠 94.0 6.6
10 メイショウササユリ牝3 54.0 武士沢友治 90.0 597.8
11 ビルズトレジャー 牝3 54.0 田中勝春 103.0 × 40.2
12 ディーパワンサ 牝3 54.0 内田博幸 98.0 × 7.4
13 アロンザモナ 牝3 54.0 柴田善臣 97.0 79.1
14 フローレスマジック 牝3 54.0 戸崎圭太 106.0 2.5
15 ニシノアモーレ 牝3 54.0 大野拓弥 97.0 × 96.2
16 レッドコルディス 牝3 54.0 北村宏司 90.0 × 61.6
17 ラユロット 牝3 54.0 木幡育也 90.0 415.9
18 ピスカデーラ 牝3 54.0 荻野極 90.0 331.5


 

編集部内の見解

 
本命はホウオウパフューム。前走は非凡な走りだったので中心だろう。対抗はフローレスマジック。24は微妙かもだが20ならまだ地力上位と考える。単穴はタガノアスワドとアドマイヤローザ。タガノアスワドは前走相手が悪かった。後方置き去りの競馬だったのでここでも上位。アドマイヤローザは血統的にマイルよりこの距離でこそだろう。4頭でワンツーはてがたそう。3着に人気薄であれてほしい。(大川)
 
◎ホウオウパフュームは前走の内容も良く田辺騎手継続で勝負気配。◯アドミラルローザはこの距離が合う。▲フローレスマジックは距離微妙も地力でカバー。(小野寺)
 
本命は不動のホウオウパフューム。オークスでも本命に打ちたいくらいの逸材で、ここの勝ち方次第では1番人気に支持される可能性もある程。負けるシーンは想定外だ。対抗にタガノアスワド。マイペースの単騎に持ち込めればホウオウパフュームの末脚を封じられる可能性はまだ残されている。単穴に新馬戦の走りが未だ忘れられないニシノアモーレ。これは期待半分での印。後は連下に実力上位の馬を揃えたが、大穴はシャケトラの妹ザクイーンだろう。(田中)

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