【世界最多勝ジョッキー】ラッセル・ベイズとは
1958年8月7日生まれの57歳で、カナダ・バンクーバー出身ながら父親がアメリカ国籍であるため、ベイズ本人はカナダとアメリカの2つの国籍を持っている。
1974年からアメリカを拠点に騎手として活動をはじめると、1989年にはのちにラッセル・ベイズの代表馬となるホークスター(牡)でジョンヘンリーターフチャンピオンシップステークスに参戦し、2分22秒8のタイムで逃げ切って勝利。このタイムは当時の芝2400mの世界記録で、このコンビで1989年のジャパンカップ(5着)にも参戦している。
1992年に初めてアメリカの最多勝利騎手に輝くと、2009年まで14回も最多勝を獲得。1999年には現役騎手にも関わらず、アメリカ競馬名誉の殿堂博物館に殿堂入りを果たしている。
2006年12月に通算勝利数を9531勝と伸ばし、当時のラフィット・ピンカイ・ジュニア=パナマ生まれ・アメリカ拠点=が持っていた9530勝の世界記録を抜いて一躍トップに躍り出た。
2007年にジョルジ・リカルド=ブラジル=に一度記録を塗り替えられたが、そこからさらに勝鞍を量産して2016年に引退するまで12842勝を記録、一方のジョルジ・リカルドは54歳ながらいまだに現役で、通算約12500勝を記録し、ラッセル・ベイズとは約300勝以上の差がついている。
ラッセル・ベイズは大レースでの勝利は少ないものの、平場での活躍が異常に多い騎手のようだ。
2007年にジョルジ・リカルド=ブラジル=に一度記録を塗り替えられたが、そこからさらに勝鞍を量産して2016年に引退するまで12842勝を記録、一方のジョルジ・リカルドは54歳ながらいまだに現役で、通算約12500勝を記録し、ラッセル・ベイズとは約300勝以上の差がついている。
ラッセル・ベイズは大レースでの勝利は少ないものの、平場での活躍が異常に多い騎手のようだ。
世界の勝利数ランキング
昨年の7月時点でラッセル・ベイズの勝利数は12638勝と堂々のトップ。そこから今年の6月までに200勝を積み重ねるのだからなかなかのペースで量産していることになる。
日本では唯一、元・川崎競馬の佐々木竹見が7153勝を挙げ9位にランクイン。
ちなみに日本が世界に誇る天才騎手・武豊は今現在、中央と地方合わせて3985勝と十分凄い記録にも関わらず、ランクインには至っていない。
日本では唯一、元・川崎競馬の佐々木竹見が7153勝を挙げ9位にランクイン。
ちなみに日本が世界に誇る天才騎手・武豊は今現在、中央と地方合わせて3985勝と十分凄い記録にも関わらず、ランクインには至っていない。
こうして世界のランキングを見ると、素人には想像ができない異次元の戦いを繰り広げているのがわかる。
ラッセル・ベイズが引退した今、一番の期待は54歳のジョルジ・リカルドが記録を更新する日が来るのを待つのみだ。
ラッセル・ベイズが引退した今、一番の期待は54歳のジョルジ・リカルドが記録を更新する日が来るのを待つのみだ。