馬体診断
非常に後駆の発達した作りでまさに重戦車の様な馬体。体つき、血統から見ても完全に短距離馬のそれだが牝馬の若い内は調教や乗り方次第でも中距離をこなせるだけに余り懸念しなくて良い範囲か。それより、トモの筋肉の付き方が尋常でない位の見た目で如何にも蹴り上げの強い豪快な走りが期待出来そう。
血統構成
フランケル | Galileo | Sadler's Wells | Northern Dancer |
Fairy Bridge | |||
アーバンシー | Miswaki | ||
Allegrtta | |||
Kind | デインヒル | Danzig | |
Razyana | |||
Rainbow Lake | Rainbow Quest | ||
Rockfest | |||
イルーシヴウェーヴ | Elusive City | Elusive Quality | Gone West |
Touch of Greatness | |||
Star of Paris | Dayjur | ||
Liturgism | |||
Multicolor Wave | Rainbow Quest | Blushing Groom | |
I Will Follow | |||
Echoes | Niniski | ||
EqualHonor |
兄弟馬
特になし
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
母は仏クラシック馬だがそこまで世界的に注目されるほどの牝馬ではないが母自体がGⅠ馬のフランケル産駒というだけで十分血統として注目だがファミリーとしてみると血統背景に魅力はない。
前評判
母はフランス1000ギニーチャンピオンで海外通算6勝を上げている名馬。それにフランケルを付けて日本に持ち込みノーザンファームで生産と育成をしているのだから経緯としては文句なし。ソウルスターリングやミスエルテと同じパターンなだけに逆に走ってもらわないと困る。しかも、厩舎は天下の角居厩舎と来れば鬼に金棒だろう。
馬名の由来
イルーシヴハピネス
【意味】…言葉では言い尽くせない幸せ
母名からの連想でネーミング。その馬名通り、形容し難い程の素晴らしい活躍を期待したい。シルクレーシングの馬名センスもまた秀逸である。
母名からの連想でネーミング。その馬名通り、形容し難い程の素晴らしい活躍を期待したい。シルクレーシングの馬名センスもまた秀逸である。
編集部内の評価
個人的にはフランケル産駒で1番馬体の雰囲気が好み。母父があまり日本で馴染みの無い血統だが、逆にその手のタイプがここ最近の主流でもあるだけに心配は要らないだろう。角居厩舎に入厩している段階でシルクレーシングの勝負気配がプンプン感じるだけに指名候補に入れておきたい。但し、これもデビュー時期次第と言ったところだろう。(田中)
馬体が牡馬並に厳ついのでちょっと日本馬場ではおもすぎる印象も比較的相互相性の良いフランス馬場のGⅠ馬産駒なのでフランケル産駒としては選択候補の1頭だがデビュー時期次第でチョイスするかも。(大川)
母馬:イルーシヴウェーヴ
母父:Elusive City
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:シルクレーシング