2017年阪神大賞典の結果

 

2017年阪神大賞典の動画

 

レース回顧

 
戦前の予想通り、サトノダイヤモンドとシュヴァルグランの一騎打ち。4コーナーでシュヴァルグランが先に仕掛け出し抜けを図ろうとするも、サトノダイヤモンドが余裕の手応えで直線あっさりかわして力の違いを見せつけた。全く不安の無い形で本番を迎える。3着には最後方から末脚勝負に徹したトーセンバジルが入線。3連単は740円の低額配当となった。
 

勝ち馬サトノダイヤモンド

 
サトノダイヤモンド 牡4歳

サトノダイヤモンド 牡4歳

父馬:ディープインパクト
母馬:マルペンサ
母父:Orpen
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:里見治

通算成績:9戦7勝(7-1-1-0)
主な戦績:2016年菊花賞、有馬記念など
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最大のライバルと見られたシュヴァルグランが攻めの競馬で先に動いたのをすぐに追い掛けそのまま楽に差し切る強さ。決して得意距離ではない長距離戦でスタミナと言う最大の武器を使った相手に対して子供扱いする強さ。もはや日本国内に敵はいないのではないだろうか。今年は凱旋門賞へ向かう事が名言されているが、それまでのレースは安心して観ていられそうだ。サトノダイヤモンド政権が本格的に始まった。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎サトノダイヤモンド
○シュヴァルグラン
×トーセンバジル
ワンアンドオンリー
レーヴミストラル
 

予想回顧

 
上位2頭と下位の馬の開きは大きいし、サトノダイヤモンドとシュヴァルグラン自体の差も明確。よって、本命サトノダイヤモンドで対抗シュヴァルグラン、以下飛ばして注意にトーセンバジルとワンアンドオンリー、レーヴミストラルを置いてトリガミだけは避けたい展望がベストな印だろう。むしろ、もっと絞るならワンアンドオンリーとレーヴミストラルのいずれかは消せたか。
 

全着順結果

 
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 大川 小野寺 田中 単勝オッズ
1 9 サトノダイヤモンド 57.0 C.ルメール 122.4 3:02.6(良) 1.1
2 3 シュヴァルグラン 57.0 福永祐一 114.4 1.1/2 4.9
3 4 トーセンバジル 56.0 四位洋文 109.6 2.1/2 × × 33.5
4 8 タマモベストプレイ 56.0 吉田隼人 103.4 1.1/4 × × × 48.0
5 1 スピリッツミノル 56.0 幸英明 103.1 ハナ 94.0
6 10 マドリードカフェ 56.0 岩田康誠 92.0 7 130.5
7 7 ワンアンドオンリー 57.0 武豊 107.1 2.1/2 × × 19.6
8 5 トウシンモンステラ 56.0 小崎綾也 97.9 3/4 206.2
9 6 レーヴミストラル 56.0 川田将雅 104.0 1.1/4 29.1
10 2 ウインスペクトル 56.0 丹内祐次 90.0 大差 70.1


 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ③⑨-④⑥⑦ 的中
単勝 9 110円 枠連 3-8 140円
複勝 9 100円 ワイド 3-9 110円
3 100円 4-9 300円
4 190円 3-4 390円
馬連 3-9 140円 馬単 9→3 170円
三連複 3-4-9 470円 三連単 9→3→4 740円


 

危険な人気馬 レーヴミストラル→9着

 
レーヴミストラル 牡5着

レーヴミストラル 牡5着

父馬:キングカメハメハ
母馬:レーヴドスカー
母父:Highest Honor
所属:高野友和厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:13戦4勝(4-1-1-7)
主な戦績:2016年日経新春杯、2015年青葉賞など
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結果4番人気で着順はブービー。10着が格上挑戦で大差負けのウインスペクトルと言う点から考えても、実質の最下位はレーヴミストラルだろう。昨年前半の覇気が感じられず、レース内容に好走する気配すら感じられない。間違いなく競走馬としてのピークは超え、馬自身のメンタルも完全に喪失している様子だ。これではオープンクラスですら惨敗してしまうのではないだろうか。復活の道は遠い。
 

穴馬予想結果 スピリッツミノル→5着

 
スピリッツミノル 牡5歳

スピリッツミノル 牡5歳

父馬:ディープスカイ
母馬:バアゼルクローバー
母父:ラムタラ
所属:本田優厩舎(栗東)
生産:フジワラファーム(新ひだか町)
馬主:吉岡實

通算成績:28戦5勝(5-1-1-21)
主な戦績:2016年比叡Sなど
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予想としては大逃げを打っての粘り込みで好走して欲しかったが、普通にきっちりと差して来ての掲示板入線。能力的にもローカルのGⅢ戦なら普通に勝てる位のポテンシャルは備わっているのだろう。それ故に展開を狂わせる様な意表の逃げで各馬を惑わせて、自身は持続的な脚を使い更に上位入線を果たせたのではと思ってしまう。本番では思い切りの良い騎手に変前々で思い切った前々で積極的な競馬をしてもらいたい。
 

編集部内の回顧

 
きっちり本命対抗で決まって連続的中。安すぎたが想定フォーメーションはコレがベスト。これで良かった。結果ワンアンドオンリーは今後触らなくていいだろう。ここからはGⅠは上位2頭で良い。(大川)
 
本命、対抗、注意の順できっちりと的中。3連単が740円なので危うくトリガミになりかけたが、そこは何とか点数を絞って免れた。それでも、個人的にはワンアンドオンリーを消して2点買いで買えていれば更に完璧な予想に昇華出来たと少々悔いの残る展望だった。しかし、サトノダイヤモンドは強いが勝負に出てきっちりと3着以下は突き放したシュヴァルグランも相当強い。天皇賞春はこの2頭で決まりだろう。(田中)

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