金鯱賞

 

ヤマカツエース 凡走危険度 ★★★☆☆ (想定1番人気)

 
ヤマカツエース 牡5歳

ヤマカツエース 牡5歳

父馬:キングカメハメハ
母馬:ヤマカツマリリン
母父:グラスワンダー
所属:池添兼雄厩舎(栗東)
生産:岡田牧場(新ひだか町)
馬主:山田和夫

通算成績:22戦6勝(6-1-2-13)
主な戦績:2016年金鯱賞、中山金杯、2015年福島記念など
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不安要素

 
有馬記念の4着入線が評価されているヤマカツエース。当然その実績はここで最上位となるのだが、如何せん成績が今ひとつ安定しないのがネックでもある。2走続けたからと言って3走目がマジメに走るかどうかはレースになってみないと分からないが、1~3番人気までで考えると適正内の条件でも凡走が幾度とある同馬を危険な人気馬とさせて頂く。逆にここで完勝する様ならもう本物だろう。
 

フィリーズレビュー

 

カラクレナイ 凡走危険度 ★★★★☆ (想定2番人気)

 
カラクレナイ 牝3歳

カラクレナイ 牝3歳

父馬:ローエングリン
母馬:バーニングレッド
母父:アグネスタキオン
所属:松下武士厩舎(栗東)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:吉田照哉

通算成績:3戦2勝(2-0-0-1)
主な戦績:2016年万両賞など
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不安要素

 
現在2連勝中と勢いに乗るカラクレナイだが、上位他2頭はれっきとした重賞馬。2~3歳時におけるオープンと重賞の差はかなりの開きがあるとされ、昇給即通用とそう上手く行かないケースのほうが遥かに多い。騎手込みでの評価でジューヌエコールより想定オッズが高いとするなら、それは完全な過剰評価と言って良いだろう。このままオッズを吸い上げてもらいたい。
 

中山牝馬S

 

ビッシュ 凡走危険度 ★★★★☆ (想定3番人気)

 
ビッシュ 牝4歳

ビッシュ 牝4歳

父馬:ディープインパクト
母馬:バランセラ
母父:Acatenango
所属:鹿戸雄一厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:窪田芳郎

通算成績:7戦3勝(3-0-1-3)
主な戦績:2016年紫苑Sなど
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不安要素

 
確かに紫苑Sのビッシュは強かった。その後の2戦はGⅠでノーカウントとしても良いかもしれない。しかし、牝馬の扱いは非常に難しくデリケートであり、2戦続けて10着以下に大敗したと言う事実はどうしても拭い切れない。幾ら能力があっても、そこから精神面含めての立て直しがいとも容易く出来るとは思えずここは走るまで見の姿勢で良いのではないだろうか。馬体が小さく揉まれた時も心配だが、今回内枠に入った事も非常に危険な材料だ。
 

まとめ

 
以上、各重賞の危険な人気馬をピックアップ。

先週は3戦2勝でまずまず。チューリップ賞のミリッサと弥生賞のコマノインパルスが的中したが、やはり3歳戦の場合は力関係差がハッキリしており棲み分けが非常に楽。一方、ある程度の数を走って来ている古馬となると、上位人気陣はその差がほとんど無くなって来ているので見極めが難しいとも言える。

さて、今週はそう言う意味で古馬重賞が2つ。これらの片方は何としてでも消し馬を推奨して上手く馬券購入の参考にして頂きたい所だ。自信があると言う意味ではビッシュの取捨については比較的飛びそうな気配を漂わせている。さすがに古馬相手に多頭数の内枠で競馬となると外を回して一気に差し切る芸当も出来ないだろう。その割に内で揉まれたくないタイプで競馬のしようが無い。戸崎騎手でも今回は乗りにくい1戦となる筈。

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