2月4日(土)東京芝1800m
◆モクレレ(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)
父は2005年の三冠馬ディープインパクト、母も2010年にクラシックを総なめしたアパパネという「三冠配合」で誕生したモクレレ。父母を合わせたGⅠタイトルは「12」に及び、本馬も偉大な両親から受け継いだDNAを武器にそれ以上の活躍が期待される。本来は昨秋のデビュー予定だったが、気性や体調面の不安から一度立て直してここを目標に調整してきた。これが功を奏してか調教での動きも徐々に良くなっており、初戦から十分にやれそうな気配。管理する国枝師は『どちらかと言えばディープに似ている。これだけの血統だし、どんな走りをしてくれるか』と期待を込める。
◆スイーズドリームス (牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎)
父はGⅠ7勝のディープインパクト、母にGⅠ3勝の名牝スイープトウショウという「10冠配合」で誕生したスイーズドリームスが満を持してデビューを迎える。当選確率36分の5の抽選を突破しての東上戦となるが、ここまで入念に調整され、須貝師は『初戦から十分勝ち負けになる』と自信を見せる。初陣の手綱を取る畑端騎手は『切れるというよりは長く脚を使うタイプ』と分析しており、切れ味を武器とした両親とはややタイプが異なる感じか。それでも素質は高く、ゆくゆくは大舞台に立ってもらいたい一頭。ここから伝説を作れるか注目の一戦になる。
2月4日(土)京都ダート1800m
◆ローゼンハイン(牝3歳、栗東・梅田智之厩舎)
半姉に2015年の桜花賞馬レッツゴードンキ(父キングカメハメハ)がいる血統。管理する梅田師は『父がエンパイアメーカーなのでダートを使うが、動きは抜群。この馬は走る』と早くも勝利を確信する強気のコメント。調教では、古馬を相手に引けの取らない走りを見せており、初戦から態勢は整ったと言える。”世代最強ダート馬”へまずは好発進を決めたい。
2月5日(日)京都芝2000m
◆ボリード(牝3歳、栗東・西浦勝一厩舎)
現在(2/3)、リーディングトップを走る西浦厩舎から期待のディープ産駒が日曜京都6Rでデビューする。最終追い切りでは、今週の東京新聞杯(GⅢ)に出走予定のブラックムーンを追走する形から最後はクビ差先着されたが、6F83秒1、3F37秒2~1F12秒2の好時計をマーク。手綱を取った池添騎手も『馬格があって跳びが大きく、乗り味もフォームもすごくいい』と太鼓判を押しており、デビュー戦でどんなパフォーマンスを見せるか注目が集まる。
まとめ
先週ここで紹介したものの残念ながら除外となったレッドヴィクターとコルヴァッチが一週スライドしてようやく初陣を迎える。
土曜東京芝1800mに出走するレッドヴィクターは、東京HRの同世代の中で最高額となる8000万円の値で募集された期待馬。昨年の2歳牡牝GⅠをサトノアレス、ソウルスターリングで制した藤沢厩舎からそれ以上の大物と噂されており、結果だけではなく内容も問われる一戦になる。サトノアレス、レイデオロと牡馬TOP3を形成できるか。
日曜京都芝2000mにはレッドヴィクター同様に先週除外となったコルヴァッチがスタンバイ。半兄に重賞2勝のマルカシェンク、全兄に昨年の中京記念を制したガリバルディがいる血統。セレクトセールでは9000万円弱で落札された高額馬で、先々まで期待したい一頭。
土曜東京芝1800mに出走するレッドヴィクターは、東京HRの同世代の中で最高額となる8000万円の値で募集された期待馬。昨年の2歳牡牝GⅠをサトノアレス、ソウルスターリングで制した藤沢厩舎からそれ以上の大物と噂されており、結果だけではなく内容も問われる一戦になる。サトノアレス、レイデオロと牡馬TOP3を形成できるか。
日曜京都芝2000mにはレッドヴィクター同様に先週除外となったコルヴァッチがスタンバイ。半兄に重賞2勝のマルカシェンク、全兄に昨年の中京記念を制したガリバルディがいる血統。セレクトセールでは9000万円弱で落札された高額馬で、先々まで期待したい一頭。
母:アパパネ
母父:キングカメハメハ
馬主:金子真人HD
生産者:ノーザンファーム