レース回顧&動画
まずは好スタートを決めた⑭ローレルベローチェと⑯ソルヴェイグがが果敢に出て行き、ローレルベローチェが先手を奪う。2、3番手にソルヴェイグと③シュウジが続き、⑨アクティブミノル、⑪キャンディバローズといった先行勢。さらに中団から後方にかけて①レッツゴードンキ、⑦オメガヴェンデッタ、⑧ティソーナ、⑬アースソニック、④オデュッセウス、⑫ティーハーフの順で続き、⑮ファントムロードが約3馬身離れた最後方からレース進める形になった。
3コーナーに入ってソルヴェイグが逃げるローレルベローチェに並びかけて行くと、後続の馬もどんどん差を詰めて最後の直線に入る。
直線に入ると、ソルヴェイグが足を鈍らせたローレルベローチェを交わして先頭に立つ。さらにソルヴェイグとローレルベローチェの間からシュウジが脚を伸ばしてきて、その後ろからレッツゴードンキ、アクティブミノルも上がってくる。
残り100mくらいの所で、シュウジが少し前に出るが、ソルヴェイグも負けじと差し返して2頭馬体を合わせたままゴール。
写真判定の結果、ソルヴェイグがハナ差で制して優勝し、重賞2勝目を達成。
勝ちタイムは1分07秒8で函館・芝1200mのコースレコードを更新した。
直線に入ると、ソルヴェイグが足を鈍らせたローレルベローチェを交わして先頭に立つ。さらにソルヴェイグとローレルベローチェの間からシュウジが脚を伸ばしてきて、その後ろからレッツゴードンキ、アクティブミノルも上がってくる。
残り100mくらいの所で、シュウジが少し前に出るが、ソルヴェイグも負けじと差し返して2頭馬体を合わせたままゴール。
写真判定の結果、ソルヴェイグがハナ差で制して優勝し、重賞2勝目を達成。
勝ちタイムは1分07秒8で函館・芝1200mのコースレコードを更新した。
-2016年函館スプリントS(G3・函館・芝1200m)レース動画-
via www.youtube.com
12番人気の3歳牝馬が波乱を演出
絶好のスタートを決め、道中は逃げるローレルベローチェの2番手を追走。3コーナーで一気に並びかけると、直線では後ろから迫ってきたシュウジとの熾烈な叩き合いをハナ差(11cm)で制して、今年のフィリーズレビューに続く重賞2勝目を挙げた。前走の桜花賞(16着)から巻き返しを狙って臨んだ今回は最軽量50kgのハンデにも恵まれたうえ、折り合いの不安を考えて距離を短縮したことが大きな勝因だろう。さらに、テン乗りながらもソルヴェイグの能力を最大限に引き出した鞍上の丸田恭介騎手の好騎乗も上手く噛み合った結果といえる。次走は8月28日のキーンランドカップ(札幌)が濃厚で、サマーシリーズのスプリント王者の最有力候補に立った。
高いスプリント能力を示し次走期待
前々走のファルコンステークスは不良馬場に泣かされ12着、前走のNHKマイルカップは1600mの距離が合わず12着と近走は不完全燃焼のレースが続いていたが、今回は良馬場に加えてベストの短距離と好走の条件は揃っていた。結果的にハナ差の2着に敗れはしたものの、ようやく”シュウジらしさ”が戻ってきた印象で、近走とは全く別馬のような走りだった。まだ3歳と伸びしろはかなりありそうで、今後は短距離に絞ってレースを使って行けば大きいレースを勝てるだけのポテンシャルは秘めているはずだ。これからの飛躍に期待したい。
レース結果を振り返ってのベスト予想
◎シュウジ
◯レッツゴードンキ
▲アクティブミノル
▲オメガヴェンデッタ
×ソルヴェイグ
×オデュッセウス
×ティソーナ
×アースソニック
×ティーハーフ
×ローレルベローチェ
◯レッツゴードンキ
▲アクティブミノル
▲オメガヴェンデッタ
×ソルヴェイグ
×オデュッセウス
×ティソーナ
×アースソニック
×ティーハーフ
×ローレルベローチェ
函館スプリントステークスは、毎年高額配当が出る難解なレースで今年もずば抜けた馬がいないという状況。その中で本命は前走から距離を短縮し、且つ重賞勝ち馬の【シュウジ】に◎を打つ。洋芝適正が疑問視されるが、キンシャサノキセキ×キングマンボはスピードとパワーを持つ血統なので心配はいらない。
対抗は昨年の桜花賞馬で、一線級の相手と戦ってきた【レッツゴードンキ】と予想するのがベストだろう。近走は惨敗が続いているが、このクラスでは能力は上位であることは間違いなく、近走の成績が嫌われて人気を落とすならかなり妙味はある。
さらに函館の芝1200mで2勝し、前走の高松宮記念で4着と好走した【アクティブミノル】と重賞で好走実績のある【オメガヴェンデッタ】の2頭を▲にする。
対抗は昨年の桜花賞馬で、一線級の相手と戦ってきた【レッツゴードンキ】と予想するのがベストだろう。近走は惨敗が続いているが、このクラスでは能力は上位であることは間違いなく、近走の成績が嫌われて人気を落とすならかなり妙味はある。
さらに函館の芝1200mで2勝し、前走の高松宮記念で4着と好走した【アクティブミノル】と重賞で好走実績のある【オメガヴェンデッタ】の2頭を▲にする。
結果的に優勝した【ソルヴェイグ】は斤量面を考えて3着には十分に来ると予想するが、1着を想定して頭では買いづらいのが本音。その他に買い目が増えるが、短距離実績のある【オデュッセウス】【ティソーナ】【アースソニック】【ティーハーフ】【ローレルベローチェ】を抑えるのがベストな予想だろう。
全着順
着順 | 馬番 | 出走馬 | 斤量 | 騎手 | 評価 | タイム(着差) | 本印 | 単勝オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | ソルヴェイグ | 50.0 | 丸田恭介 | 100.0 | (R)1:07.8 | - | 39.4 |
2 | 3 | シュウジ | 52.0 | 岩田康誠 | 100.0 | ハナ | ▲ | 6.0 |
3 | 1 | レッツゴードンキ | 54.0 | 吉田豊 | 103.9 | 1.1/4 | ▲ | 8.1 |
4 | 9 | アクティブミノル | 56.0 | 藤岡康太 | 101.6 | クビ | ◎ | 6.0 |
5 | 5 | エポワス | 56.0 | 杉原誠人 | 100.0 | 1/2 | - | 33.6 |
6 | 7 | オメガヴェンデッタ | 56.0 | 武豊 | 104.1 | クビ | △ | 4.9 |
7 | 4 | オデュッセウス | 52.0 | 戸崎圭太 | 99.5 | 1/2 | △ | 7.9 |
8 | 8 | ティソーナ | 52.0 | 柴山雄一 | 96.5 | 1.1/4 | △ | 17.7 |
9 | 13 | アースソニック | 56.0 | 三浦皇成 | 102.6 | ハナ | × | 36.8 |
10 | 2 | ヤマニンプチガトー | 54.0 | 村田一誠 | 97.0 | ハナ | - | 150.9 |
11 | 15 | ファントムロード | 56.0 | 藤岡佑介 | 97.0 | ハナ | - | 76.4 |
12 | 12 | ティーハーフ | 56.0 | 池添謙一 | 103.4 | 1/2 | ◯ | 6.8 |
13 | 14 | ローレルベローチェ | 56.0 | 中井裕二 | 102.0 | 1 | ▲ | 8.0 |
14 | 6 | セイコーライコウ | 57.0 | 柴田善臣 | 101.7 | 1.1/4 | - | 107.6 |
15 | 10 | スカイキューティー | 54.0 | 勝浦正樹 | 96.0 | 1/2 | - | 175.8 |
16 | 11 | キャンディバローズ | 50.0 | 菱田裕二 | 96.3 | 3/4 | - | 32.6 |
配当&本印予想結果
三連単予想 | ①③⑨⑫⑭-④⑦⑧-⑬ 計245点 不的中 | ||||
---|---|---|---|---|---|
単勝 | ⑯ | 3,940円 | 枠連 | ②-⑧ | 3,850円 |
複勝 | ⑯ | 850円 | ワイド | ③-⑯ | 4,740円 |
③ | 250円 | ①-⑯ | 6,050円 | ||
① | 320円 | ①-③ | 1,030円 | ||
馬連 | ③-⑯ | 17,090円 | 馬単 | ⑯→③ | 36,650円 |
三連複 | ①-③-⑯ | 43,840円 | 三連単 | ⑯→③→① | 397,650円 |