陣営が絶賛する非凡な飛越能力

 
ホウライアキコ(牝5歳)

ホウライアキコ(牝5歳)

父:ヨハネスブルグ
母:ホウライサンデー
母父:サンデーサイレンス
調教師:南井克巳(栗東)

主な勝鞍:小倉2歳S(G3)・デイリー杯2歳S(G2)
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2013年の小倉2歳Sで後の重賞ウィナー・ベルカントやネロといった一線級の相手を完封するなど短距離戦線で活躍したホウライアキコ。近走は大敗続きで成績が振るわず引退する予定だったが、一転してまさかの障害レースに参戦することが決定した。
 
南井克巳調教師(63歳)

南井克巳調教師(63歳)

現役時代は「シャドーロールの怪物」として知られたナリタブライアンでクラシック三冠制覇を達成。その他にタマモクロス、オグリキャップ、ハクタイセイ、マーベラスクラウン、サイレンススズカなどに騎乗してG1タイトルを量産した名ジョッキー。引退後は調教師となり、2000年にはウイングアローでジャパンカップダートを制している。
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”引退の方向だったけど、試しに飛ばしてみたら抜群に上手かったんだ”
 
7月14日の障害試験では1周8Fを94秒5の好時計をマークして一発合格。最初はほとんどの馬が苦戦する関門を難無く突破したホウライアキコにはかなりの適性をのぞかせる。


そして、数多くの名馬を知り尽くしている南井師が大絶賛するホウライアキコの隠れた才能にあの名手も度肝を抜かれたようだ。
 
熊沢重文騎手(48歳)

熊沢重文騎手(48歳)

過去には最多勝利障害騎手を4度獲得、2015年には史上初の平地・障害200勝を達成している。1991年には14番人気ダイユウサクで挑んだ有馬記念で、単勝オッズ1.7倍の断然人気メジロマックイーンを撃破し、2012年にはマーベラスカイザーで悲願の中山大障害制覇を成し遂げるなど強烈なインパクトを残している。
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”飛越はとてもうまい。いいバネをしている。”
 
「障害界のNo.1ジョッキー」として今もなおトップに君臨している熊沢騎手がホウライアキコの高い将来性を評価している。
 

待望のデビュー戦で7馬身差のぶっちぎり

 

-小倉第4R障害未勝利戦(2860m)-

1着:ホウライアキコ(熊沢) 1番人気
2着:メイショウメイザン(小野寺) 8番人気
3着:ツイセキシャ(植野) 2番人気

タイム:3分09秒4(基準タイム)
 
単勝オッズ2.1倍の1番人気に支持されたホウライアキコ。鞍上に熊沢重文騎手を配してスタートから楽にハナを切る展開。自慢の身軽い走りで難無く飛越をクリアすると、レースが進むにつれて後続との差をグングンと離して最後は7馬身差をつけて圧勝した。もともとが短距離馬ということもあり、長丁場に対応できるかが懸念されたが、そんな周囲の不安を一蹴する強い勝ち方で見事に新境地を開拓した。主戦場が変わっても持ち前のスピードとレースセンスは健在で、さらに経験を積めばかなり楽しみな存在になりそう。ここからG1の舞台まで突っ走ってほしい。

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