コース見解

 
京都競馬場、芝2400mコースデータ図

京都競馬場、芝2400mコースデータ図

《勝ちタイム平均/レース上がり平均/勝ち馬上がり平均》

・3歳未勝利=2.27.3/35.4/35.0
・混合500万=2.26.9/34.8/34.2
・混合オープン=2.24.2/34.7/33.9
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最もオーソドックスな1週回って来るコース。1コーナーまでは約600mもの長い直線がある為、比較的早めにペースは落ち着きやすいので基本的には上がり勝負と考えて良いだろう。但し、競る馬がいれば逆に最初のストレートでペースアップする場合もあり、両極端な展開となりやすい。出馬表の段階で前につける馬が何頭いるのかは入念にチェックしておきたい。
 

タイム、ラップ見解

 
前述にもあるが、ペースがレース毎に大きく変わる。その為、事前に逃げ馬がどの様なタイプか、それに競りかける馬がいるのかなど入念に展開予想をしておきたい。超スローペースが濃厚なら上がり勝負のキレ型を優先。またその逆はスタミナ豊富な持続力タイプを中心に馬券を展望して行くと良いだろう。
 

血統見解

 
ディープインパクト 

ディープインパクト 

父馬:サンデーサイレンス
母馬:ウインドインハーヘアー
母父:Alzao

主な産駒:ジェンティルドンナ、キズナ、ショウナンパンドラ、リアルインパクト、マリアライトなど
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【ディープインパクト】
芝の中距離では先ずディープインパクトを外しては語れない。特にキレ勝負のコースでは無類の強さを誇り、当該距離でも複勝率45%近い驚異的な数字を叩き出している。但し、人気集中型の産駒が多く単複の回収率は基本的に100を下回っている事が大半。あくまで的中させる為の抑え的な候補として考えたい。手堅く行くなら軸としても良い。
 
ゴールドアリュール

ゴールドアリュール

父馬:サンデーサイレンス
母馬:ニキーヤ
母父:Nureyev

主な産駒:エスポワールシチー、スマートファルコン、コパノリッキー、クリソライトなど
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【ゴールドアリュール】
意外にも高い連対率を誇っているのがダート馬のゴールドアリュール。とは言え、ダービーでも上位入線しているだけに芝への適性も十分。出走頭数は少ないながら、総合的な数値はディープインパクトにも劣らない。むしろ、人気が無い分ゴールドアリュールの方がよっぽど使える種牡馬と言えるだろう。出馬表でみかけたら黙って買いの一手だ。
 
キングカメハメハ 

キングカメハメハ 

父馬:Kingmambo
母馬:マンファス
母父:ラストタイクーン

主な産駒:ラブリーデイ、ローズキングダム、アパパネ、ドゥラメンテなど
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【キングカメハメハ】
ディープインパクトと双璧をなすキングカメハメハ。ここでは、複勝率などでやや劣るものの、単複の回収値は大きく上回り特注種牡馬として推薦する。勝利数も多く軸としても使え、且つ高配当をもたらしてくれる血統だけに見逃せないだろう。瞬発力にスタミナも兼ね備えており鬼に金棒だ。
 
ハーツクライ

ハーツクライ

父馬:サンデーサイレンス
母馬:アイリッシュダンス
母父:トニービン

主な産駒:ジャスタウェイ、ワンアンドオンリー、ヌーヴォレコルト、ウインバリアシオンなど
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【ハーツクライ】
中長距離ではディープインパクト、キングカメハメハに続く種牡馬はハーツクライ一択か。特にスタミナ勝負になった時はかなりの高い信頼性を誇り、且つキレのある産駒が多いので一発の魅力も十分だ。混戦になればなるほど台頭して来るイメージだけに、馬券で悩んでいたりなかなか最後の一頭が決まらなかったりした時に無条件でセレクトしても面白い。
 

まとめ

 
レース展開と同じく、堅めか大荒れかの極端な結果になりやすい。それだけに馬券も手広くと言うよりは、両方のケースを想定して最も3着に入りそうな馬を軸馬として選んだ上でいずれかに絞った買い方をするべきか。

とにかくキレとスタミナを要するコースには変わりなく、速い上がりを出せない馬や2000m以上で良績の無い馬は軽視して構わないだろう。絶対的に能力の抜けた馬でも展開次第では十分に馬券圏外へ飛ぶ恐れがあると見て良い。
 
☆ポイント☆
・コーナ-が4回ある為内枠有利
・事前のペースの読みが肝心
・リーディング上位騎手の腕を信頼

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