①グレーターロンドン|土曜東京8R 3歳以上500万下

 
グレーターロンドン 牡4歳

グレーターロンドン 牡4歳

父馬:ディープインパクト 
母馬:ロンドンブリッジ
母父:ドクターデヴィアス
所属:大竹正博厩舎(美浦)
生産:下河辺牧場(日高町)
馬主:窪田康志
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2016年11月12日 芝1600m 東京競馬場

1着:グレーターロンドン(田辺)
2着:エンジニア(柴田善)
3着:ショウナンアンセム(蛯名)

レースタイム:1.34.8(稍重)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり1ハロン:33.4
 
【グレーターロンドン】
大器グレーターロンドンが1年以上の復帰戦を完勝して見せた。これで4戦3勝。デビュー当時はダービー候補とまで言われた逸材で、ようやくその素質が開花出来る状態にまで持って来れた。とは言え、まだ1,000万クラスの身だけに次走も楽に突破すると先の道が見えて来るだろう。距離適性はやはり1600~2000mがギリギリくらいか。
 

②ショパン|日曜京都7R 3歳以上500万下

 
ショパン 牡3歳

ショパン 牡3歳

父馬:キングカメハメハ 
母馬:エアグルーヴ
母父:トニービン
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:窪田康志
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2016年11月13日 芝2400m 京都競馬場

1着:ショパン(川田)
2着:ロライマ(ルメール)
3着:ヴァフラーム(ヴァフラーム)

レースタイム:2.25.7(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり1ハロン:34.0
 
【ショパン】
超良血馬のショパンがようやくそのポテンシャルを最大限発揮出来る体になった来た。500万下ではあるが勝ち方としては上々で、昇級しても十分にやれるだけの走り。さすがのダイナカール一族、そうそうハズレを出さない。2400mでこれだけ末脚がキレるという事はカナリのステイヤーという可能性も有り得る。
 

③トリコロールブルー|日曜京都8R 黄菊賞

 
トリコロールブルー 牡2歳

トリコロールブルー 牡2歳

父馬:ステイゴールド
母馬:ペンカナプリンセス
母父:Pivotal
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:シルクレーシング
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2016年11月13日 芝2000m 京都競馬場

1着:タガノアシュラ(武豊)
2着:トリコロールブルー(福永)
3着:エスケークラウン(四位)

レースタイム:2.01.9(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり1ハロン:35.3
 
【トリコロールブルー】
新馬戦快勝後から約4ヶ月ぶりとなる実戦。5頭立てという少頭数で行われたレースで、大逃げを打つタガノアシュラから離れた4番手を追走。しかし、ペースはむしろスローペースで前は楽をする展開に。最後方には断然1番人気のコロナシオンを控え、1番動きにくいポジショニングだった。そこからラストはタガノアシュラに1馬身差近くまで迫っており、今回の敗戦は完全な展開のアヤだった。次は確勝だろう。
 

④ワンブレスアウェイ|日曜東京9R tvk賞

 
ワンブレスアウェイ 牝3歳

ワンブレスアウェイ 牝3歳

父馬:ステイゴールド
母馬:ストレイキャット
母父:Storm Cat
所属:古賀慎明厩舎(美浦)
生産:社台コーポレーション白老ファーム(白老町)
馬主:サンデーレーシング
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2016年11月13日 芝1800m 東京競馬場

1着:ワンブレスアウェイ(戸崎)
2着:ラベンダーメモリー(嘉藤)
3着:アースプレイ(石川)

レースタイム:1.50.1(良)
レース上がり3ハロン:33.8
勝ち馬上がり1ハロン:33.5
 
【ワンブレスアウェイ】
上に2頭の重賞馬を持つ良血ワンブレスアウェイが秋になった本格化か。能力はあるも春先は取りこぼしの多かった印象だが、夏を越して末脚がしっかりして来た分前を捉えられる様になった。今回も危なげないレース運びで時計もまだまだ詰められそうな余裕ぶりから、1600万下でも十分にやれると判断する。引き続き注目したい。
 

⑤ストロングタイタン|日曜京都10R 修学院S

 
ストロングタイタン 牡3歳

ストロングタイタン 牡3歳

父馬:RegalRansom
母馬:TitanQueen
母父:Tiznow
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:Northern Racing(米)
馬主:シルクレーシング
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2016年11月13日 芝2000m 京都競馬場

1着:ストロングタイタン(川田)
2着:ショウナンバーキン(松若)
3着:ヴォージュ(バルザローナ)

レースタイム:1.58.6(良)
レース上がり3ハロン:36.2
勝ち馬上がり1ハロン:34.9
 
【ストロングタイタン】
池江泰寿厩舎の新星ストロングタイタンが夏の500万下から一気に3連勝を達成しオープン入り。いずれも内容が濃く1戦1戦毎にパワーアップしているのが伺え、重賞レベルに到達する馬の成長曲線を描いている。馬格も有り、追い追いかなりの馬になりそうな予感だ。先行してラストの脚もしっかりしているのでなかなか崩れる馬では無い。
 

まとめ

 
今週のピックアップは以上。

今週は良血馬に注目が集まった。上記5頭の内、ストロングタイタン以外は兄弟や母が重賞馬(級)でいずれも高い素質を秘めたる馬をセレクト。やはり、走る馬には何かしらの理由がありコンスタントにそのDNAが受け継がれる事こそ、競馬が“ブラッドスポーツ”と呼ばれる所以である。

中でも、グレーターロンドンとショパンは共に窪田康志氏所有の馬で今後の活躍が楽しみな馬。どちらも種牡馬になって欲しい位の血統馬だけに、それに見合った活躍を期待したい。

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