阪神牝馬S

 

アドマイヤリード 凡走危険度 ★★★☆☆ (想定3番人気)

 
アドマイヤリード 牝4歳

アドマイヤリード 牝4歳

父馬:ステイゴールド
母馬:ベルアリュールⅡ
母父:Numerous
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:近藤利一

通算成績:12戦4勝(4-2-0-6)
主な戦績:2017年飛鳥Sなど
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不安要素

 
本紙予想では本命の印を打っているだけに矛盾している部分はあるが、キャラクター的に勝ち切るか凡走かのいずれかにあてはまりそう。これまでの競馬は本当に見事なまでの鮮やかさで覚醒したかの様に思えるが、こう言うタイプは得てしてアッサリと負ける可能性も高い。それが表裏一体の個性であり、見極める事が重要ではあるがレースが終わってからでしか反省出来ないのが厄介な点でもある。いずれにせよ、割り切った考え方で上手く付き合って行きたい1頭だ。
 

ニュージーランドT

 

タイセイスターリー 凡走危険度 ★★★☆☆ (想定1番人気)

 
タイセイスターリー 牡3歳

タイセイスターリー 牡3歳

父馬:マンハッタンカフェ
母馬:スターアイル
母父:Rock of Gibraltar
所属:矢作芳人(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:田中成奉

通算成績:4戦1勝(1-1-0-2)
主な戦績:2017年シンザン記念2着など
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不安要素

 
こちらもアドマイヤリード同様に本誌本命の1頭。但し、キャラクターはまさにアドマイヤリードと同じでもある。デイリー杯2歳Sでの負け方などがまさに良い例であり、その驚異的なスピードと裏腹に狂気めいた気性面も持ち合わせていると言う点は覚えておきたい。そう言う意味では今回初コースとなる中山競馬場で発走までの間落ち着いていられるかがキーポイント。周知の通り、能力は申し分無いだけにそれを思う存分発揮出来るコンディションでなければ凡走の危険性も高い。
 

桜花賞

 

リスグラシュー 凡走危険度 ★★★★☆ (想定3番人気)

 
リスグラシュー 牝3歳

リスグラシュー 牝3歳

父馬:ハーツクライ
母馬:リリサイド
母父:American Post
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム

通算成績:5戦2勝(2-2-1-0)
主な戦績:2016年アルテミスSなど
via google imghp
 

不安要素

 
個人的な感覚で申し訳ないが、血統的にも完成はまだまだ先の様な雰囲気をチューリップ賞で感じた次第。このシーズンで急成長するタイプの馬には阪神JFでの貯金もあっさり逆転されているだろう。仮にそうでなくともキレ味で勝負しなければならない馬だけに、今週末の雨はかなり手厳しい洗礼だ。決してこなせないとは思わないが、未勝利戦でレコード駆けしている位でやはり軽い芝の方が向いており、武豊騎手がそこをどうリカバリーするかで着順は大きく変わって来る。
 

まとめ

 
以上、各重賞の危険な人気馬をピックアップ。

先週は2戦1勝。大阪杯のマカヒキは見事に予想通りで痛快だったが、ダービー卿CTのキャンベルジュニアは想像以上に走った印象。1年かけて重賞でもしっかりと走れるだけの中身が伴った来た雰囲気だった。あれなら今後の成長次第で大きいところも狙える1頭になって行くかもしれない。

今週は3重賞だが、何と言っても牝馬クラシック第一冠の桜花賞。ソウルスターリングが絶対的な本命とされている中で他馬がどう戦うかにフォーカスが当たっているものの、3番人気想定のリスグラシューは天候含め早くもお手上げ状態ではないだろうか。他の2レースで上げた両頭に関しては前述の通り、勝つか惨敗かのいずれかになりそうな気配。さて、週末の結果で答え合わせをしてみよう。

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