今年の売り上げ総額は8億3310万円(税抜)で、売却率は82.5%、平均価格は約1602万円だった。
昨年記録した歴代最高売り上げ価格の12億4260万円には及ばなかったが、今年は歴代2位の売上をマークした。
 
2001年から始まった千葉サラブレッドセールは船橋競馬場を利用して行われる2歳のトレーニングセールで、実際の調教をみて馬主が落札する形になっている。

2009年から社台ファームが市場を支えるスタイルになってから高額取引馬が続出、売却率も90%を超える盛況となり年々賑わいをみせている。
 
昨年は2010年の日本ダービー馬エイシンフラッシュの半弟(父:ディープインパクト)が1億9000万円で落札され、売り上げ総額も過去最高の12億円を超える驚異的な記録を達成した。
 

今年の最高価格コージーロージーの2014

 
コージーロージーの2014(牡)

コージーロージーの2014(牡)

父:ディープインパクト
母:コージーロージー
母父:プレザントリーパーフェクト

生産者:社台ファーム

落札者:高橋文枝
 
今年の最高価格(8000万円)となったコージーロージーの2014を落札したのは”マツリダ”の冠名で知られる高橋文枝氏。代表所有馬に2007年の有馬記念を制したマツリダゴッホがいる。

高橋文枝氏は昨年もこの千葉サラブレッドセールで最高価格のムーンレディの2013(マツリダバッハ)を落札しており、2年連続で最高価格を買い上げることに。
そのマツリダバッハは昨年10月の新馬戦で勝利後、3戦で惨敗を喫し、期待を裏切ってしまっているが、このコージーロージーの2014には価格に見合った活躍を期待している。
この馬は美浦・国枝栄厩舎に入厩予定で、順調にいけば今年の秋にデビューする。
 

千葉サラブレッドセール出身の活躍馬

 
ミュゼエイリアン(2014年売却)

ミュゼエイリアン(2014年売却)

父:スクリーンヒーロー
母:エールスタンス
母父:エルコンドルパサー

主な勝鞍:G3毎日杯(2015)

通算成績:10戦2勝
 
2015年の毎日杯は7番人気ながら、アンビシャス、シュヴァルグランといったG1級の馬を完封した。
また、同年のG2セントライト記念では後に菊花賞・天皇賞春とG1レース2勝のキタサンブラックの2着と健闘。高いポテンシャルを発揮した。昨年の菊花賞以来レースから遠ざかっているが、また一段と成長して帰って来るはずだ。
 
ノットフォーマル(2014年売却)

ノットフォーマル(2014年売却)

父:ヴァーミリアン
母:リミッターブレイク
母父:マンハッタンカフェ

主な勝鞍:G3フェアリーS(2015)

通算成績:17戦2勝
 
2015年のフェアリーSを11番人気の低評価を覆す見事な逃げ切り勝利を演じ、鞍上の黛弘人騎手に待望の重賞初勝利をプレゼントした。フェアリーS以降は惨敗が続いているが、現在4歳とまだまだ成長が期待できる。
 

まとめ

 
今回の千葉サラブレッドセールで2番目に高額で取引されたヘヴンリーソングの2014(牡・マルカシェンク)も高橋文枝氏が落札。この馬は公開調教で2F23.8-11.1秒の好時計を出したことで価格が5000万円まで跳ね上がったようだ。

その他に注目を集めているのが、ダンスパートナーの2014(牡・ワークフォース)で平井裕氏が3700万円で落札。この馬は母ダンスパートナーのラストクロップで血を残す活躍が期待される。

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