富士S

 
ダノンプラチナ 牡4歳

ダノンプラチナ 牡4歳

父馬:ディープインパクト
母馬:バディーラ
母父:Unbridled'sSong
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:千代田牧場(新ひだか町)
馬主:ダノックス
via google imghp
 

ダノンプラチナが4着以下に沈む確率 55%

 
【危険要素】
単純に出遅れグセがある以上は全幅の信頼を置けない。今回頭数が少なくなったとは言え、確実に前走の京成杯AHよりもメンバーの層は厚くなった。その中で、前走で負けているロードクエストやGⅠ馬のイスラボニータ、重賞を勝って勢いに乗っているヤングマンパワーにガリバルディなど骨っぽい相手にどこまでやれるかと言われると微妙なところだ。

加えて、前走休み明けだったにも関わらず馬体重が-18kgだった点も気にかかる。最大目標がマイルCSとするならば、徐々にシェイプアップさせて本番に向って行って欲しかったが、馬体重の増減も気にして調整するとなると思うような負荷をかけた調教もろくに出来ない不安がつきまとう。

そういう意味でも、他の上位人気馬より不安要素が多く評価を下げた印象。
 

菊花賞

 
レッドエルディスト 牡3歳

レッドエルディスト 牡3歳

父馬:ゼンノロブロイ
母馬:ショウダウン
母父:Dardhaan
所属:笹田和秀厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:東京ホースレーシング
via google imghp
 

レッドエルディストが4着以下に沈む確率 70%

 
前走の神戸新聞杯では、最後の直線で4着のカフジプリンスに差されかけていた。本来なら後ろから行って末脚だけは他馬の勢いを凌いでゴールインしていた馬だけに少しタレたのだろうか。そこで言えば、600mの距離延長を想定すると、このカフジプリンスとのアタマ差は逆転される可能性が非常に高い。そして更にその前方には数頭の強敵がいるだろう事からも4着以下の可能性は非常に高いと見る。

加えて、過去のレースから右回りよりも左回りの方が真っ直ぐ走れている印象も受け、特に大きく回って来る京都の外回りはこの馬にとって勢いが削がれるケースにもなり得るのではないだろうか。それでいて、買い要素も多いだけに押し出された3番人気という状況なら喜んで消したい1頭。

いずれにせよ、能力の絶対値的に少し足りない馬という位置付けで構わないだろう。
 

まとめ

 
今週は菊花賞に注力したい。

やはり、最大の焦点はディープインパクト産駒の長距離不安説。上位人気2頭の取捨に悩むファンの方も多いのではないだろうか。個人的見解を言わせてもらえれば、血統見解的にはディーマジェスティ>サトノダイヤモンドと見る。母父のラインから鑑みても明らかにサトノダイヤモンドは短距離血統、一方でディーマジェスティは重厚なスタミナ仕様のヨーロッパ血統だ。

但し、ディーマジェスティについても初の遠征や前走の勝ち方などにやや疑問符がつく為、この2頭にも絶対的な信用性はないと判断。故に、今週末の菊花賞はアッと驚く様な結果も十分に予想される。

先週の秋華賞に続いて人気馬が崩れた時を想定した展望をオススメしておこう。

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