大本命が姿を消す…
またしても有力馬にアクシデントが発生した。
秋華賞の主役と目されていたシンハライトが浅屈腱炎でリタイア。春の実績馬ではメジャーエンブレム、チェッキーノに続いて3頭目となる。ローズSで復帰した桜花賞馬のジェエラーも一度骨折しているだけに、今年の牝馬戦線は一級クラスの馬たちが軒並み脚元に故障を抱える結果となった。
管理する石坂調教師のコメントでは、『(復帰するまでは)最低一年以上かかるでしょう』と落胆の表情で記者たちに話していたそうだ。
秋華賞の主役と目されていたシンハライトが浅屈腱炎でリタイア。春の実績馬ではメジャーエンブレム、チェッキーノに続いて3頭目となる。ローズSで復帰した桜花賞馬のジェエラーも一度骨折しているだけに、今年の牝馬戦線は一級クラスの馬たちが軒並み脚元に故障を抱える結果となった。
管理する石坂調教師のコメントでは、『(復帰するまでは)最低一年以上かかるでしょう』と落胆の表情で記者たちに話していたそうだ。
シンハリーズ一族の運命
近年の繁殖牝馬でも名牝にあたる母親のシンハリーズ。しかし、能力の高い馬をコンスタントに出す一方で故障のリスクが高い事でも有名だ。
シンハライトの上で、いずれも春のクラシックに出走した3頭も後屈腱炎や脚元の不安で引退を余儀なくされている。どの産駒も重賞級の評価をされるものの大成せず、最終的には故障を抱えながらその競走生活にピリオドを打っている悲運の牝系でもある。
今回のシンハライトに関しては秋の復帰初戦だったローズSも快勝した事で、ようやくこの呪縛から解かれたと思った矢先の出来事だっただけに非常に残念だ。…シンハリーズの呪いは相当に強い。
シンハライトの上で、いずれも春のクラシックに出走した3頭も後屈腱炎や脚元の不安で引退を余儀なくされている。どの産駒も重賞級の評価をされるものの大成せず、最終的には故障を抱えながらその競走生活にピリオドを打っている悲運の牝系でもある。
今回のシンハライトに関しては秋の復帰初戦だったローズSも快勝した事で、ようやくこの呪縛から解かれたと思った矢先の出来事だっただけに非常に残念だ。…シンハリーズの呪いは相当に強い。
秋華賞は大混戦模様
結果、秋華賞はどの馬が勝ってもおかしくない波乱の様相を呈する事となる。
春はシンハライトのライバルだったジュエラーも前走のローズSで良い所がなく惨敗。骨折明けの影響もあったのだろうが、それにしても負け過ぎの感で全盛期の勢いは全く感じられない。
紫苑Sを圧勝したビッシュも、とは言えオークスではシンハライト・チェッキーノにアッサリと差されていた力関係を考えるとド本命という訳にはいかない。それなら、同レースで致命的な不利を受けつつも最後は懸命に猛追したヴィブロスの方が面白いだろう。
その他、春の勢力図からアットザシーサイドや前走のローズSで2・3着に好走したクロコスミアとカイザーバルなど、どれも微妙なメンバー構成となっている。…ブラックエンブレムが勝利し1千万円もの高額配当となった2008年以来の大荒れの可能性も有り得るかも??
春はシンハライトのライバルだったジュエラーも前走のローズSで良い所がなく惨敗。骨折明けの影響もあったのだろうが、それにしても負け過ぎの感で全盛期の勢いは全く感じられない。
紫苑Sを圧勝したビッシュも、とは言えオークスではシンハライト・チェッキーノにアッサリと差されていた力関係を考えるとド本命という訳にはいかない。それなら、同レースで致命的な不利を受けつつも最後は懸命に猛追したヴィブロスの方が面白いだろう。
その他、春の勢力図からアットザシーサイドや前走のローズSで2・3着に好走したクロコスミアとカイザーバルなど、どれも微妙なメンバー構成となっている。…ブラックエンブレムが勝利し1千万円もの高額配当となった2008年以来の大荒れの可能性も有り得るかも??
まとめ
シンハライト不在でこうも本命を見つけられない状況となって、よりシンハライトの存在感というものを再確認。
個人的には牡馬相手でも十分やれる能力があったと思われ、ジェンティルドンナやブエナビスタ級の名牝となる期待もしていた。シンハリーズ産駒という事も理解はしていたが、まさかこのタイミングで故障を発生するとは…兄弟を全て管理して来た石坂調教師もさぞ頭が痛いのではないだろうか。
何はともあれ、これで馬券的な妙味が一層増した秋華賞。ここはポジティブに大万馬券獲得の為の布石と捉え、各馬の分析を更に強化して行く予定だ。そして、シンハライトには一日も早い復帰が待たれる。
個人的には牡馬相手でも十分やれる能力があったと思われ、ジェンティルドンナやブエナビスタ級の名牝となる期待もしていた。シンハリーズ産駒という事も理解はしていたが、まさかこのタイミングで故障を発生するとは…兄弟を全て管理して来た石坂調教師もさぞ頭が痛いのではないだろうか。
何はともあれ、これで馬券的な妙味が一層増した秋華賞。ここはポジティブに大万馬券獲得の為の布石と捉え、各馬の分析を更に強化して行く予定だ。そして、シンハライトには一日も早い復帰が待たれる。
母馬:シンハリーズ
母父:シングスピール
所属:石坂正(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム
通算成績:6戦5勝(4-1-0-0)
主な勝鞍:オークスなど