父は2004年の変則二冠を達成し、今現在もトップ種牡馬として活躍するキングカメハメハ、母のシーザリオは2005年の日米オークスを制した名牝。その間に生まれた超良血馬がリオンディーズだ。全兄のエピファネイアは2014年のジャパンカップを制して昨年から種牡馬入りしており、父兄を超えるためにもここからG1量産が期待される。
-2015年朝日杯FS(G1)-
1着:リオンディーズ(M.デムーロ) 2番人気
2着:エアスピネル(武豊) 1番人気
3着:シャドウアプローチ(中谷雄太) 11番人気
4着:ユウチェンジ(川田将雅) 10番人気
5着:シュウジ(岩田康誠) 3番人気
タイム:1分34秒4(良)
レース上がり3ハロン:34.4秒
勝ち馬上がり3ハロン:33.3秒
2着:エアスピネル(武豊) 1番人気
3着:シャドウアプローチ(中谷雄太) 11番人気
4着:ユウチェンジ(川田将雅) 10番人気
5着:シュウジ(岩田康誠) 3番人気
タイム:1分34秒4(良)
レース上がり3ハロン:34.4秒
勝ち馬上がり3ハロン:33.3秒
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デビュー2戦目で重賞初参戦となった昨年暮れの朝日杯FS。道中は馬群の最後方で脚を溜めると、直線では大外に持ち出して前を行く1番人気のエアスピネルをあっさりと交わして勝利。2歳ながら良血馬らしい高いポテンシャルを見せ、史上稀にみる逸材揃いのクラシックの最有力候補に躍り出た。
クラシックでは能力を活かせず惨敗
クラシック第一戦・皐月賞
クラシック第二戦・日本ダービー
折り合い難で菊は断念・・・。2000mの秋天へ
日本ダービーで5着に敗戦後、今後のローテーションが未定となっていたリオンディーズだったが、秋は古馬G1の天皇賞(秋)へ向かうことが決まった。鞍上は引き続きM.デムーロ。
当初はクラシック最終戦の菊花賞が有力だったが、春の2戦で折り合い難を露呈してしまったため、3000mの菊花賞は自滅が目に見えると判断し、一線級の古馬との戦いを選んだ模様。
現在は北海道のノーザンファームへ放牧中で、本番の前に一戦を挟むかは未定。
当初はクラシック最終戦の菊花賞が有力だったが、春の2戦で折り合い難を露呈してしまったため、3000mの菊花賞は自滅が目に見えると判断し、一線級の古馬との戦いを選んだ模様。
現在は北海道のノーザンファームへ放牧中で、本番の前に一戦を挟むかは未定。
過去に3歳で天皇賞(秋)を制した馬は1996年のバブルガムフェローと2002年のシンボリクリスエスの2頭のみ。リオンディーズが勝てば史上3頭目の快挙となる。
まとめ
春のクラシック2戦では思うような結果を残せていないリオンディーズだが、秘めたポテンシャルは世代トップであることは間違いない。あとは落ち着いてレースをしてくれれば、強豪古馬相手にも十分に通用するはず。偉大な両親と兄を超えるためにも今は夏を越して心身ともにひと回り成長してくれていることを願っている。
母:シーザリオ
母父:スペシャルウィーク
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:5戦2勝(2-1-0-2)
主な勝鞍:15年朝日杯FS(G1)