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競馬界にも爆買いブームを!!

 
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 2015年は、すでに400万人を超える中国人が来日したそうだ。
流行語大賞にノミネートされた「爆買い」だけがマスコミを賑わせているが、
彼らの目的は、買い物だけでない。
ミュージカル・音楽会などの文化活動から、ゴルフ・スキーなどのスポーツ活動まで幅広いのだ。

 15年11月15日。京都でエリザベス女王杯が行われた日。
東京競馬場には、中国人の中規模団体が訪れた。
この企画は、JRAが旅行会社とタイアップした「中国人観光客を対象とした競馬観戦ツアー」で、昨年は377名が来場したそうだ。


 一行は、競馬博物館で日本競馬の歴史を学んだり、乗馬体験などで楽しんだりした。
JRAによると、郊外の大型商業施設においてある日本の競馬文化を紹介する外国語冊子は、飛ぶようになくなってしまうのだという。

 中国では、1850年頃~1930年台後半まで、上海・天津・北京・漢口などで競馬が盛んに行われていた時代があった。
その後90年頃まで開催はなかったものの、92年に「広州賽馬会」が発足、翌年に「広州賽馬場(競馬場)」が落成している(99年に業務停止)。
 
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 また、2003年からは武漢市の商業総合施設「東方馬城」にある競馬場で、
「武漢国際競馬祭」を開催している。ただし、当たっても換金はできない。
スマートフォンや自転車が景品として渡されるだけで、これは「賭博行為」と見なされないためだ。

……というわけで、現在はギャンブル統制されている中国だが、彼らが「競馬解禁」を求めていることも事実なのだ。
実際、かつて、関東の某WINSで荒稼ぎをしていた中国人ギャンブラー集団がいた。
競馬で金儲けは、中国も日本も関係ない。みんな仲間だ。

だが、問題もあった。そのWINSで筆者も確認したが、彼らは3班に分かれる。

①指定席でパソコンを駆使し、締め切りギリギリまで予想して買い目を指示する班。
②指示されるやダッシュで馬券を買いに行く班。
③自動販売機が混んでいるとスムーズに買えないので、自販機をずっと占領している班である。

 ①②は問題ないが、③は問題だ。筆者があえてそこに買いに行くと、
自販機前に陣取った女性が「ノー、ノー」と言って、「他の自販機で買ってくれ」とジェスチャーされた。
噂によると、問題発覚後、そのWINSでは、1~2台の自販機を彼らのためにキープしたそうだ。

 中国人が日本競馬を楽しむことは、年々増え続けることは間違いない。
彼らが馬券を爆買いしてくれるのはありがたい。だが、こういうマナー違反も増えるようであれば、日本人との小競り合いも出てくるであろう。

 そうであれば、せっかくだから、「尖閣湾WINS」を造ったらどうか。

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