独自予想

 

◎リスグラシュー(牝2歳、栗東・矢作芳人厩舎)

 
リスグラシュー

リスグラシュー

父:ハーツクライ
母:リリサイド
母の父:American Post
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8月の新潟新馬戦は2着に敗れたものの、続く前々走の阪神未勝利戦では、好位追走から軽く仕掛けられただけで後続を4馬身突き放して快勝。さらに走破時計1分46秒2という2歳コースレコードをマークして大物感満載のパフォーマンスを見せた。1番人気に支持された前走のアルテミスS(G3)は、後方から徐々にポジションを上げて中団に取り付くと、最後の直線では、鞍上のゴーサインに鋭く反応し、前の馬を交わして抜け出した。デビューから3戦全てでメンバー上位の上がりを繰り出しているように瞬発力は相当のもので、2歳馬ながらレースセンスもかなり高い。今回、新コンビにリーディングトップの戸崎圭太騎手を配し来春の主役へ名乗りを上げたい。
 

◯ソウルスターリング(牝2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)

 
ソウルスターリング

ソウルスターリング

父:Frankel
母:スタセリタ
母の父:Monsun
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父は現役時代に14戦無敗&G1・10勝の輝かしい成績から”怪物”と呼ばれた歴史的名馬のフランケル。母スタセリタもアメリカとフランスのG1を6勝という16冠配合で誕生した超良血馬だ。単勝オッズ1.7倍に支持された7月の札幌新馬戦では、中団追走から最後は、アドマイヤマンバイとの競り合いを制して初陣を飾ると、前走10月のアイビーS(OP)では、中団で脚を溜めると、上がり最速33秒9の末脚で突き抜けてデビュー2連勝を飾った。今回、初の関西圏輸送と初のマイル戦ということで流れに着いていけるかがポイントとなるが、怪物の娘なら心配する必要はないだろう。ハイレベルと言われる2歳牝馬の中で主役級であることは変わりなく、ここを勝って来春の牡馬クラシックへ向かいたい。
 

危険な人気馬:ジューヌエコール(想定3番人気)

 
ソウルスターリング、リスグラシュー、ジューヌエコールの上位人気が予想される今回、あえて危険な人気馬に挙げるとすればジューヌエコールだろう。母ルミナスポイントは1000m~1200mで5勝を挙げ、兄姉たちも短距離戦で勝ち星を挙げているようにまだ距離適性に信用を置けない。前走のデイリー杯2歳(G2)を勝ったことはプラスだが、父クロフネ、鞍上バルザローナということで評価を下げる。
 

期待の伏兵馬:ディーパワンサ(想定6番人気)

 
ソウルスターリング、リスグラシューにはさすがに敵わないとしても、ジューヌエコール、レーヌミノルあたりには十分に逆転できそうなディーパワンサ。前走のデイリー杯2歳S(G2)は4着だったものの、休み明けの分反応がやや遅かった印象。それでも上がり最速をマークしており、ゴール前の伸びは良かった。叩き2戦目の今回はさらにパフォーマンスを上げてきそう。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 
     
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 大川 田中 小野寺 予想オッズ
1 ディーパワンサ 牝2 54.0 A.シュタルケ ----- × 10.1
2 ソウルスターリング 牝2 54.0 C.ルメール ----- 2.4
3 エムオービーナス 牝2 54.0 小幡初也 ----- 198.4
4 レーヌミノル 牝2 54.0 蛯名正義 ----- × 6.6
5 ポンポン 牝2 54.0 嘉藤貴行 ----- 128.4
6 ショーウェイ 牝2 54.0 松若風馬 ----- 94.6
7 ブラックオニキス 牝2 54.0 城戸義政 ----- 65.2
8 サトノアリシア 牝2 54.0 池添謙一 ----- × 37.2
9 ジャストザマリン 牝2 54.0 四位洋文 ----- × 102.0
10 クインズサリナ牝2 54.0 V.シュミノー ----- 76.8
11 ジューヌエコール 牝2 54.0 M.バルザローナ ----- 5.0
12 アリンナ 牝2 54.0 田辺裕信 ----- × 36.3
13 ゴールドケープ 牝2 54.0 丸山元気 ----- 117.5
14 スズカゼ 牝2 54.0 松田大作 ----- 135.9
15 フェルトベルク 牝2 54.0 川島信二 ----- 218.4
16 シグルーン 牝2 54.0 藤岡康太 ----- 56.2
17 ヴゼットジョリー 牝2 54.0 和田竜二 ----- × 11.7
18 リスグラシュー 牝2 54.0 戸崎圭太 ----- 2.9


 

編集部内の見解

 
本命はリスグラシュー。あれは器の馬ですよ。対抗はソウルスターリング。こちらは忙しいレースになる想定で取りこぼしそうなまだ絶対的な信用がおけないがそれでも自分のPOG馬だし対抗に。単穴、狙いはディーパワンサ。前走最後届かなかったが脚は確かなのが確認出来たのでここで結果を出してくれるはず。ジューヌエコールも安定感はあるが上位2頭を崩せる印象がないので紐まで。楽しみなレースです。(大川)
 
ソウルスターリングとリスグラシューは甲乙付け難がったが、枠順を見て前者に自信の◎。連勝中ですらまだパフォーマンスは全開でなく、レースぶりの安定感も含めてここはルメールがきっちりと仕事をする筈。逆に後者は実力十分だが大外枠で戸崎の乗り替わりに加えて、ハーツクライ産駒の2歳チャンピオンというのがイメージに合わないので◯に。格は1枚落ちるものの、やはり無傷の3連勝は伊達ではないので▲にジューヌエコールを推す。後は共に不安要素はあるものの重賞馬だけにレーヌミノルとヴゼットジョリーは△にしつつ、前走のデイリー杯で最後の末脚が際立っていたディーパワンサに逆転の余地を感じる。阪神の坂で更に追い込みが効くと見た。そして、新馬戦でカデナを完封しているシグルーンに警戒したい。(田中)
 
本命はリスグラシュー。前走のアルテミスSのパフォーマンスで本物と確信。阪神コースの経験もあるし、完成度の高さではソウルスターリングよりも上だと思っている。大外に入ったが、内で無駄にごちゃつくよりは良いはず。対抗はソウルスターリング。リスグラシューと共に一枚抜けている感じだが、マイルよりは中距離でこそのタイプだと思うので2番手評価。単穴はディーパワンサ。ディープインパクト産駒が不在の今年は、その血を引いているのが、この馬とジャストザマリン、スズカゼのディープブリランテ産駒3頭のみ。前走は休み明けで反応に時間がかかったが、叩き2戦目で変わってくると信じて指名。(小野寺)

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