昨年2着の雪辱果たすレコードV

 

2016年武蔵野S(GⅢ)

タイム:1分33秒8(重・レコード)
レース上がり3ハロン:35秒5
勝ち馬上がり3ハロン:35秒5
 
タガノトネール(セ6歳)

タガノトネール(セ6歳)

父:ケイムホーム
母:タガノレヴェントン
母の父:キングカメハメハ
調教師:鮫島一歩(栗東)
通算成績:38戦8勝
主な勝鞍:'15サマーチャンピオン・'16武蔵野S
via google imghp
 
ドリームキラリが先手を主張しハナを切る展開の中、タガノトネールは好位2番手を追走。ノボバカラは3番手、モーニンも前目からの競馬、ゴールドドリームは中団にポジションを取る。

4コーナーでタガノトネールがドリームキラリに並びかけると、直線入口で先頭に立つ。ここから後続との差を一気に突き離しにかかる。後ろからカフジテイク、ゴールドドリームらが迫ってくるが、1番人気モーニンは馬群に沈んでいく。残り200mの所でタガノトネールは後続との差を3馬身以上広げ、セーフティリードを保ったままゴール。
 
勝ったタガノトネールは、昨年のサマーチャンピオン(佐賀)で重賞初制覇を遂げると、続くマイルCS南部杯、武蔵野Sで2着に入り、以降はダート1400m~1600mで活躍。昨年の同レースでは、ノンコノユメの末脚に屈したが、今年は後続を寄せ付けないコースレコードタイムで、見事に雪辱を果たした。
 

レース結果を振り返ってのベスト予想

 
◎ゴールドドリーム
◯モーニン
△カフジテイク
△キングズガード
×ノボバカラ
×ソルティコメント
×タガノトネール
 
本命は、3歳世代屈指のダート巧者ゴールドドリーム。前週のみやこSで、同世代のグレンツェントが古馬相手に2着と善戦していることから本馬も十分に勝ち負けできる。対抗は、斤量59kgが不安も地力・実績トップのモーニン。単穴は無しで、連下に末脚光るカフジテイクとキングズガードの2頭。あとは、地力高いが距離微妙のノボバカラ、目下3連勝で重賞初参戦のソルティコメント、昨年の同レース2着馬タガノトネールまで押さえれば完璧な予想と言える。
 

全着順

 
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 単勝オッズ
1 11 タガノトネール 56.0 田辺 106.3 1:33.8(重・レコード) × 36.6
2 8 ゴールドドリーム 56.0 デムーロ 105.7 1.1/4 3.4
3 3 カフジテイク 56.0 津村 100.0 1.1/2 13.7
4 13 キングズガード 56.0 横山典 105.5 1 8.9
5 10 ドリームキラリ 56.0 100.0 1.1/2 58.6
6 15 ジェベルムーサ 56.0 柴山 102.3 クビ 132.3
7 9 モーニン 59.0 戸崎 106.2 1/2 2.5
8 2 ロンドンタウン 55.0 松岡 100.0 ハナ 67.9
9 7 ノボバカラ 57.0 ムーア 104.5 ハナ 6.5
10 12 ソルティコメント 56.0 内田博 97.0 1.1/4 11.5
11 6 ブライトライン 56.0 石橋脩 100.7 ハナ 99.3
12 4 ブラゾンドゥリス 56.0 石川 97.0 1/2 57.6
13 5 メイショウスミトモ 56.0 和田 97.0 1/2 28.8
14 16 ディーズプラネット 53.0 勝浦 94.0 1.1/4 96.0
15 14 スズカセクレターボ 56.0 北村宏 90.0 3 546.8
16 1 ワイドバッハ 56.0 蛯名 100.1 クビ 196.4


 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ③⑦⑧⑨⑫⑬ 計15点 不的中
単勝 11 3,660円 枠連 4-6 760円
複勝 11 590円 ワイド 8-11 1,450円
8 160円 3-11 5,490円
3 390円 3-8 990円
馬連 8-11 4,490円 馬単 11→8 16,950円
三連複 3-8-11 19,410円 三連単 11→8→3 157,320円


 

編集部内の回顧

 
地力はあるのはわかってたが直近の成績から全く検討してなかったタガノトネールに逃げ切られたので個人的には、まず当たらない。しかも単騎逃げも想定外だったのでこれはしょうがないなと。ただ、ゴールドドリーム本命はベストだったとおもう。カフジテイクは出遅れ続けるかもだけどおもったより強いのが確定した。やっぱりダートは条件連勝してきても重賞とはレベル差あるのを再確認。(大川)
 
モーニンの敗因がイマイチ掴めないが59kg含めて不安視したのは正解だった。が、本命をキングズガードにしてしまった時点で馬券的には獲り様が無い。先週のグレンツェントと言い、今年のダート3歳世代は能力が高い。軸はゴールドドリームにして、当日の馬場を鑑みた時に前へ行く有力馬を抑えると言った感覚で的中した人が多かったのではないだろうか。やはり、競馬は当日の直前で買うのが1番。(田中)
 
モーニンは59kgでも勝ち負けと思ったが、やはり酷だったかなと。ゴールドドリームは古馬と当たっても十分に戦えることがわかった。タガノトネールは一応押さえてはいたが、まさか勝つとは思わなかった。鞍上田辺に替わった時点で嫌な予感はしたが。ノボバカラは短距離のほうが向いているし、カフジテイクとキングズガードは地力が高く、今後もっと楽しみになる。(小野寺)

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