パカパカファームとは??
アイルランド人のスウィーニー氏が経営する異色の牧場だ。
牧場名の由来は、日本の海外飲食店の出店時のネーミングを参考に「一度聞いたら忘れられない名前を」との事で名付けられた。開設当初は、外国人だからという事もあり様々な部分で障害があったが、妻と共にたくさんの壁を乗り越えて数々の活躍馬を輩出する名門の牧場まで成長を遂げる。
牧場名の由来は、日本の海外飲食店の出店時のネーミングを参考に「一度聞いたら忘れられない名前を」との事で名付けられた。開設当初は、外国人だからという事もあり様々な部分で障害があったが、妻と共にたくさんの壁を乗り越えて数々の活躍馬を輩出する名門の牧場まで成長を遂げる。
その独特の経営手腕には定評があり、中小企業ながら短期間で北海道の馬産地内でも自らのブランディングに成功している。日本競馬界の「異端児」とも呼ばれ、今回の新規クラブ法人を立ち上げた理由は色々な憶測が予想される。
今年の1歳馬から募集開始
頭数は少ないものの精鋭揃いでの募集が予想される。とは言え、社台系のクラブと違い価格帯は現実的なものに落ち着くであろう。一口馬主を検討している人にとっては千載一遇の機会かも知れない。今後、上位を席巻する社台グループの中に割り込んでいけるかが見ものである。
徹底的な管理システム
パカパカファームが現在の地位を築けたのはその徹底されたシステムと言われている。…ひと言で表すと、とにかく管理が細かい。
仔馬の管理に関しては極めて緻密なデータを取る。各場の馬体重は週一の計測で増減を計ってはエサの種類や量を調整。“削蹄”と言う蹄を削る作業も毎週削蹄師に来てもらい微調整を行いながら歩様の確認などを決して怠らない。
馬は繊細な生き物で、気候や天候、放牧地によっても蹄の状態は刻一刻と変化して行く。人間と同じく、歩き方ひとつでその馬の成長や筋肉の付き方にも影響を与えるとの考え方から、特にその部分については他の牧場のチェックの比にならないのである。
仔馬の管理に関しては極めて緻密なデータを取る。各場の馬体重は週一の計測で増減を計ってはエサの種類や量を調整。“削蹄”と言う蹄を削る作業も毎週削蹄師に来てもらい微調整を行いながら歩様の確認などを決して怠らない。
馬は繊細な生き物で、気候や天候、放牧地によっても蹄の状態は刻一刻と変化して行く。人間と同じく、歩き方ひとつでその馬の成長や筋肉の付き方にも影響を与えるとの考え方から、特にその部分については他の牧場のチェックの比にならないのである。
まとめ
正直、クラブ法人の世界含めて日本の競馬業界全体が社台グループで回っていると言っても過言ではない。先週のオークスでも4着馬までが系列のノーザンファーム生産だったという事が何よりの証拠=日本競馬自体が「社台の運動会」となっているのである。
スウィーニー氏がそこに風穴をブチ開けようとしているかどうかは分からないが、それでもどんな世界にしたって新しい流れが入り込む事は間違いなくプラスに働く。今回の、パカパカファームの動きは北海道の馬産地のみならず、日本全体…いや、世界的に見ても非常に大きな前身の一歩ではないだろうか。
スウィーニー氏がそこに風穴をブチ開けようとしているかどうかは分からないが、それでもどんな世界にしたって新しい流れが入り込む事は間違いなくプラスに働く。今回の、パカパカファームの動きは北海道の馬産地のみならず、日本全体…いや、世界的に見ても非常に大きな前身の一歩ではないだろうか。
出身:アイルランド
パカパカファームの代表兼牧場長。
元々は獣医師として世界各地の牧場で勤務していた。1990年当時、大樹ファームのゼネラルマネージャーだったジョン・マルドゥーン氏の招待を受けて来日を果たす。そして、場長となりその後は複数の牧場を回る内に「日本で競走馬の生産がしたい」との想いでパカパカファームを設立するに至る。