北村宏司騎手

北村宏司騎手

生年:1980年7月24日(36歳)
出身:長野県須坂市
所属:美浦

通算勝利:12670戦1178勝(2016年8月現在・JRAのみ)
GⅠ勝利:ヴィクトリアマイル(2006年・ダンスインザムード)、天皇賞秋(2014年・スピルバーグ)、菊花賞(2015年・キタサンブラック)
 
1999年にデビューして以来、長きに渡ってリーディングの上位に名を連ねるベテランジョッキー。

派手さはないものの、堅実な騎乗と真面目な性格から競馬関係者の評価は高い。騎乗依頼も常に絶えず、2014年には幸騎手に続いて史上2人目となるJRA年間1000鞍騎乗を達成している。

通算勝利数も1000勝を超え、競馬ファンの誰もが認めるいぶし銀の名バイプレーヤーである。
 

久々の実戦復帰!!

 
調教でも順調に騎乗をこなしている北村宏司騎手

調教でも順調に騎乗をこなしている北村宏司騎手

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昨年の12月に左膝を痛めて暫く騎乗を控えていたが、春に一度復帰した北村騎手。しかし、その騎乗後に幹部の軟骨が遊離している事が判明し、手術の為に再び休養に入っていた。具合が良くなって来た6月末から調教での騎乗を始め、無理をせず慎重に状態をチェックしながら復帰に向けて進めて来た後、今週末待望の実戦騎乗を果たす。

休養中にお手馬のキタサンブラックが武豊騎手に乗り代わって2個目のGⅠを勝利するなど、きっと歯痒い想いをしていたに違いない。今週は4~5鞍を目処にしているが、徐々にピッチを上げて行き秋の大舞台で活躍する事を本人が一番望んでいるだろう。
 

サブちゃんに初GⅠをプレゼント

 

2015年10月25日 菊花賞 芝3000m 良

1着:キタサンブラック(北村)
2着:リアルスティール(福永)
3着:リアファル(ルメール)

レースタイム:3.03.9
レース上がり3ハロン:35.4
勝ち馬上がり1ハロン:35.0
 
口取り式の際、大喜びで抱き合う北島三郎氏&北村宏司騎手

口取り式の際、大喜びで抱き合う北島三郎氏&北村宏司騎手

1968年に馬主デビューを果たして以来、苦節47年目にして初のGⅠタイトルを手にした北島三郎氏。

これまでに計174頭を所有し重賞は合計で4つ勝っていたものの、念願のGⅠはなかなか勝ち取れなかった。芸能界とは勝手が違い馬主人生は順風満帆とは行かず、それだけにこの時の喜びが何物にも代えがたい感情があったのではないだろうか。

そういう意味では、北島三郎氏にとって北村宏司騎手は恩人なのである。
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昨年の菊花賞で北島三郎氏へその長い馬主人生において初のGⅠ勝利をプレゼントした北村宏司&キタサンブラック。ニュースでもかなりのトピックとなったので、その時の映像で北村騎手の名を聞いた人も少なくないのでは。

話題性が先行し過ぎる余りにレース自体をフィーチャーされていないのだが、正直言ってこれは北村宏司騎手の手腕による勝利である。2・3着の上位人気2頭に勝つとするなら“これしかない!!”という騎乗で1着入線。その見事な手綱捌きをレース後のインタビューと合わせてご覧頂きたい。
 

日曜9R・五頭連峰特別のサトノプレジデントなどに騎乗予定

 
サトノプレジデント セ7

サトノプレジデント セ7

父馬:シンボリクリスエス
母馬:ダンスインザムード
母父:サンデーサイレンス
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:里見治
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注目のレースは上記サトノプレジデント号。

本馬の母が北村宏司騎手に初GⅠタイトルを勝たせてくれたダンスインザムードという縁のある血統馬。しかも、こちらも昨年の9月以来の復帰戦という事で非常に興味深い1戦となりそうだ。仮にここでいきなり勝つ様だと、ヤフーニュースなどで記事になっても良い程の感動的な話なので大いに取り上げて頂きたいw
 

まとめ

 
筆者が一番気になっているのは、秋のキタサンブラックの鞍上について。

元は北村宏司騎手が手塩にかけて育てて来ただけに、普通なら戻って然るべきとは思うのだが…相手が武豊騎手なだけに難しい所か。しかい、そこはオーナーの北島三郎氏には侠気を見せてもらいたい。

現在、キタサンブラックのローテーションは京都大賞典→ジャパンカップと発表されているのだが、先ずは京都大賞典の馬柱をいの一番にチェックしてみたい。何はともあれ、復帰後は無事に怪我なく騎乗を続けて頂きたいと思います。

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